インドネシア‐シンガポール共同事業 バタム島のフロート式太陽光発電所、2024年着工
インドネシアとシンガポールは来年、インドネシア領バタム島にてフロート式ソーラーファーム(太陽光発電所)の共同建設を開始し、海底ケーブルにてシンガポールに送電される約2ギガワットの電力生産を目指す。計画が予定通りに進めば、バタム島は大規模な発電を行う大型の商用太陽光発電所を持つインドネシア最初のロケーションとなる。
インドネシアには現在、わずかな数の太陽光発電所しかなく、各施設の発電容量は50メガワット未満。約150メガワットの発電容量を備えた西ジャワ州の太陽光発電所が今年10月にようやく稼働し始める見込みだという。
アナリストらは、この共同事業が、天然ガスから再生可能エネルギー源への切り替えを目指すシンガポールおよび、外国からの投資によって豊富な天然資源と地理的優位性を活かすことができるインドネシアの両方にとって互恵的な試みだとしている。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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