7月22日【The Music Festival: Where Music Takes Over】に出演決定!SAMURAI ギタリストMIYAVI、SingaLife独占インタビューの全編をご紹介!

MIYAVIさんは、シンガポールで7月15日から8月2日まで開催される『The Music Festival: Where Music Takes Over』に参加されます。

7月22日にマリーナベイ サンズでコンサートを開催。これは9月から始まる『Return of the Samurai Guitarist: 20th & Beyond Tour 2023』の一環で、このツアーでは東京、大阪を皮切りに、ポーランドのワルシャワをはじめヨーロッパで9日間、その後中国 北京を始め5都市をまわるワールドツアーです。

それに先立ち、現在ロサンゼルスに滞在中のMIYAVIさんが、SingaLifeの単独インタビューに応じてくださいました。普段聞けないMIYAVIさんの本音をお伝えします!


MIYAVIさんからみたシンガポール

出典:MIYAVI

2018年にMIYAVI “DAY 2 “ワールドツアー2018 in シンガポールで、シンガポールを訪れて以来2度目。その時、シンガポールのオーディエンスの熱さを感じたと言います。

「何よりオーディエンスの音楽、日本のカルチャーに対するリスペクトを感じました。日本語で歌ったり、歌詞の意味を理解しているのにも驚いた。

そしてシンガポールという国自体もいろんな言語が飛び交う国であり、僕もキッズの語学教育をしていますが、バイリンガルですら大変なのに英語、中国語、現地語(福建語やマレー語など)、そして日本語など多くの言語を理解し、言語のスタンダードが高い。

もちろん経済面でも世界有数であり、そのパワーを感じました」


『The Music Festival: Where Music Takes Over』に出演するきっかけ

出典:MIYAVI 

今回シンガポールでの出演を決めた経緯を伺いました。

「以前マリーナベイ サンズにも行き、シンガポールのアイコン・エンターテイメントの中心で、ホスピタリティの面でもトップクラスのマリーナベイ サンズからのオファーとあり、うれしかったです。」

今回の音楽フェスはJ BalvinやTHE 1975、The Strokesなどのすばらしいアーティストも参加するイベント。エンタメを盛り上げるために日本のアーティストとしても参加したいと思い、同時期のアメリカでのオファーを辞して、シンガポールを選んだそうです。


『The Music Festival: Where Music Takes Over』への意気込み

今回何曲くらい披露する予定ですかと伺うと

「20曲くらいかな。フェスティバルだけど、22日はMIYAVI Day。コロナでライブができなかったので、今回は楽しみにしています。

ライブミュージックは、同じ音楽を同じ時間で共有できる場所。人が集まって同じことをやるというのは文化の大切なファクターでもあります。

音楽で何かを伝えるのは、ミュージシャンとしての僕のミッション。来てくれる人にパワーを与え、終わった後も音楽のパワーを感じて帰ってほしい。僕自身もオーディエンスからパワーをもらいます」


世界中を飛び回りライブを実施

出典:MIYAVI 

7月7日にはサンパウロでAsia Star Festivalに参加。

「ブラジルは2020年以来で感慨がありました。時差もあるけれど、ステージに立ってパワー全開。オーディエンスも叫んだり、歌ったり踊ったり。この感じは学校や職場ではできないものであり、ライブミュージックの醍醐味です。

そしてそれがライブミュージックが(人間にとって)必要とされる理由かも。彼らは音楽がなくても踊り、楽曲も知らなくてもビートがなったら踊り出す、音楽を楽しんでいます」


日本人アーティストとして海外で活躍するためには

出典:MIYAVI 

サムライギタリストの異名を持ち、海外でも愛されるMIYAVIさん。愛される理由について伺うと

「まずは英語を勉強しました。そして日本のアーティストとして海外に積極的にでる。それも大事な要素だと思います。(自身の)音楽性も含め、日本のマーケットだけでなく、日本のエッセンスを残しつつグローバルマーケットを見ています。日本の音楽としてでなく、音楽として聞いてもらっている。

SNSなども英語で、そして現在勉強中の中国語も混ぜて発信したり。海外のファンともコミュニケーションを取っています。今の時代、自分の声はどこにでも届く、それは嬉しいことです。SNSでも世界と繋がることができますし。」

そんな活動を後押しするのは、やはりMIYAVIさんの英語力にも大きな比重があると思います。英語の勉強について伺うと

「まだ大変。今でも大変。ようやく話して笑いを取れるようになった」

とMIYAVIさん。でも学ぶことに終わりはないと言います。いきなりハリウッド映画、「Unbroken 邦題:不屈の男 アンブロークン」(2014年公開 アンジェリーナ・ジョリー監督作品)に出た時は英語はまだまだ。確認しながら撮影したそうです。特に主演の俳優ジャック・オコンネルがイギリス訛りであったこともあり、通訳の方も聞き取れない時もあったとか。

その他にもパリのランウェイを歩いたり、実践的な英語のコミュニケーションをやりながら、リアルタイムで磨いたそうです。

ミュージシャンでもある、MIYAVIさんは耳がいいのでしょうかと問うと

「伝えたいという姿勢が大事かも。日本からシンガポールに来てコミュニケーションを取ろうとする場合、発音、イントネーションはあまり重要ではないかもしれない。そこを意識しすぎない。

例えばCNN、BBCでも訛っている人もいるし。アクセントも個性。何を伝えたいか、です。例えば歌にしてもうまく歌うことも大事だけど、うまくなくても伝わる。伝える時の姿勢が大事」


多方面で活躍するMIYAVIさん

出典:MIYAVI 

ミュージシャンや俳優でもあり、なんと国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)親善大使でもあるMIYAVIさん。ですが、やはり自身の根幹はミュージシャン、ギタリストだと言います。

「親善大使としてケニア、コロンビア、バングラデシュ、昨年はセルビアなどにも行き、6月20日にはレバノンへ行きました。

こうして世界とつなげてくれたのはやはり音楽があったから。音楽に感謝しています。レバノンへは7〜8年前にも行ったんですが、子どもたちや難民の方の前で音楽を演奏すると音楽は言葉の壁を超えることを実感します。」

まさにユニバーサルランゲージ。そして時には、彼らが演奏してくれたりもするんですが、涙が出そうになる時があります。音楽のすばらしさを感じるそうです。きっと彼らもMIYAVIさんの音楽を聴いた後、顔が変わるのではないでしょうか。MIYAVIさんは、音楽を聴いてポジティブになってほしいという思いで演奏します。

そして音楽以外に俳優、親善大使としての仕事でもインスパイアされると言います。そしてそれが音楽にも還元されるとも。

「全部やるのが正しい訳ではないけど、表現することはアーティストとしての使命だと思います」、とMIYAVIさん。

忙しい中でも華麗に全てをこなすMIYAVIさんは、ワーカーホリックですかと聞くと

「何を持って忙しいというのか、だと思います。例えば今日のインタビュー。これは仕事だけど、楽しむことができれば友達とカフェで楽しんでいるのと同じ(願わくば楽しんでいて欲しい…)。そうなると仕事ではないと言えるかも。

また体が元気でも脳が疲れる時も、目だけが疲れる時もありますよね。僕は長時間休んだり、寝る必要はないと思っていて、どこを休ませるのかが大事だと思います。例えば家族、子どもと遊ぶ。家族と行っても公園だと体は疲れますが心は安らぐ。そういうこともありますし。

スケジュールも5〜10分間隔で細かく考えるし。そういう意味ではワーカーホリックかもしれません。

ツアーで疲れても1時間あれば観光できるし、美味しいものも食べられる。何もなく観光だけで行く、というのは逆に苦手。仕事で行ってかつ楽しめるというのは効率がいいですね。バケーションでも仕事について考えたりもするし。」

仕事、プライベートと線引きをするのでなく、心と体と必要なことを水の流れに乗るように華麗にこなす、それがMIYAVIさんなんだろうという気がします。


気になるMIYAVIさんの「美の秘訣」とは

そしてMIYAVIさんの圧倒的な美貌についても伺いました。すると美の秘訣が透けて見えてきました。

「好きなことをする、というのが大きい。心と体が喜ぶことをやる。生きてく中でどう生きるかどう生きたいか、どう生きるべきか?現代社会、いろいろな制約がありますが、仕事でも仕事でなくても楽しんでいたい」

そのポジティブさが衰えない容貌にも現れるんですね。


7月22日はMIYAVIさんに会えるチャンス!

忙しい中でも心が喜ぶ方を選択し生きる、そしてきちんと向き合う。日々流されるのでなく、自分で流れをコントロールしてゴールを目指す、しかも圧倒的なカリスマとギタリストとしてのテクニック、そして人から愛される温かい人柄。人を助けたいという思い。まさにパーフェクトヒューマン、MIYAVIさん。

実際にコンサートへ行き、MIYAVIパワーを感じてください。マリーナベイ サンズがMIYAVIパワーでパワースポットになるのは、7月22日です!

<MIYAVIさんからSingaLife読者の皆様へメッセージ>

「SingaLifeをご覧の皆さん、7月22日シンガポールへ行きます。日本人としてマリーナベイサンズという、すばらしいエンターテイメントとホスピタリティの場所でロックできることをすごく光栄に思ってますし、本当にコロナを乗り越えて、一緒に音楽を楽しめることを心待ちにしています。全力でたくさん音楽をプレイするのでみなさん楽しみにしてください。MIYAVIでした。」

MIYAVIさんからのメッセージ動画はこちらから

MIYAVI
ギタリスト、作曲家、俳優、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)大使。

ピックではなく、スラップスタイルという指でギターを弾く姿からSamuraiギタリストと呼ばれる。合計13枚のスタジオ・アルバムをリリースし、8度のワールド・ツアーで30か国以上で演奏してきた。
2021年9月15日に最新アルバム「Imaginary」をリリース。
2023年9月からは『Return of the Samurai Guitarist: 20th & Beyond Tour 2023』がスタート。

また、2014年にアンジェリーナ・ジョリー監督の映画『Unbroken』でハリウッド俳優としてデビュー。
『Kong: Skull Island』や『Stray』、現在Netflixで公開中の『ヘルドッグス』にも出演。



≪MIYAVI LIVE IN SINGAPORE 2023≫

出典:Marina Bay Sands

日時:2023年7月22日 20:30〜
場所:Marina Bay Sands
Sands Expo and Convention Centre, Exhibition Hall D, Level B2

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。


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この記事を書いた人

林じゅん子

長崎県出身。バブル期の東京で浮かれて過ごし、そのままシンガポールへ。気がつけば20数年!香港映画がきっかけでアジア芸能にはまり、シンガポール初日本人芸能記者(自称)に。ラジオ、雑誌ともに芸能一筋、出会った芸能人は数知れず。 現在はエンタメ以外の3大好物、イケメン、おいしいもの、アニマルネタ目を光らせる。期間限定&新製品にも目がない、ローカルどっぷりジャパニーズ

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