【2025年版】シンガポールのF1レースの観戦ガイドを一挙ご紹介!

2025年10月3日(金)から5日(日)に開催されるF1シンガポールグランプリ!ライトアップされたマリーナベイの特設サーキットで、迫力満点のナイトレースが繰り広げられます。

豪華アーティストによるライブや、観戦エリア別のガイド、注目選手、チケット情報など、初心者でも楽しめる見どころをたっぷりご紹介します!

そもそもF1グランプリって何?

F1とは、世界最高峰のモータースポーツの頂点に君臨するレース競技です。F1の「F」は”Formula(フォーミュラー)”の略で、数学の”公式”と言う意味にあたります。公式のように決められた寸法、排気量など厳格な規格があり、その規定に適合した車だけが出場できるレースとなります。

F1グランプリの基本情報と魅力について

野球やサッカーなどのように、F3→F2→F1という競技ピラミッドがあり、その頂点が【F1】です。F2までのレースで優秀な成績を収めた選手だけに与えられる”スーパーライセンス”を持つF1レーサーが、最先端の科学技術を結集した高性能レーシングカーで繰り広げる華麗なレース。

スピードだけでなく、選手のドライビングスキル、高速の恐怖に打ち勝つ精神力と判断力。そしてチームワークや戦略も鍵となるF1は、まさに手に汗にぎる至高のスポーツです。

グランプリとは、F1の1年間のシーズンを通して異なる国や地域で順番に開催される各レースのこと。各グランプリの結果/成績などでポイントが加算され、シーズン終了時に最も多くポイントを獲得したドライバーがその年のドライバーズチャンピオンとなり、同様に最も多くポイントを獲得したチームがコンストラクターズチャンピオンとして輝きます。

今年も引き続き、年間24レース、開催される予定になっています。ますます熱気を帯びるF1への注目の高さが伺えるなか、シンガポールでは間近にその火花散る圧巻のレースを観戦できるという素晴らしいロケーション。これはもう現地で観るしかないでしょう!

出典:Singapore GP


シンガポールグランプリは、シーズン中の重要な一戦となり、華やかなナイトレースであるシンガポール会場でしか味わえない観戦の醍醐味があります!

出典:Singapore GP

高温多湿でときにはスタート直前に雨にみまわれるなど路面コンディションへの対応がむずかしく、普段は一般車両が走る市街地ということでコースの狭さや揺れが生じやすいバンピーな路面も相まって、シンガポールグランプリはドライバーにとっては非常に過酷なコース。それをどう攻略していくのか、各チームの戦略や駆け引きも見どころのひとつです!

総距離4.94 kmの市街地ナイトレースは、高湿度とブレーキ負荷が選手にとって大きなチャレンジ。ドキドキとワクワクが止まりませんね!

出典:Singapore GP

なんといってもシンガポールグランプリのお楽しみは、レース期間中に行われる有名アーティストによるライブ競演です!F1観戦チケットを持っていれば誰でもライブを間近で楽しめるという大変うれしいシステムです。

ただし一部のコンサートは対象クラスのチケット保持者のみしか鑑賞できず、コンサートとしてのチケットや指定席もありませんので、お目当のアーティストがいる場合は、開催ステージの場所と時間を確認して早めに向かいましょう。

出典:Singapore GP

今年のパダンメインステージには、世界中から34組のアーティストがシンガポールに大集結します!特に今回は、韓国の超人気グループBIG BANGのG-DRAGONがF1の舞台に来星します!!圧倒的なカリスマ性と音楽、ファッションの才能を持ち合わせたビッグアーティストの出演に、各国のファンがどよめいていることでしょう。

同日には、元2NE1のCLも出演が決定し、ラップ、ボーカル、ダンスとその多彩な魅力で世界的のファンを惹きつけてきた彼女のパフォーマンスがステージで観れるとあって、K-POPファンにとっても貴重な一日になるはずです。

そして最終日の舞台を飾るのはエルトン・ジョン。伝説的ロックバンドのフー・ファイターズ(Foo Fighters)やクラウデッド・ハウス、スマッシング・パンプキンズ、日本からはBABYMETAL、東京グルーヴ女子などが出演を予定しており、世界中のファンを魅了するステージが期待されています。

出典:Singapore GP

2025年のアーティストのラインアップ。2ステージ構成となっていて、出演アーティスト数も前年よりパワーアップです!出演情報は、アップデートがあり次第、こちらのサイトにてご紹介されます。ぜひチェックしてみてください!

ライブ&エンターテイメント詳細

🔷ステージ情報

 日程主なアーティストステージエリアゾーン
2025年10月3日 (金)G-DRAGON、CL(2NE1)Padangステージゾーン4
2025年10月4日 (土)Foo Fighters、Alan WalkerPadangステージゾーン4
2025年10月4日 (土)Crowded House、Wharfステージゾーン1
2025年10月5日 (日)The Smashing PumpkinsWharfステージゾーン1
2025年10月5日 (日)Elton JohnPadangステージの大とりゾーン4

パダンステージ (Padang Stage)はメインステージであり、ゾーン4に位置しています。通常、F1のメインレース後に行われる大規模なヘッドライナーコンサートがここで開催されます。パダンステージはターン9とターン10の間にあり、シンガポールの象徴的なスカイラインを背景にパフォーマンスが楽しめます。シティホール駅やラッフルズプレイス駅が最寄りの駅です。

ワーフステージ (Wharf Stage)は、ゾーン1に位置するステージです。ゾーン1はピットや直線コースが集中するエリアで、レースの迫力を間近で感じられます。最寄駅は、ニーコル ハイウェイ駅です。

その他にも、ゾーン4にはパダンステージの他に、ダウンタウンステージ (Downtown Stage)、ガレージ (Garage)、エスプラネードのDBSファウンデーション アウトドア シアター (DBS Foundation Outdoor Theatre at Esplanade) といった小規模なステージもあります。

🔷その他のオフ トラックイベント

シンガポールグランプリ期間中、カンポン グラム(Kampong Gelam)の文化遺産地区は、食、パフォーマンス、映画、スポーツなどさまざまな催し物で賑わいます。

ザ グラム サーキット フェスティバルでは、シミュレーター体験が可能です。このフェスティバルでは、F1シンガポールグランプリのコースをリアルに再現したF1レーシングカーシミュレーターが設置されていて、マリーナ ベイ サンズやシンガポール フライヤーを背景に、F1ドライバー気分を体験できます。他にも家族向けの楽しいアクティビティが用意されています。

また、Amber Loungeで行われるレース後の祝賀会も有名です。23:00から翌朝5:00まで行われるこのパーティーは、F1ドライバー本人からチームメンバー、スポンサー、セレブリティゲストまで、F1界のエリートたちが集まるお気に入りの打ち上げスポットです。

世界的に有名なDJがヘッドライナーを務め、祝賀会中はシャンパンがフリーフローで提供されます。まさに究極のシンガポールグランプリパーティーです!
▶Amber Loungeのパスやテーブル予約、VIPアップグレードはこちらから。

2025年の開催日程は?

今年のF1シンガポールグランプリの開催日程は、10月3日(金)から10月5日(日)まで。1日目がフリー走行。2日目はフリー走行と予選が行われます。そして本丸、決勝戦は3日目最終日の10月5日(日)となります。

ちなみにフリー走行とは、フリープラクティスともいい「FP(Free Practice)」と表記されます。単なる走行練習ではなく、実際のコースを走行しコースのコンディションなどを把握したり、レーシングカーにとって大事な空力テスト(気流圧でマシンを路面に押さえつける力)などを確認し、マシンを微調整したりチームで戦略を立てたりする非常に大切な走行です。

FP1はマシンの再セッティング用テスト走行、FP2は予選や決勝への調整などが主な目的となる傾向があり、路面の状況に応じてマシンを最適化すべく超優秀なチームエンジニア達が大活躍する場面となります。

予選は決勝のスタートポジションが決まる大事なレース。特にシンガポールコースは、直線が短くオーバーテイクがしづらいため、決勝のスタートポジションが非常に重要となります!こちらも絶対に見逃せませんね!

大会のタイムスケジュール

大会のタイムスケジュールは以下の通りです。

 日程シンガポール日本時間
FP1開始日時2025年10月3日 (金)17:3018:30
FP2開始日時2025年10月3日 (金)21:0022:00
FP3開始日時2025年10月4日 (土)17:3018:30
予選開始日時2025年10月4日 (土)21:0022:00
決勝開始日時2025年10月5日 (日)20:0021:00

 

開催場所・アクセス

開催場所は、マリーナベイ市街地コース(Marina Bay Street Circuit)と呼ばれるマリーナ ベイ地区で、ナショナル ギャラリー、マーライオンパーク、マリーナスクエア、シンガポールフライヤーなどを囲むシンガポール中心地の湾岸地域です。VIPゾーンのPADDOCK CLUBゾーンもあります。

詳しくは、サーキットパークマップをご覧ください。

出典:Singapore GP

会場は主に4つのゾーンに分かれており、全部で9か所の入場受付ゲートがあります。各チケットの種類によって入場できるエリアが限定される場合もあるのでご注意ください。(詳しくは、公式HPをご確認ください)

会場の周辺道路は、迂回や通行止めなどがあるため電車のご利用を推奨します。

ゾーン1(地図上:黄色)はGate1。
パドックを囲むエリアとなり、最寄りの駅はCircle LineのNicoll Highway駅(出口B)となります。
 
ゾーン2(地図上:紫色)はGate2とGate8。
シンガポールフライヤーが位置するエリアとなり、Gate2最寄りの駅はCircle LineのDowntown Line Promenade駅(出口C)。
Gate8最寄り駅はCircle LineのBayfront駅 (出口F)となります。
 
ゾーン3(地図上:赤色)に近いのは、Gate7とGate8。
Gate7最寄り駅はCircle LineのEsplanade駅 (出口F)。
Gate8はCircle LineのBayfront駅 (出口F)となります。
 
ゾーン4(地図上:緑色)は、Gate3(A/B)〜Gate7。
Gate3A最寄り駅はNorth South Line/ East West LineのCity Hall (出口3A/出口3B)
Gate3B最寄り駅はCircle LineのEsplanade駅 (出口F)
Gate4、5、6最寄り駅は、North South Line/ East West LineのRaffles Place駅 (出口A/出口B)
Gate7最寄り駅は、Circle LineのEsplanade駅 (出口F)となります。
 
パドッククラブゾーン(地図上:赤斜線部分)は、VIPエリア。
ピットレーン沿いの建物内にあります。ピットガレージの真上、サーキットの内側(左側)にあり、ピットレーンの入り口からピットの出口までに渡るエリアです。

出口は変更になる可能性もあるので、当日現地にてご確認ください。

そして、ナイトレース観戦時に気をつけたいのが終電の時間。レースやライブの余韻にひたってついつい長居をしてしまいますが、念のため、事前に時間を確認し終電を逃さないようにお気をつけくださいね。

とはいえ、レース後の興奮さめやらぬムードでワイワイとみんなが同じ方向に歩いていく時間も楽しいもの。心地よい夜風に当たりながら、家やホテルに帰りつくまで夢のような時間を味わえます。

F1を知らなくても一度見たらハマる2つの理由

時速300km以上の迫力と美しいエンジン音

F1は、離陸時の飛行機や新幹線に匹敵する300km/h以上で走る世界最高峰のカーレース。ときに、マシン後方から火花を散らし轟音を轟かせながらサーキットを駆け抜けていく様を間近でみるのは鳥肌モノの迫力です。

特にナイトレースであるシンガポールグランプリは、煌々と照らされた市街地サーキットを輝きながら一瞬で走り去るマシンとマリーナベイサンズなどシンガポールを象徴する建築物が同じ画角に収まって、とても幻想的で美しいフォトジェニックなコースデザインとなっています。

お祭りムード全開の非日常感

出典:Singapore GP

F1の細かいことは分からなくても、開催中にサーキット周辺に行けば絶対楽しめちゃうのがシンガポールグランプリ。前述の豪華アーティストによるライブ開催はもちろん、街のあちこちでレースのライブビューイングが行われていたり、F1グッズの売店が出ていたり。

F1マシンのシュミレーションゲームもできるアトラクションも街中で見かけます。市街地コースなので、観戦席にいなくともすぐそばからレースの轟音が聞こえていたり、空気の振動が伝わってきたりと臨場感たっぷり。

出典:Singapore GP

また決勝戦ではゴールの瞬間を知らせる豪華絢爛な花火と煙幕がベイエリアからあがり目を奪われます。世界中からファンが駆けつけるシンガポールグランプリ。とにかく全てがゴージャス!観光大国シンガポールここにあり!といったところです。

また決勝戦のレース後すぐにコース撤去作業が始まるので、ちょっと前までマシンが走っていたサーキットをタイヤ焼けの匂いを感じながら歩けるのも、貴重な体験となりファンには堪らないでしょう。

単なるスピードレースと思うなかれ

F1を知らなくてもハマりますが、どうせなら事前知識があったほうがさらに深く楽しめるというもの。ここでは、F1にまつわるトリビアをご紹介します。

レースで見せるマシンの驚異的なスピードは、世界屈指の動体視力と運転技術、レース中にかかる重力に打ち勝つ強靭な肉体や常に危険と隣り合わせという恐怖に屈しないタフなメンタルを持つF1レーサーが、血もにじむような研鑽を絶え間なく積んでこそなせる技なのです。

選手たちがいかに過酷な環境の中で、私達にあの華々しいレースを見せてくれているのか、数字とともにご紹介します。

▪コックピットの温度は50℃超え。高温多湿のシンガポールの気候は、ブレーキ摩擦で暑くなるコックピットをさらに加熱します。
 
▪選手はレース中に約3kgの汗を失います。
 
▪レース中の選手の血圧は50%も上昇。人がジェットコースターに乗った時の血圧上昇率は平均16%だそう。F1ドライバーのレース中の平均心拍数は、1分間で140回、最高で190回にも上昇します。加えて時速300km/hのスピードの中で冷静かつ的確に運転操作ができるのは驚異的です。
 
▪コースを曲がる際にかかる重力は最大6.3G。旅客機が離陸する際の後方向のGはおよそ0.3Gから0.5G程度です。シンガポールグランプリでは、シーズン平均の1.5倍である5000回以上のギアチェンジをしているのだとか。
 
▪高温の気候に合わせて、サウナの中や厚着で肉体トレーニングしてレースに臨みます。
 
▪シンガポールグランプリでのセーフティーカーの出動率は100%!開幕以来サバイバルなコースといえるでしょう。
 
▪タイヤ4本の交換はたったの2秒!まさに圧巻の技術とチームワークです。

あまりF1を知らなくても、このような側面から観戦するのも楽しいかもしれませんね!

今注目のF1選手

世界広しと言えども、F1ドライバーにエントリーが叶うのは10チーム×2ドライバーで合計20名まで。今季、現在20名の選手がエントリーしています。狭き門をくぐり抜けた選ばれしエリート達の横顔に迫ってみましょう!

今季18戦目の舞台で、特に注目はルイス・ハミルトンのフェラーリ移籍や、終盤戦を占うマックス・フェルスタッペン vs. チャールズ・ルクレールといったトップドライバーたち 。1チーム2台ずつということもあり、「推し選手」「推しチーム」がいると観戦がさらに熱く、楽しくなること間違いなしです!

日本人選手

出典:Formula1-data

◎角田裕毅 (つのだ ゆうき)選手

日本人としてやはり注目したいのは、エース角田選手。昨年はVisa Cash App RB Formula One Teamで出場し、2025年ついにチームレッドブルでの選手としての所属を果たしました。

王者フェルスタッペン選手からも高く評価されている角田選手は、一昨年のベルギーグランプリで絶好調のマクラーレンやフェラーリを次々と追い抜くなど快進撃をみせ、見事に10位入賞。追い風にのった角田選手のさらなる活躍に期待が集まります!

王者紹介

出典:Formula1-data

◎マックス・フェルスタッペン選手

わずか17歳でF1史上最年少のドライバーとしてデビューしたフェルスタッペン選手ですが、今シーズンも大注目な天才ドライバー。2024年は4回目の優勝を果たしました。

今年はすでに2勝を飾っています。所属するチーム「レッドブル」は現在シーズンポジション4位となっています。

F1ドライバーの父を持ち、4歳からゴーカートを始め、7歳までにレース参戦をスタートさせ才能が開花。なんと17歳でF1史上最年少優勝記録を樹立させました。

驚くことに彼がF1レーサーとしてのキャリアを歩み始めた当時、年齢が低すぎて一般の自動車運転免許を取得できなかったという逸話の持ち主です。(その後、F1レーサーライセンス発給の年齢規定が引き上げられました)


出典:Formula1-data

◎オスカー・ピアストリ選手

2023年のドライバー契約を巡り、2つのF1チームが争うほどの実力と期待を寄せられたピアストリ選手。

移籍の時期に新たな風を吹かせ、話題をさらったと言われるほどの彼が所属を決めたのはマクラーレン。ルーキードライバーであったピアストリ選手が素晴らしいデビューシーズンを駆け抜け、2度の表彰台を獲得したのはF1界に衝撃を与えたでしょう。

今季は1位を独走中!すでに5勝をあげている彼が、今年のコースにどう挑んでいくのか注目です!


若手に負けないベテラン

世代交代の進むモータースポーツにおいても、フェルナンド・アロンソ選手やルイス・ハミルトン選手といったベテランは健在!

出典:Formula1-data

◎フェルナンド・アロンソ選手

現在14位のフェルナンド・アロンソ選手はスペイン出身の現役最年長F1ドライバー。2005年に当時の最年少チャンピオンの記録を更新し、翌年も優勝。2年連続チャンピオンに輝いています。

2008年には記念すべき第一回シンガポールグランプリで優勝し、2010年のシンガポールグランプリでも優勝。初シーズンに8度の表彰台を獲得した後、アロンソ選手はグランプリ400戦出場を達成した初のドライバーとなりました。

現在もアストン・マーチンに所属していて、このアストン・マーチンは近年レッドブルなどから上級技術者を集め、今年はエイドリアン・ニューウェイをマネージング テクニカルパートナーとして正式に迎え入れました。

今後のチームと選手の活躍に期待です!




出典:Formula1-data

◎ルイス・ハミルトン選手

6位はルイス・ハミルトン選手。イギリス出身のF1ドライバーです。

2008年に前述のフェルナンド・アロンソは保持していた史上最年少記録を塗り替えF1ワールドチャンピオンを獲得。

2013年にマクラーレンからメルセデスに移籍し、2020年にはあの皇帝ミハエル・シューマッハと並ぶ史上最多7度のF1ワールドチャンピオンに輝いています。

過去のシンガポールグランプリでは、4回の優勝を飾っているレジェンドです。



チケットの購入方法

チケットの購入方法は主に3種類。ここでは、チケットの購入方法をご紹介します。

F1のチケットにはたくさんの種類があり、3日通し券や1日券、席はないけれど観戦エリアを歩き回れる券など…また、チケットによってアクセスできるエリアが変わってくる場合も。

また、シンガポールグランプリの楽しみ方は人それぞれ。どんな楽しみ方をしたいのか、まずは公式サイトをチェックしてアクセスできるエリアなど会場MAPをチェックしてみましょう。

公式サイト

まずは、王道のF1シンガポールグランプリ公式サイトから購入する方法。

F1公式サイト 
▶タイトルスポンサーであるシンガポール航空F1シンガポールGPサイト

シンガポール航空のF1サイトでチケット購入ページのカテゴリーの種類を押すと、マップ上でアクセスできるエリアが表示され、視覚で確認ができるので分かりやすいです。またチケットの詳細説明やライブ会場なども記載されているので、チケットの券種で迷ったら一番最初に確認するのが良いでしょう。

チケットサイト

F1シンガポールグランプリのチケットは公式サイトで売り切れでも、公式認定チケットサイトで購入するチャンスがあります!海外サイト以外でも日本語対応のサイトもいくつかありますが、格安チケットなどの詐欺にはご注意を。安心して熱いレースを楽しみましょう!

現地で購入

当日、会場でチケットを手に入れることも可能です!ただ、売り切れや取り扱いのない場合もあり注意が必要です。各ゲートの最寄り駅も異なるので、公式サイトで確認して向かいましょう。

旅行会社で購入

日本から観戦にいくぞ!という方には、日本の旅行代理店などが「シンガポールGP観戦ツアー」などを取り扱っています。また個人で来られる方は、金曜日の深夜便を使い弾丸で来られる方も多いようです。

シンガポールグランプリのコース周辺には、観光地が盛りだくさん。会場までのアクセスもよく、レースが始まるまでにサクッとシンガポール観光も楽しめます!

おすすめ観戦エリア/チケット

シンガポールサーキットは、ゾーン1からゾーン4の4つのエリアに分かれています。ゾーン1から3には、ピットや直線コースが集中し、迫力のあるシーンを満喫できるでしょう。ゾーン4は、メインライブ会場が近くというこれまた楽しいエリア。

ここで2025年版オススメ観戦エリア(チケット)をご紹介します。チケットはすでに売り切れのものもありますが、注目は「Currently Sold Out」とか書かれたカテゴリーのチケット。追加の可能性があり!?どうぞ諦めずに毎日チェックしてください!

Premier Walkabout

出典:Singapore GP

イチオシは、こちらのPremier Walkabout。Walkaboutというのは、入場券のみのチケットです。立ち見なので指定席はないですが、Premier だと全てのゾーンにアクセスでき、場所を変えながら自分の好きな角度でレースを観戦することができるコスパ最強のチケットです。体力に自信のある方には特におすすめです!

Pit Grandstand

出典:F1 ticket store

ピット グランドスタンドでは、ストリートサーキットの最高の眺望をお楽しみいただけます。Turn19に位置していて、お気に入りのチームがスターティンググリッドに並ぶ様子を応援したり、ピットストレート沿いのレースを観戦したり、コースの向かい側にあるF1ガレージを覗いたりできるエリアです。

チェッカーフラッグが振られた瞬間に打ち上がる、壮大な花火を体感できる臨場感あふれる座席です。

Padang Grandstand

出典:Singapore GP

「F1観戦も楽しみたいけど、せっかくならいろいろ満喫したい!」という方には、こちらのエリアがおすすめです。メインライブ会場へのアクセスも良好で、同じゾーン4内にはホーカー(屋台)も出店。地元グルメを食べ歩きながら、雰囲気を存分に楽しめます。

F1観戦だけでなく、心が弾むアクティビティも盛りだくさん!一日中楽しめるエリアです。

車椅子対応のプラットフォームチケットもあります。
購入される際は、下記の電話番号までお問い合わせください。
📲6229 7777

これら以外にも、観戦需要が年々高まっていることから今年はいくつかの新しいグランドスタンド(チケット)が導入されました。

出典:Singapore GP

個人的にはRepublic Grandstandがオススメで、ターン 5の運転席右側に位置し、ターン4でキンクを全開で通過し、ターン5でバリアを通過し、3つのDRS アクティベーション ゾーンのうちの最初のゾーンに入るマシンの素晴らしい景色を眺めることができるようです。

他にもChicane @ Turn 2 GrandstandやBayfront Grandstandなど選択肢が増えていますので、サイトをチェックしてお好みの座席をチョイスしましょう!3日間のお得意なコンビネーションチケットにも注目です。

また、当日は観戦レースガイドとしてシンガポールグランプリの公式モバイルアプリ「シンガポールGP」もあります!ぜひご活用くださいね!

無料で観戦できる穴場

観戦チケットが手に入らなかった!という方には、実は、無料で楽しめる穴場スポットが存在します。例えば、マリーナスクエアの3Fルーフガーデンなどがその一つ。ただし、多くの人で賑わっているため、やはりチケットを手に入れての観戦がオススメです!

■街中からレースの一部が見られる穴場的スポット

①マリーナスクエアの屋上庭園(3階)

マリーナスクエアの屋上庭園からは、Raffles AvenueやTurn15〜16を猛スピードで駆け抜けていくレーサーたちの姿を見下ろすことができます。フィニッシュラインを目指す様子は実にスリリングです。人混みも少なく、ゆったり観戦できます。

Marina Square(マリーナスクエア)
住所:6 Raffles Boulevard S039594
最寄り駅:MRT City Hall駅、MRT Esplanade駅
営業時間:10:00-22:00
定休日:無
電話番号:6339 8787
WEBサイト


②ミレニアウォーク〜マリーナスクエアを結ぶ連絡橋

ミレニアウォークとマリーナスクエアを結ぶ橋からは、Turn6を見渡す絶好のロケーション!モール自体も、Turn6と7を眺めるのに最高のスポットです。Turn6の視界はクリアで、Turn7はラッフルズ通り沿いなので、観戦を終えたら(写真を撮り終えたら!)モール内に入って涼むことができます。

食事やショッピングの合間に、F1を楽しむこともできるスポットです。

③マリーナスクエアのガラリー フードコートのバルコニー

マリーナスクエア4階のガラリー フードコートは、通常会社員や買い物客で賑わう人気のフードコート。大きな窓からマリーナベイを一望できる絶好のロケーションで、対岸にはマーライオンやマリーナベイサンズも見えます。

F1コースもすぐそばにあるので、バルコニーや窓際の席からはF1観戦も可能です。Turn 16〜17が見えるスポットとして評価されています。無料で気軽に観戦可能な嬉しいスポットです。

④ナショナルギャラリーの屋上

オープンエアの屋上からはパダンエリアを見渡すことができ、間違いなく最高の観戦スポットになるでしょう。屋上バーのスモーク アンド ミラーズやナショナル キッチン バイ バイオレット オーンなど、周辺にはたくさんの飲食店がありますので、予約をしておくのもオススメです。
 

ナショナルギャラリーの12階(左側)には大きな窓があり、サンテック シティとマリーナベイの景色が一望できます。エスプラネード ブリッジからラッフルズ アベニューを駆け抜けるF1カーを眺めることができるため、興奮すること間違いなし。

他にも、“街歩きしながらチラ見”に絶好のスポットがあります。絵に描いたようなF1コースのフィニッシュを見届けるには、マリーナベイ サンズすぐ側のヘリックスブリッジがいいかもしれません。定番の観光地、​マーライオンパークでもTurn13を駆け抜けるレーサーたちを間近で見ることができます。

サーキットにかなり近い距離から見ることができる​人気スポットで、観光客が多いため、当日は人通りが多くなることも予想されます。

※写真は、ヘリックスブリッジです。

 

■スポーツバーでのTV観戦スポット

①Boomerang Bistro & Bar(Robertson Quay)

出典:Boomerang Bistro&Bar

F1ファンの間でも人気のTV観戦スポットで、「シンガポールのライブスポーツの拠点」とされているスポーツバーです。多くのライブスポーツイベントを放映しています。2025年のF1も放映予定です!

Boomerang Bistro&Bar(ブーメラン ビストロ&バー)
Robertson Quay店
住所:60  Robertson Quay, #01-15 The Quayside, S238252
最寄り駅:Robertson Quaye駅
営業時間:6:00-3:00(L.O. 2:30)
定休日:無
電話番号:6738 1077
WEBサイト
Instagram
Facebook

②Harry’s

シンガポール全土に20店舗以上を展開しており、ライブスポーツの観戦に人気です。大型スクリーン完備でスポーツ観戦に強いバーです。2024年のF1を放映しているため、今シーズン中のライブ中継情報は公式サイトで随時チェック!

他にも、アイルランド風のパブで、F1を含む様々なライブスポーツを大画面で放映しているMuddy Murphy’s Irish Pubや、人気のマイクロブルワリーレストランBrewerkzでも、ライブスポーツ観戦が可能です。

これらのスポーツバーは、F1のような主要なスポーツイベントを例年放映する傾向にあるため、2025年のレースも観戦できる可能性が高いです!日程が近づくと各店舗の公式ウェブサイトやSNSで最新の放映スケジュールを確認できるので、随時チェックをおすすめします。

食べ物を片手に楽しくTV観戦

その他の選択肢として、お食事を楽しみながらF1の盛り上がりを感じられるおすすめの場所があります。今年の予定はわかりませんが、興味があったら連絡して確認してくださいね。どうぞお楽しみください。

F1シンガポールグランプリ2025を楽しもう!

出典:Singapore GP

さぁ、観戦の準備はできましたか?

F1シンガポールグランプリは、熱狂の夜に包まれた祭典。シンガポールの魅力に溢れネオン輝くマリーナベイサーキットで繰り広げられる華麗なレースは、スピードとテクニックの融合を極めたF1の真髄です!F1の魅力に酔いしれる素晴らしい体験が待っていますよ!

F1シンガポールグランプリ2025を一緒に楽しみましょう!

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。



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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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