シンガポールでおうちごはん -第2回- ​​コクと旨みたっぷり!海老と春雨でタイの本格クンオップウンセン

第2回はタイ料理の海老と春雨の蒸し焼き「クンオップウンセン」(Goong Ob Woonsen / Thai Shrimp and Glass Noodles)をご紹介します。

シンガポールにあるタイ料理屋さんでも人気のメニューです。タイ語でクン=海老、オップ=蒸す、ウンセン=春雨という意味。緑豆春雨に有頭海老のうまみをたっぷりと吸わせ、つるもち食感に仕上げます。パクチーで作るレシピが多いですが、今回は香り高いチャイニーズセロリを使います。もちろん両方入れても◯

 




材料

緑豆春雨 80g
有頭海老 6~8尾(コールドストレージのVannamei Prawn使用)
豚薄切り肉 50g(豚バラの塊肉を薄切りにしても◯)
にんにく 1片
生姜スライス 4〜5枚
チャイニーズセロリ 1株
黒粒胡椒 5~6粒

☆シーズニングソース 大さじ1
(なければ鶏がらスープ小さじ1 としょうゆ小さじ1)
☆オイスターソース 大さじ1
☆しょうゆ 小さじ2
☆砂糖 小さじ1
☆ごま油 小さじ1
☆料理酒 大さじ1

油 小さじ2
水 80mL


下準備

◆海老は殻つきのまま背わたを取ってさっと洗う
◆チャイニーズセロリの根を切り分けたら残りはざく切りにし、茎と葉に分けておく
◆黒粒胡椒、にんにくとチャイニーズセロリの根は包丁の背などで潰しておく
◆豚肉は細切りに
◆緑豆春雨を40℃くらいのお湯に3分ほど浸けて硬めに戻し、ザルにあげたらキッチンハサミで食べやすい長さに切る
◆☆の調味料と戻した春雨を混ぜておく



作り方

1.鍋(蓋のある深めのフライパンでも◯)に油とにんにく、生姜、チャイニーズセロリの根、黒胡椒を入れ火にかける

2.香りが出たら豚肉を入れ軽く炒める

3.春雨、海老、春雨と重ねて入れ、水を加える

4.グツグツしてきたら蓋をして中火で5分加熱する

5.蓋を外し、底からしっかりと混ぜる

6.水分が残っていればなくなるまで加熱し、チャイニーズセロリの茎を加えたら再度蓋をして1分ほど強めの中火で加熱する
(鍋底からパチパチと音がして、鍋底に少し付くくらいまで加熱すると、香ばしくより美味しくなります。)

7.火を止め、チャイニーズセロリの葉を加えさっと混ぜる



春雨は「緑豆春雨」を選んで

熱に強くコシや弾力がある緑豆春雨。しっかり加熱してももっちり食感が楽しめます。

日本で一般的な春雨はジャガイモやさつまいものでんぷん質を配合して作られており、熱に弱いという特徴があります。サラダや和え物には向いていますが、こちらのレシピには緑豆やえんどう豆のでんぷん質から作られる緑豆春雨が向いています。

オンラインで検索する場合は『Bean Vermicelli』で検索してみて下さい。80gの小分けタイプが使いやすいのでおすすめです。


うまみの秘密はシーズニングソース

シーズニングソースとは、大豆を原料にしたタイの調味料で、日本でいう「たまり醤油」のようなもの。コクとうまみがあり、チャーハンや炒め物に少し加えるとアジア感がぐっと増します。

シンガポールのリトルタイ「ゴールデンマイルコンプレックス」の中にある「タイスーパーマーケット」は品揃えが豊富で、MSG無添加の『Golden Mountain』の商品も購入できます。(写真左と真ん中)110mlのミニサイズ($1.5)もあります。(写真左)MaggiのシーズニングソースはローカルスーパーやRedMartでも取り扱いがあります。(写真右)

タイ屋台でよく見かけるカリカリの目玉焼き「カイダーオ」。ジャスミンライスの上に多めの油で焼いたカイダーオをのせ、シーズニングソースをかければ、アジアの風が鼻をくすぐります。仕上げにネギやパクチー、チャイニーズセロリなどお好みの薬味をかけて完成。



Chinese Celery – チャイニーズセロリ

芹菜(キンツァイ)という中国野菜で、スープセロリとも呼ばれます。シンガポールのローカルスーパーで手軽に購入でき、「Chinese Celery」と表示されています。

通常のセロリと違い、茎が細長く、香りがとても強いです。生でサラダに加えたり、炒め物やスープの香りづけとして使われます。油との相性もよく、たっぷりのチャイニーズセロリを使った牛肉や豚肉のオイスターソース炒めはごはんがすすむメインのおかずに。タイでは「クーンチャイ」と呼ばれ、サラダや炒めものに使われます。

捨ててしまいがちな根っこの部分。香りが強く、スープや蒸し物の香り付けに使えます。しっかりと洗ってから包丁の背などでつぶし、加えてみて下さい。

パクチー(コリアンダー)もそうですが、お料理にハーブや薬味を加えるとぐっと深みが増しますよね。パクチーが苦手だという方は、パクチーの代わりにチャイニーズセロリをぜひ試してみてください。


タイの定番料理をおうちで作ろう!

今回はタイ料理の海老と春雨の蒸し焼き、クンオップウンセンの作り方を教えていただきました。クンオップウンセンは、海老のエキスと旨みがしみ込んだ春雨が主役。つるもち食感が、満足感と幸福感を与えてくれます。ごはんのおかずにもお酒のおつまみにもにぴったり。パクチーが苦手な方でも、チャイニーズセロリなら香りと深みが増しておすすめです。今夜はおうちで、タイの定番メニューはいかがですか?

第3回はこちらおうちで簡単お野菜メニュー!レタスを使ったローカル温野菜レシピ




この記事を書いた人

Kanako

シンガポーリアンの夫と6歳の息子と3人暮らし。できる限り無添加とうす味を意識した、素材を味わう「こどもごはん。」今日はどこいこ ︎「旅するごはん。」「カラダにやさしいごはん。」手抜きしつつ、楽しみつつ作ってます。幼児食インストラクター、食育アドバイザー。 インスタアカウント:kanako_kgym(日常アカウント)/kanako_ong(こどもごはんアカウント)