歯の健康のために本当に大切な、トリック3箇条
Aesthete Smilestudioの歯科医Dr.Yumikoが教えます
2009年よりシンガポールで歯科治療に従事する日本人歯科医師の1人Dr.Yumiko。そんな彼女が勤務するAesthete Smilestudioについて、Dr.Yumiko自身からご紹介します。
Aesthete Smilestudioについて
2005年、院長Dr.TheanによりRaffles Placesにて開業。こじんまりとした規模ではありますが、国籍を問わず多くの患者様に信頼され続けてきました。2023年には、同じエリアのSingaporeLandTowerに新規移転し、より快適な環境で患者様をお迎えし治療を提供することができるようになりました。
開業当初から院長が掲げた当院のコンセプトは、患者様の多くが抱きやすい歯科のネガティブなイメージを一切払拭した、「安らぎと居心地のよさを与えられるサロンのような空間」です。当時のシンガポールではまだ珍しかった新感覚の歯科医院でした。そして「Aesthete=美的センスを持つ人」とクリニック名にもある様に、美しい仕上がりを備えた総合歯科治療を提供しています。
そんなAesthete Smilestudioに2009年、Dr.Yumikoが勤務し始めて以来、多くの日本人患者様にもご愛顧いただいています。
より日本人の方に満足いただけるホスピタリティー、そして女性的な癒しと居心地の良さを追求した歯科診療スタイル、これらを日々追い求めて今現在に至ります。
Dr.Yumikoの自己紹介
3歳からピアノを続けてきたということもあり、幼い頃からもともと手先が器用で、細かい作業をコツコツと集中して行えるタイプでした。だから、何か手に職をと進路を考えた時、歯医者という選択肢がありました。
この分野、技術職であるが故に、経験値がすごくものをいうんです。だから、歯医者になりたての頃暫くは、毎日が七転び八起きの状態で色々と苦い経験もしました。しかし、そうした経験を糧に、それから20年以上が経過した今は、私にとって歯科医師である事は天職だなと思います。
私を信頼して通ってくれる患者様たちが、私のプロとしての励み、そして原動力です。そうした患者様たちの歯の健康と美の為に、決しておごり高ぶることはせず、また現状に満足することなく、これからも日進月歩しながら歯科医師としてますます成長するつもりです。
歯科医師としての強み
もともと器用で美的センスにも長けている方なので、私の歯科治療にはそうした私ならではの強みを生かし反映させています。
具体的に私の得意で好きな治療分野を言うと、審美歯科、インプラント、根管治療、インビザライン矯正治療、歯周マイクロサージェリー・・・といったところです。結局「好きこそものの上手なれ」なのですね。こうした自分が好きな治療は、それだけどんどん知識量と経験値が増えていくので、結果、技術的なスキルも上達しました。もちろん、基本の虫歯治療だってお任せくださいね。
一方で、患者様の歯の健康の維持と予防のためにも、非常に熱く貢献したいと思っている自分がいます。つまり、予防ですね。
実は、私自身が子供の頃の怠慢でたくさんの歯を虫歯にさせてしまったという苦い経験から、患者様たちの気持ちが痛いほどわかります。
だからこそ、患者様にはそんな思いをさせたくないのです。つまり、予防が如何に重要かということを皆さんに強く訴え、理解し実践していってもらいたいと思っているのです。
しかし、患者様だけでは完全な予防を達成することは難しいでしょう。正しいプロの知識をわかりやすく説明し皆さんとシェアすることで、私歯科医と二人三脚で歯の健康維持を実現してもらいたいと願っています。
磨けているように思っていても、このように染め出しをすると、全然磨けていないことがあります。患者様にはその事実を知ってもらい、虫歯と歯周病の完全予防に効果的な歯磨き法を徹底指導します。
Dr.Yumikoが掲げる、歯の健康のためのトリック
①絶対に、虫歯と歯周病を阻止する!! ● 虫歯・歯周病は未然に防げます。自己責任管理で、絶対阻止しましょう。 ● 未成年の子供の虫歯は親の責任。親御さんがしっかり責任管理してあげましょう。 ● 成人以降は、歯周病の闇が迫ってくるので、虫歯と同時に歯周病の予防ケアや早期発見も必須。虫歯菌と歯周病菌は別なので、虫歯にならなかった人でも要注意。 ②歯並びと噛み合わせを健全なものにしておく!!(矯正治療をしておく) ● 歯並びは、見た目だけでなく、お口の健康維持に影響します。将来の歯の健康への投資として、安定した咬合と歯並びを獲得しましょう。 ● 極度な顎骨の歪みやズレを有する場合は、未成年のなるべく早い時期に矯正をしておかないといけない場合があります。専門家の意見を聞き、それを見極めてもらいましょう。 ●歯科医師の介入の少ないDIY矯正や、知識経験レベルの少ない歯科医師による矯正治療は、見た目は一見キレイになっても、咬合がおろそかなままのことがあるので要注意!! ③強大な咬合力のコントロール ● 無意識的な夜間の歯ぎしりは、歳をとってから歯を崩壊に導きます。その指摘を受けた方や自覚のある方は、ナイトガードやボトックスなど、それなりの対策を早めに取るべし!! |
以上、この三つをしっかり確立させておけば、年をとっても末長く、歯で苦労することを高い確率で防げます。
予防で定期検診に通い続けることも、矯正治療をすることも、ぱっと見は結構な出費となるように感じるかもしれません。しかし、長い目でみるとそうではなく、歯の末長い健康への大きな投資となってくれますよ!それをしなかった方が、年をとってから、高額な歯科治療という出費の方がきっと多額になってしまうのですから。。。
シンガポール在住の方へメッセージ
歯は残念ながら、削られれば削られるほど時間と共にボロボロになっていくのは否めません。ですから、そうならないようにご自身で自らの歯を守っていく習慣を早いうちからつけておくのが一番大切で効果的です。
そこで、歯医者というプロの知識と協力をうまい具合に利用してください。お口の疾患は、無症状のまま進行していくSilent Diseaseです。自覚症状が何もなくても、定期検診で歯医者をフル活用しましょう。
残念ながら、削るという治療の介入が必要となってしまった場合には、その場しのぎの短絡的な治療をしない方が良いです。長い目で見たときに、治療の差は本当に歴然となるので、きちんとした質の良い治療を受けてください。
また、予防と同等に大切なのが、「歯並び」と「咬合」です。これらはお口の健康の基盤となるものですから、なるべくなら早いうちに、せめて老化を迎えるまでには、その基盤づくりをしておくのが得策です。そして、「歯軋り」や「食いしばり」といった強度な力も、歯を破壊する要素になってしまうので、思い当たる方は早期にその対策を取っておかれた方がよいでしょう。
若い頃は問題がなくても、そうした対処を後回しにした結果が影響してくるのは、大体50~60歳を過ぎてからだと治療していて感じます。私の経験上、インプラントを数本も必要とするような大変な骨の折れる治療に長く通っている患者様は、大体そのくらいの年齢の方が多いです。
ご自身がその年齢になった際に、こうした治療を一切必要とする事なく安泰に過ごせるようにするには、上記で述べた3箇条を、今からでも遅くないので追行しておきましょう。また、お子様の場合も然り。未成年期のお子様の歯の健康は、親御さんが責任を持って死守してあげてください。
私は歯医者として、患者の皆様が歯の悩みから解放されることを願いつつ、日々シンガポールで診療しています。
Aesthete Smilestudio(エステート スマイルスタジオ) 住所:Singapore Land Tower #03-01A 50 Raffles Place S048623 電話番号:6438 3811 WhatsApp:(日本語) 8128 8128 Email:dental@aesthetesmilestudio.com WEBサイト |
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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