2日からMRTやバスは通常ダイヤに。外出時にマスク着用は継続。摘発で罰金刑も

おそらくシンガポールに住む多くの人にとって、人生で一番長いと感じた2カ月だったのではないでしょうか。4月7日から始まったその長い2カ月も6月1日でようやく終わり、6月2日からは徐々に経済活動の再開されます
では、6月2日以降我々の生活は、外出制限期間「サーキットブレーカー(CB)」が始まる前や期間中と比べて、どのように変わるのでしょうか。

MRTとバスは通常ダイヤに

外出制限期間中に減便されていたMRTとバスの運行本数は、外出制限前と同じ運行本数に戻されます。ただ、乗車時にはマスクを着用することと、感覚を空けて座ることは引き続き実施されます。
自由な外出を認めていないフェーズ1の時期に運行本数を戻しても乗客の数は少ないと思いますが、密を避けるための措置ということなのでしょうか。
フェーズについては「【6月2日から経済活動再開】段階的に制限を解除で、店内飲食や小売店の再開は7月か」の記事を参照してください。

マスクの着用は義務。
フェイスシールドだけはNG

6月2日以降もしばらくの間は、外出する時にはマスクの着用が義務付けられます。これまでと同じように着用をしていなかった場合、初回の違反では300ドルの罰金が科されます。2回目以降は1000ドルの罰金や起訴される可能性もありますので、注意してください。
シンガポール政府が実施しているマスクの無料配布については、居住者全員がもらえるので、まだ受け取っていない人は受け取るようにしましょう。
関連記事:<新型マスク26日から配布>在住日本人も対象。6月14日まで

会社の仲間とランチはもうできない!?

シンガポール労働省(MOM)は、6月2日以降も可能な限り在宅ワークにするように通達を出しています。
もし仮にオフィスに出社して仕事をする場合でも、ランチは同僚と一緒に行くことは避けて、できる限り一人で取るようにと具体的に指示を出しています。
飲食店が持ち帰りの営業しかしていないため、オフィスで食べることになりますが、その際も離れて食べることになりそうです。
「ランチタイム、どこのお店に行こうか」という会話をまた聞くことができるのは、いつになることでしょうか。

コンドで友達とBBQはまだおあずけ

友人宅を訪れることはまだまだ禁止されています。コンドミニアムのプールやBBQピットを使うことも許されませんので、友人宅でBBQができるようになるにはもうしばらくかかりそうです。

この記事を書いた人

SingaLife編集部

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