外出制限期間中だからこそ。特価で希少なワインを購入-薫のかおるワイン講座Vol.4

薫のかおるワイン

サーキットブレーカー中だからこそ。貴重なワインを特価でGETするチャンスです

飲食店は持ち帰りか配達の営業しか認められていないこの期間、普段は小売をしていない高級レストランも特別にワインを販売している場合があります。クラークキーにあるワインバー「La Terre」もその一つ
普段はワインバーがメインですが、サーキットブレーカー中は同店が所蔵する貴重なワインをスペシャル価格で販売しています。全体的にお店で提供する価格から2割前後の値引きがされていて、品物によっては日本で買うよりも安くなっていますよ。

安心の日本人ソムリエ

La Terreのオーナーは日本人のソムリエの川合大介さんなので安心。ということで、私は8本買いました(笑)
私が買ったものも含めて今しか買えない貴重なワインをいくつかご紹介します(以下全て税別。$500以上で配送可能です)
まず、安!と思わず思ったのはシャンパンの王様Krug Grande Cuvee(クリュッグ・グランド・キュベ)。$240。日本で買っても3万円前後しますので、これは大特価です。華やかながらかなりスパイシーな辛口で、シャンパン好きにはたまらないワインです。
もう一つは、Kenzo Estate Rindo(ケンゾー・エステート・リンド)。$180。アメリカのナパバレーで作られる、濃厚でなめらかなカベルネ/メルローの赤ワインです。これも破格だったので購入しました!

ワインバーならではの幅広いラインナップ

La Terreはワインバーなので、取り扱い幅が広いのも特徴。
フランスのロワール渓谷地方にPOUILLY FUME(ピュイイ・フュメ)という小さなエリアがあります。ここで作られるソーヴィニオンブランは、ニュージーランド等に代表されるフレッシュなものとは違い、柑橘の中にスモーキーさと奥深さを感じられる素晴らしいワインです。
JONATHAN PABIOT POUILLY FUME AUBAINE 2015($56)も是非試してみてください。

特価ワインのリストは、画像から確認できます。
※特価以外のワインもありますので、お問い合わせを
※値段の変更や在庫切れの場合があります
※問い合わせは、9672-9180(WhatsApp)または、daisuke☆laterrewine.com(☆を@にしてください)

特価ワインリスト

専用機器で保存も楽チン

さて、家飲みをするときに気になるのは保存方法ですよね。750mlは1人や2人だと飲み切るのが大変です。
そんな時におすすめなのはコラヴァンです。

コラヴァンはニードルをコルクに差し込んで、ボトルの中のワインを注ぐことができるツールです。
穴がとても小さいので、酸化せず、セラーの中で横向きに保存できるのも素晴らしいところ。
通常のワインの場合、大体2週間くらいはほとんど味も変わらず飲めます。本体が少し高い(約3万円)のが残念ですが、ご参考まで。

飲みごろ温度を見定める

ワインの一般的な適正温度は、赤ワインで14~16℃、白ワインは8~10℃と言われています。ワインセラーがあればいいですが、ない場合は冷蔵庫を使いますよね。冷蔵庫に入れるとだいたい8℃になっています。
赤ワインの場合は室内に取り出して15~20分白ワインは5分程度放置するほうがいいでしょう。
適正な温度でワインを楽しんでください。

来月からは、世界のワイン産地とその特徴などをご紹介していきますね。

<お店情報>
La Terre
住所:11 Upper Circular Rd, #01-01, S058409
連絡先:9672-9180(WhatsApp)
daisuke☆laterrewine.com(☆を@にしてください)
Web:http://www.laterrewine.com/home.html

豊田薫
J.S.A.認定ワインエキスパート

慶応義塾大学卒業後、外資系コンサルティングファーム勤務。2018年にワインエキスパート取得。2019年4月に夫とともに渡星。シンガポールでは毎月ワイン勉強会をボランティアで開催。その傍ら、ワインバー勤務など多方面での活動を展開中。33歳。好きなワインは、華やかかつスケールの大きさを感じるカリフォルニアのピノノワール。

過去の連載はこちらから
Vol.3「街中にあるワインショップとその特徴」
Vol.2「ワインに関する資格あれこれ」
Vol.1「シンガポールのワイン事情」


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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