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シンガポールでマスク拒否の乗客とのトラブル。4月以降で約80件、半数に罰金

シンガポールの陸上交通庁(LTA)は8月27日、バスやMRTといった公共交通機関内において、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためのマスクを着用していない乗客とのトラブルが4月以降、約80件あったと発表しました。

このうち、約40人は、マスクの着用を怠ったとして罰金が科され、残りのケースは、係争中、または、警察が関与することなく解決されています。

シンガポールでは4月14日、外出する場合のマスク着用が義務化されています。
違反した場合、初回は罰金300Sドルが科され、2回目以降は罰金が増額、または起訴されます。

マスク着用のルールをめぐる、公共交通機関の利用客と職員との間のトラブルについては、現場の模様を収めた動画数本がソーシャルメディア上にアップロード・共有された結果、注目を集めることとなりました。

8月30日には、MRTサークル線の車内で、マスクを適切につけるよう求めた職員数人に、男性乗客(51)が暴言を吐いている光景を撮影した動画がソーシャルメディア上に拡散。警察は、男性を逮捕し、男性は当時、酒気を帯びていたと報告しました。

また、同26日、マスクの代わりにネックウォーマーを着用した別の男性が、乗車を拒否した公共バスの運転手に暴言を浴びせている様子を自撮りし、15分間にわたりフェイスブック上でライブ配信しています。

シンガポール保健省(MOH)によると、外出時は鼻と口が完全に覆われ、顔面との間にすき間がないマスクの着用が要求されており、ネックウォーマーやバンダナをマスクとして代用するのは推奨しないとのことです。

LTAは、マスク着用に関して、職員の指示に従わず、暴力に訴える行為や暴言に対し、断固とした措置を講じ、法に沿って対処する方針を示しています。

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