劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」シンガポールで7月11日〜上映中！
生活全般
2024.07.12

名探偵コナンといえば、小学館「週刊少年サンデー」にて1994年から連載中の作品である、1996年よりテレビアニメの放送を開始した長寿アニメ。推理とコメディパートのバランスがよく、各キャラクターも魅力いっぱい。

そんな名探偵コナンのファンスクリーニングの様子も合わせて、映画をご紹介します！

名探偵コナン、新作映画！

6月23日までの日本公開73日間で、観客動員数1052万人、興行収入150.5億円を記録した、劇場版シリーズ最新作『名探偵コナン　100万ドルの五稜星』。邦画史上10本目となる150億円突破という大ヒットアニメ映画です。その大ヒット作がシンガポールでも公開となりました！

ファンスクリーニングに潜入！

ファンスクリーニングが行われたのは、オーチャードのど真ん中にあるShaw Lido。長いエスカレーターを登ると、すでにマーチャンダイズを受け取る列には人々の長蛇の列が。

名探偵コナンには、ダイハードファンが多数存在し、もちろん毎年の名探偵コナン映画も心待ちにしています。そしてアニメファンにはお馴染みの、シンガポール限定グッズ付きのファンスクリーニングは見逃せない一大イベントです。SingaLifeも、6月30日に行われたファンスクリーニングに潜入してきました！

映画紹介

まずは映画の内容についてご紹介します。今回はストーリーに謎解き部分が多いと話題になっています。

ストーリー

怪盗キッドから、北海道函館の資産家・斧江家の日本刀を盗むというメッセージが届く。偶然函館に居合わせたコナンと服部平次は、キッド逮捕のために捜査に乗り出す。斧江家のコレクションは、函館で亡くなった歴史上の人物、土方歳三ゆかりのもの。宝石が専門のキッドが、なぜ日本刀を狙うのか？

時を同じくして斧江家の弁護士が倉庫街で殺害されているのが発見される。容疑者は死の商人と呼ばれる男。

斧江家の初代当主は戦時中、軍需産業に深く関わっており、「戦局を変える」強力な武器を函館のどこかに隠したと噂されていた。死の商人はその兵器を狙っているのだろうか？そしてキッドが狙う刀も関係しているのか。一方、平次は和葉に愛を告白するための絶好のポイントを探していた……。

桜咲く北の大地で、エキサイティングな宝探しが始まる！

主役は怪盗キッド、黒羽快斗

怪盗キッドと言えば、シリーズ屈指の人気キャラクター。そのキッドが縦横無尽に活躍するとあって、ファンの期待度も高まっています。ファンスクリーニングは14:30、15:30の計2回の予定でしたが、急遽16:30も追加。全席完売となりました。

マーチャンダイズご紹介

今回はポスター2種、Tシャツ付きです。早速大切そうにポスターを巻く姿が散見。ファンのコナンへの想いが伝わる光景です。

そして面白いのはコスプレ姿のファンが全く見られなかったこと（14:30以外の回にはいたかもしれませんが･･）。彼らはコナンというアニメ自体が好きなんだな、と実感しました。10代の娘さんと一緒に来ているお父さんや、長年のコナンファンも多かったですが、意外にも小さなお子さんたちはほとんど見かけませんでした。

ファンの皆さんに名探偵コナンの魅力を聞いてみると…、「多彩なキャラクターたちが魅力的（誰もが推しキャラを持っています！）」、「謎解きと犯人の心理も描かれていていい（罪を犯すにも理由はある）」、「家族で安心して楽しめる」「長年のファンなので、新作映画は見逃せない」などなど。

仲良し家族で毎年かかさず足を運んでいます

姉妹で参戦！

「アニメや漫画と映画の雰囲気は違うけれど、そこにはコナンらしさが反映されていてワクワクする」　など、ストーリーの深さと映像の素晴らしさ、謎解きの楽しさなど名探偵コナンにハマる理由は多々あるようです。先日発表された安室透役の声優交代も、残念だけれど楽しみでもあると安室ファンからも好意的な声が上がっています。会場の熱い雰囲気からはコナン映画の根強い人気を感じます。

着ぐるみにも参戦

そしてファンスクリーニングに欠かせないのが、コナン、蘭、そして小五郎の着ぐるみさんたち。もちろん「真実はいつも一つ！」ポーズでたくさんのファンと写真を撮ります。この着ぐるみさんはキャラクターにそっくりの出来ですが、どうもそのせいで全く前が見えない様子。頑張る姿には胸熱です。

映画が始まると、毎回の恒例としてコナンがなぜ子どもになったのかを語るシーンで、和楽器が使われたコナンのテーマ曲が流れ、それがとてもカッコイイです！今回は刀、そして土方歳三がテーマということもあり、日本テイストがプラスされており、いつもよりクールな感じです。ちなみにこの和楽器が最高にマッチする場面がありました。鳥肌もののかっこよさです、ぜひ劇場でご確認ください！

ラブあり、コメディあり！

そして今回のストーリーはいつものコナン映画より、ラブコメティストとコメディティストが強く、よりテレビの雰囲気に近い感じだと思いました。それだけに会場も終始笑いが巻き起こり、「おぉ！」という歓声が起きたり、そして終盤のどんでん返しに会場中がびっくりしていたのが伝わります。

そして活躍するのは怪盗キッドやコナンたちだけでなく、服部平次や遠山和葉、沖田総司や大岡紅葉なども盛り上げます。魅力的なキャラクターの姿が見られるのもうれしいですね。

そして、来年のゴールデンウィークに公開予定の新作の予告編は、波乱を呼ぶストーリーの予感、今から来年が待ち遠しくなる気持ちです。ファンの間では、今回明かされたストーリーがどう繋がるのか、予想合戦が始まりそうです。

テレビアニメを観ていない方も楽しめます

コナン映画の素晴らしいところは、テレビアニメを観ていなくても映画を存分に楽しめ、そして最後には舞台となった場所の実写も楽しめること。映画で見た場所に実際に訪れたくなる気分にもしてくれます。この映画がきっかけで五稜郭詣、土方歳三ファンも増えそうですね。劇場での体験を通じて、なぜこの映画が150億円突破したのか、その秘密をご自身の目で確かめてみてください。

名探偵コナン　100万ドルの五稜星
公開日：2024年7月11日より
公開場所：シンガポール各映画館
Cathay、We cinema

原作：青山剛昌
監督：永岡智佳

■キャスト
江戸川コナン：高山みなみ
毛利蘭：山崎和佳奈
毛利小五郎：小山力也
工藤新一/怪盗キッド：山口勝平
服部平次：堀川りょう
遠山和葉：宮村優子他

予告編
ODEX

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。

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