シンガポール6月の失業率 全面的に改善:MOM労働市場調査
7月31日に公表された2024年第2四半期の労働市場調査結果(速報値)によると、今年6月期はシンガポールの失業状況が全面的に改善した。
人材開発省(MOM)の報告書によると、国民の失業率は前月5月の3%から、6月は2.8%に低下。居住者(国民と永住権保持者)の失業率も前月の2.9%が、6月は2.7%に減少したのに対し、全体でも6月は2%となり、前月の2.1%を下回った。
金融、情報・通信、医療・社会福祉、専門サービスなどの成長セクターは居住者雇用数が今年第2四半期も続伸。しかし、小売業における居住者雇用数の季節的減少で成長部門の増加分が相殺され、全体的な居住者の雇用数縮小につながった。
それでも、今年第2四半期の雇用増加数は1万1300人となり、前四半期の増加幅4700人を上回った。雇用増加ベースの加速は非居住者の雇用数増加によるもので、第2四半期増加分のすべてを非居住者が占めた。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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