夫婦間の性的暴行事件、被告に8年の禁錮刑と鞭打ち6回
シンガポール初の有罪確定

2020年7月に発生した夫婦間の性的暴行事件で、シンガポール初の有罪判決を受けた男性被告(38)に8年の禁錮刑と鞭打ち6回が言い渡された。被告は今年4月に性的暴行容疑2件と妻に訴えの取り下げを強要した裁判の妨害行為1件で有罪が確定していた。

量刑言い渡しにあたり、ホー・ショウペン高等裁判所判事は夫婦の荒々しい関係と被告の(性的暴行)の意思と動機を考慮したとしている。判事は、「被告は妻を継続的に暴行し、孤立させ、不当に扱った。妻への暴行は妻の信頼と従属性を悪用するものだ」と述べた。

夫婦は事件前日の2020年7月12日に別居を解消。翌13日夜に主寝室で結婚について話し合っていた際、被告が妻の拒絶を無視して性行為に及び、14日に妻が警察に被害届を提出。被告は同日逮捕された。

妻によると夫婦は結婚問題の解決策として性行為を用いる傾向はあったが、事件当日はいつもと違ったという。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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