若者は結婚よりもキャリアと経済的安定を優先:シンガポール国立大学・政策研究所調査

若者は結婚といった人生の目標よりもキャリアと経済的安定を優先していることが、青年期から成人期へと移行する若者の願望に関する調査で分かった。今後5年以内の優先事項は“素晴らしいキャリアを手に入れる”と“健康”がトップの一方、“結婚”や“マイホーム”は下位に留まった。

ナショナル ユース カウンシルとシンガポール国立大学・政策研究所(IPS)が実施した本調査は若者を対象とした初の長期的な国民調査。代表サンプルである17~24歳の若者3千人超を2017~22年に渡り追跡した。

IPSの非常勤上席研究員で調査責任者のチュウ・ハンアイ氏は、若者には仕事への意欲を失い最低限の仕事をこなす『静かな退職』が進んでいるとされるが、調査結果は若者がキャリアを優先していることを示すものだと話した。

回答者のほぼ80%が夢に向けた計画を立ててあり、70%近くは5年以内にスキル向上を図るつもりだという。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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