BHG、ブギス ジャンクション旗艦店を縮小。デパート業界に広がる撤退の波

シンガポールの老舗デパートBHGは、唯一の永久店舗であるブギス ジャンクション旗艦店の規模を、これまでの3フロアから2フロアに縮小する。3階部分は、日本の家具ブランド「ニトリ」が引き継ぐ予定で、3月に閉店したジャンクション8店舗の跡地も同様にニトリが進出している。

BHGシンガポールは1994年に開業し、2007年に中国の北京華聯集団に買収された。近年はラッフルズ シティやジュロン ポイントなど複数店舗を閉鎖しており、ブギス ジャンクション店の縮小もその流れの一環とされる。

この動きは、国内外で進むデパート撤退の一環でもあり、伊勢丹は11月にタンピネス モール店を閉鎖予定で、OG、メトロ、ロビンソンズ、ジョン リトルといった他社も相次ぎ店舗を減らしている。

専門家は、オンラインショッピングの普及やパンデミックによる来店者数の減少に伴い、高コストな大規模店舗の維持が難しくなっていると指摘している。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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