シンガポール国内ホテル、9月の平均客室単価 14年間の最高値に上昇

F1シンガポールグランプリや大規模なMICE(会議、インセンティブ旅行、国際会議、見本市)イベントが続々と再開されたことを受け、9月は(国内)ホテルの客室料金の平均単価が14年間の最高値を記録した。

滞在日数や消費額など旅行客の行動分析を手掛けるシンガポール・ツーリズム・アナリティックス・ネットワークのデータによると、9月は1泊の平均客室単価が283.47Sドルに達し、翌10月も280 Sドル台を維持した。11月の数字は未公表だ。

前回、平均客室単価が最高値を付けたのは、F1シンガポールグランプリが初開催された2008年9月で、宿泊料は298.65 Sドルだった。

国際会計事務所KPMG(シンガポール)アドバイザリー部門パートナーのポール·ケント氏によると、9~10月は客室料が最高水準に上がった一方で、稼働率も上昇し2022年第1四半期の78%から同年第3四半期は84%に拡大したという。


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SingaLife編集部

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