シンガポールなど6か国が空域の直行ルートを拡大 一部路線で飛行時間が短縮

シンガポール民間航空局(CAAS)は、シンガポールとオーストラリア、ニュージーランド、フィジー、インドネシア、パプアニューギニアの6か国が協力し、航空会社による直行かつ効率的な航路の利用を正式に拡大すると発表した。

対象はシンガポールとメルボルン、シドニー、ブリスベン、アデレード、ケアンズ、パース、ダーウィン、クライストチャーチ、オークランド、ナンディを結ぶ計70路線。

10月末までの15か月間にわたり実施した試験運用では、パイロットが条件に応じて最適化されたルートを選択できる「ユーザー優先ルート」を導入した結果、飛行時間の短縮や燃料消費量の削減、二酸化炭素排出量の低減が確認された。

CAASはこの取り組みを東南アジア・オセアニア地域における自由ルート運航導入の重要施策と位置づけ、将来的なより広範な展開を目指す。パイロットは乱気流回避など快適性の向上も考慮でき、航空会社と利用者双方に利点が期待される。

 


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SingaLife編集部

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