スーパー「コールドストレージ」展開企業が輸入のボトルウォーター、細菌混入で回収
シンガポールフードエージェンシー(SFA)は12月3日、定期的な検査でスーパー「コールドストレージ」のシンガポール法人がマレーシアから輸入したボトルウォーターから細菌が見つかり、回収されることになったと発表しました。
細菌混入の疑いがあるのはMeadows Pure Drinking Waterの1.5リットルボトルのうち、消費期限が2022年11月9日のものです。
当局発表とは別に「コールドストレージ」や「ジャイアント」といったスーパーを展開する「デイリー・ファーム・グループ」はコールドストレージで店頭販売はされなかったと明らかにしました。
「買われた可能性があるのはスーパー「ジャイアント」のほう。現在は店頭からは撤去しています」と説明しています。
SFAによると、見つかった細菌は自然界にはよくいるもので、便や土壌、池、汚水などにみられます。多湿な環境や、湿り気のある有機物で増殖することがあります。
この菌に感染すると様々な症状が出る可能性がありますが、健康に重大な影響を及ぼすことはめったにありません。
撤去作業は既に終わっているそうです。既に購入してしまった人は飲まないようにと呼び掛けられています。
もし既に消費してしまっていて健康状態が気になる場合は診察も受けることができます。また、購入したお店は返金にも応じます。
日本でも過去に、店頭に並んだペットボトル飲料にカビが混入回収される騒ぎがありました。スーパー「ジャイアント」でボトルウォーターを買ったという人は念のためチェックすることをおすすめします。
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SingaLife編集部
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