シンガポールのカラオケ、利用時にPCR検査なしの代わりに入店客を2人に制限、酒類の提供も不可
シンガポール内務省(MHA)と通商産業省(MTI)は4日、一部のカラオケ店で、利用客に対し新型コロナウイルスのスワブテストをすることなしで、営業再開を認める方針を示しました。スワブテストとは、鼻や喉を綿棒でこすり粘膜の細胞を採取し、PCR検査を行うもの。
スワブテスト不要のルールは、昨年11月にシンガポール政府が出した、クラブやカラオケ店などの夜の店の営業再開にむけた計画(パイロットプログラム)に、導入されるものです。
この計画の結果により、政府はナイトライフ事業の再開を、より大規模にできるかどうかの評価を下すことができます。
MHAによると、政府がKTVの運営会社などに意見を求めた後、カラオケ店舗に、スワブテスト不要のルールを導入することを決める予定だそうです。
しかし、スワブテストが不要になる代わりにいくつかの条件が設定されました。
その条件は、
- 1度に店内を利用できる人数を2人に制限
- アルコールの販売は不可
- 持ち込みでも飲酒は禁止
というものです。
この条件は感染状況に応じてその都度検討されるということです。
カラオケ店はこの新たな措置の下での営業開始申請をしており、当局は申請を許可するかどうかを検討しているとのこと。順調にいけば、カラオケ店とナイトクラブの試験的な営業開始は2021年1月中を見込んでいます。
スワブテストを求めない分、十分な安全対策を講じる必要がありそうです。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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