シンガポール・セントーサ島のビーチではアカエイにご注意を
セントーサ島のビーチで男性がアカエイに刺される
4月3日、セントーサ島を訪れた男性がタンジョンビーチでアカエイに刺されたことをFacebookグループに投稿しました。
この男性は3月27日、海から出ようとしたとき、誤ってアカエイを踏んでしまい刺されたということです。刺された場所は岸から2mほど離れた水深60~80cmのところで、投稿では刺されたときの写真も公開されています。
幸いなことにライフガードがすぐに対応し、男性シンガポール総合病院に搬送され重篤な事態にはなりませんでした。ただ、その後の痛みは人生で感じたことのない「最も激しい神経痛」で、鎮痛剤を飲んでもなかなか収まらなかったそう。しかし4日目には気分が良くなり、退院したそうです。
さらにその投稿のコメント欄では、同じ日に刺された人がもう一人いたことも発覚しました。その人はセントーサ島の別のビーチ・シロソビーチで刺されたということです。
注意すべき他の海洋生物
ビーチに出かける際は、アカエイだけでなく他の海洋生物にも注意しなければなりません。セントーサ島周辺の海には多くの海洋生物が生息しており、浅瀬に現れるものもいます。特に、毒を持つクラゲや魚にはより一層の注意が必要です。
オニダルマオコゼは、背中に13本の毒ばりを持つ危険な魚です。浅瀬の石の間でうまくカモフラージュしているので、ビーチでは石のようなものを拾わないようにしましょう。
またハコクラゲは長い触手を持ち、肌に触れると毒を放出します。ハコクラゲは透明に近く、見つけづらいため注意してください。
こういった生物に刺されてしまったなど、万が一セントーサ島のビーチで助けが必要な場合は、現地のビーチパトロール隊員に連絡するか、1800 RANGERS(1800 726 4377)に電話してください。
その他セントーサ島での注意事項については、こちらにも記載されています。
お子様が春休みというご家庭も多いかと思いますが、ビーチへのお出かけの際は海の生き物に注意した方が良さそうです。
この記事を書いた人
SingaLife編集部
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