ファイザー・ビオンテック社のワクチンは12歳から15歳までの子どもにも安全かつ効果的。シンガポールで専門家委員会が医師らに回答

シンガポールの新型コロナウイルスワクチン接種に関する専門家委員会は5月21日、12人の医師による公開書簡に対し、12歳から15歳の子供へのファイザー・ビオンテック社製のワクチンの使用が安全かつ効果的であると評価されていると述べました。シンガポール保健省は5月18日、この年齢層の子どもへのファイザー・ビオンテック社製のワクチンの使用を認可したことを発表していました。

医師たちは、mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンの長期的な副作用は明らかになっていないと述べ、他の種類の新型コロナウイルスワクチンを子どもに接種するよう求めていました。現在シンガポールでの使用が承認されている新型コロナウイルスワクチンは、ファイザー・ビオンテック社製とモデルナ社製の2種類。いずれもmRNA技術に基づいており、ファイザー・ビオンテック社製のワクチンは現在、世界で唯一12歳から15歳の子どもへの使用も認められているワクチンです。

シンガポール保健省と専門家委員会は、この年齢層を対象とした臨床試験に基づいて、ファイザー・ビオンテック社製のワクチンの安全性と有効性を検討。すでに確認されている成人における安全性および他の疾患の予防接種に使用される登録済みワクチンに設定された基準と一致していると述べています。
専門家委員会は、公開書簡に名を連ねた12人の医師のうち11人がその後声明を撤回したことを明らかにしました。

世界的に見て、未成年が新型コロナウイルスにかかった場合、重症化や死亡の危険性は低いですが、合併症や無症状で感染に気づかないまま他者に感染させてしまうリスクがあります。したがって、未成年でも資格のある人はワクチンを接種することが推奨されると述べています。

専門家委員会によると、ファイザー・ビオンテック社製ワクチンは世界中ですでに2億回以上接種されており、アナフィラキシー以外の重篤な副作用は示されていません。

保健省は、ワクチンの長期的な安全性と有効性に関する研究から得られた情報を引き続き注視していくと述べています。

この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

  • 帰国生のミカタ
  • SingalifeBiz