シンガポール食品庁、殺菌剤残留ハーゲンダッツ商品にまたも回収命令

シンガポール食品庁(SFA)は5日、人気アイスクリームブランド・ハーゲンダッツの商品2種類にについて、殺菌剤として使用される酸化エチレン(エチレンオキシノイド)の残留が認められたとして自主回収命令を出したと発表した。

回収対象商品は賞味期限2023年6月8日の『ベルジアンチョコレート100ml』と賞味期限2023年5月27日の『クッキー&クリーム473ml』だ。

ハーゲンダッツは先月も今回と同じ理由で別の2商品‐賞味期限2022年7月4日~2023年7月21日の『バニラ(パイント)』とバニラ入りのアソートボックス『クラシックコレクションミニ』の回収を指示されている。商品4種類はすべてフランスから輸入されたものだ。

米国環境保護庁の報告書によると、酸化エチレンへの長期的暴露は目、皮膚、鼻、喉、肺の炎症を引き起こしたり、脳・神経系統に障害を与えたりする恐れがある他、がんリスクも上昇するという。



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SingaLife編集部

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