シンガポールのLorna Whiston Schools！プリスクールとエンリッチメントプログラム特集【編集部親子の体験談つき】

• 教育

2022.12.02

生徒たちが21世紀を生き延びるのに必要なスキルを自然と身につけ、生涯を通して学ぶことを楽しいと思える人間に育てる、そんな質の高い教育を行っているLorna Whistonのプリスクールとエンリッチメントのプログラムを見ていきましょう！

シンガポールのプリスクールとは

プリスクールはシンガポールで義務教育が始まる7歳までの子どもたちが通う教育施設で、小学校進学への準備段階といえます。おおまかに分けると日系、ローカル系、インター校併設系などの3つに分類されます。

義務教育ではありませんが、シンガポール教育省（MOE = Ministry of Education)では、「自信をつける、社会性を身につける、読み書き・計算の基礎を身につける」ことができる利点があるとし、推奨しています。また、国営のローカル幼稚園の第一言語は英語とされており、シンガポールの子ども達は就学前に英語を身につけ始めます。

シンガポール国内には2019年時点でプリスクールは約1,500社もあり、その教育方針は多種多様です。

Lorna Whistonの特徴

シンガポールで約40年以上、質の高い教育で信頼の高いLorna Whiston。そこでは子どもたちが常に好奇心を持ち、答えを探し、学ぶことに内発的に動機づけられるよう導いていけるよう、以下の価値観を大切にしています。

Lorna Whistonのプリスクールプログラム

自分に自信をつける、社会性を身につける、読み書き・計算の基礎を身につける、バイリンガル能力を身につける、など生きていく上で重要な能力を身につけていくことができます。

重要視しているのは「少人数制で子どもたちをサポートする」こと。シンガポールのプリスクールの中ではトップクラスの生徒と教師比率を誇っています。また、下記プログラムに加えて、ラーニングジャーニー、フェスティバル、テーマパーティー（その週に行った学習の総まとめ）、地域イベントなど、年間を通してさまざまなイベントやアクティビティを実施しています。

Mini-Master Classes

全日制の生徒は、毎日午後に行われるミニマスタークラスで、さまざまな学習分野における豊富なスキルを身につけることができます。こちらのクラスは子どもたちに楽しく、適切な学習機会を提供するというミッションのもと、経験豊富なアカデミックチームがプログラムを企画しています。

各ミニマスタークラスは、18カ月から6歳まで、年齢に応じて導入され、複数の分野に触れる機会を増やし、子供たちの情熱の芽を育みます。

Individualised Reading Programme

子どもたちは、こどもそれぞれのリーディングレベルに分けられます。その後、クラス担任が注意深く指導しながら、それぞれのペースでレベルを上げていきます。子どもたちは読書を通じて語彙や想像力が豊かになり、さらに他者への共感力、より強い人間性を築くことができます。

Bilingual Programme

英語と中国語（マンダリン）の教師が一日中各クラスを担当しています。独自のバイリンガルプログラムにより、子どもたちは英語と中国語の両方で優れたコミュニケーション能力を身につけることができます。

生徒たちは、マンダリンの教師から中国の文学、祝祭、工芸、料理、伝統なども学び、中国語の豊かさと伝統を学びながら、会話力を磨き、バイリンガルの基礎となる知識を身につけていきます。

外遊び

外で遊び、探索する時間を十分に確保することもカリキュラムの重要な部分です。

自然に親しむことが子どもの成長に役立つことは、研究によって証明されていることから、子どもたちは自然散策に出かけたり、三輪車で遊んだりと、教室の外でも学んでいます。

 ランチメニュー

多文化社会であることを踏まえ、子どもたちに異文化を体験する機会を設けています。定期的に新しいメニューやレシピを開発し、常に子どもたちが食に興味ができる工夫をしています。

また、健康的であることも重要視しており、保健省との協力のもと、プリスクールのための健康的な食事だと認定してもらえるようなメニューとなっています。

日本から来たばかりのお子さまも安心

英語が話せる、話せないに関わらず、プリスクールはお子さまにとって初めての学校であることが多く、私たちはお子さまの初めての経験を大切にとらえています。言葉とは、話す内容だけでは定義されず、身振り手振りや顔の表情など、言葉を介さない手がかりから、その言葉を読み取ることができます。

Lorna Whistonの教師は、子どもたちが新しい言語を習得できるように指導するための十分な訓練を受けています。ストーリーや歌、ゲームなど、年齢に応じた魅力的なレッスンを通じて、子どもたちは自然と英語と中国語の両方を流暢に話すようになります。

費用

Lorna Whistonのエンリッチメントプログラム

約70,000人のカリキュラムの経験者を排出しているLorna Whistonのプログラムは21世紀の世界を生き抜くためのスキル（コミュニケーション、コラボレーション、クリティカルシンキング、創造性）を身につけるのにぴったりです。「明日の才能あるクリティカル シンカー」を育てるLorna Whistonのエンリッチメントプログラムをご紹介します。

English`Enrichment Class

スピーキング・リスニング・リーディング・ライティング、全ての英語スキルの向上にアプローチするクラス。Lorna Whistonでは生徒に読書への愛情を育んでもらうため本を読む力にも注力しています。そのため毎週自分の読書レベルに合った本を2冊持ち帰り、次週クラスメートの前で読み聞かせを行っています。

学校の図書館の本は「読書レベル」によって分類され、それに応じて色分けされています。生徒たちは、そのレベルのフィクションやノンフィクションを読み、高いレベルの理解力と流暢さを示すと次のレベルへと進みます。

教師は、生徒の単語やストーリーの理解度、読解力や発音を注意深く観察し、次の読解レベルへ進めていきます。また、1週間に2時間あるEnglish Enrichmentでは、さまざまな語彙を増やし、言葉のニュアンスを理解することで、口頭や筆談での効果的なコミュニケーションを可能にします。

スピーチ＆ドラマクラス

スピーチとドラマ プログラムを通じて、現代社会で成功を収めるために必要なコミュニケーションスキルと価値観を生徒に与えています。

ドラマは、学習のツールとして使用され、仲間や教師との実践的なセッションを通じて協調性や自己肯定感を育みます。スピーチとドラマのプログラムでは、その週のテーマに基づいたホームプロジェクトが出されます。 これは、家庭で家族と一緒にそのテーマについて話し合うために出されるものです。

〜弊社 編集部親子が体験しました〜

5歳のお子さんとスピーチ＆ドラマクラスを体験した弊社編集部親子。まず教室に入ると先生やスタッフの明るい歓迎があり雰囲気はまるでアミューズメントパークの開園のような活気！

体験の日のテーマは「スーパーヒーロー」。スーパーヒーローをテーマにディスカッションをしたりミステリーBOXを使用してのクイズタイム。絵本タイムに、先生がスーパーヒーローに扮して登場するアクティビティなどあっという間のレッスン時間。

レッスンを通して感じたのはエンターテイメント要素たっぷりの楽しい授業を通して「英語力だけでなく、子供の自己肯定感、社会性の向上」全てが学べるように工夫がされているとのこと。子どもが理解していない時はジェスチャーで説明、そのほか、恥ずかしがり屋のお子さん、いたずらっ子のお子さん、それぞれが居心地が悪くないよう、自信をつけながらそれぞれの課題に向き合っていけるように促す先生の腕が素晴らしかったそう。自己肯定感が育つ瞬間を目撃したようです。

もちろん、英語の指導もきめ細やかだったそうです。親御さんに引き渡す前に先生が親御さん全員に当日のレッスンについて説明して終了。お子さんも「また行きたい」と言い、親子共々Lorna Whistonのファンとなった日でした。

フォニックスクラス

単語の正しい発音を学ぶクラス。

フォニックスを通じて音と文字のグループを結びつけることを学ぶことで、発音するスキル、書くスキル、つづりを書くスキルを底上げしてくれます。自信を持って発話するためには身に付けておきたいスキルです。Fun with Phonicsは4歳から6歳を対象としています。これらのプログラムのタイトルは「Ready! Steady! Go!」。

2023年の第2学期には、「読書とフォニックスで子どもをサポートする」というワークショップが開催される予定です。このワークショップでは、保護者の方がご自宅でどのようにお子さまの読書をサポートすればよいのか、より深く学ぶことができます。

英語の話せないお子さまの対応

English Enrichment Classやスピーチ・ドラマは年齢別に設定しているため、日本から来たばかりの英語ができない生徒に関してはアセスメントを行い、生徒のレベルに合わせた1：1のクラスを提案してもらえます。

●Enrichment Programの費用
詳細は学校に直接お問い合わせください。

Lorna Whistonのホリデーキャンプ

キャンプを担当する教師陣はさまざまな環境での指導歴が長い、Lorna Whiston Schoolsのコア・チームで構成されています。また、キャンプスタッフは言語学、芸術、演劇、技術、スポーツなど、それぞれの専門分野で長年の経験を積んだ教員、教育助手、専門家の資格を有しています。教師とキャンプスタッフによる1対1の個別サポートによって、お子さまの自己発見プロセスと可能性を高めることです。

ホリデーキャンプは毎ホリデーごとに開催されています。ホリデーキャンプを探す時期になったらWEBサイトをチェックしましょう！詳細はこちら。

Lorna Whiston 施設情報

左の写真：カラン ウェーブ　右の写真：ウィンチェスター

Lorna Whiston Preschoolsは2つの便利な場所にあり、シンガポール中のご家族がアクセスしやすいロケーションにあります。平日の午前7時から午後7時までと土曜日の午前中に柔軟なプログラムを提供しています。

どちらの場所も、ウィンチェスターののどかで木々に囲まれた環境そしてカランウェーブモールの視覚的に美しい川沿いの場所に位置しています。

Lorna Whiston Preschool (ローナ・ウィストン プリスクール ）

Lorna Whiston Enrichment (ローナ・ウィストンエンリッチメント）

「学ぶことが楽しい」が身につくプリスクール Lorna Whiston

Lorna Whistonのプリスクールプログラムとエンリッチメントプログラムはいかがでしたでしょうか？子どもたちに学ぶことの楽しさを伝えるために、質の高い、有意義な学習環境を作り上げています。幼少期だけでなく、一生涯にわたって必要なスキルをこのLorna Whistonで身につけてみませんか？

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。

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