2022年詐欺被害 友人を装う電話詐欺が200％超増加、被害総額880万Sドル
2020年は友人・知人のなりすまし詐欺の被害は皆無だった。しかし、2021年は被害件数が686件に増え、2022年は207％増の2106件に爆増した。
シンガポール警察は8日、毎詐欺およびサイバー犯罪に関する年次記者会見を開催し、2022年は友人・知人を装った電話詐欺が当地における主な詐欺の5位に付け、被害総額は少なくとも880万Sドルに上ったと明らかにした。2021年の順位は10位で、被害総額は450万Sドルだった。
警察によると、友人・知人を装う詐欺では、詐欺師が電話の通話やメッセージアプリ「WhatsApp」を通して、ターゲットに接触を図るケースが多かった他、被害者の46％超が30～49歳の人たちだったという。
また、2022年の詐欺被害総額は6憶6007万Sドルに達し、2021年の6憶3200万Sドルから上昇。被害件数累計は3万1728件で、こちらも前年の2万3933件を上回った。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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