配車大手グラブ、アプリに新機能導入 利用客/ドライバーが乗車中の録音可能に
配車サービス大手グラブ・シンガポールは安全を目的として、ドライバーと乗客が乗車中の様子を録音できる機能「オーディオ・プロテクト（AudioProtect）」を専用アプリに導入した。試験導入の一環として、3月21日より本録音機能の運用を漸次開始する予定だ。
オーディオ・プロテクトは、録音物が言葉による攻撃、身体的/性的嫌がらせや暴力などの安全に関する事件のより有効な解決に用いることができるため、利用客とドライバーに安全対策の役目を果たすものとなる。
録音には両当事者の事前承諾が必要で、録音機能の有効化は配車予約後に乗客とドライバーが専用アプリの『アカウント・セイフティー・セッティング』から行う。無効化も当該セッティングで可能。録音物は全て暗号化され、携帯電話に最長5日間保存される。
安全に関する事件が報告された場合のみ、グラブの担当チームが録音物を入手し、乗客とドライバーはアクセス不可だという。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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