シンガポールで理想のインテリア空間を実現。Sollys Designで自分の理想住まいを形に

新しい新居に引っ越す際に悩むのが家具やテキスタイル選び。好きなスタイルはあっても自分で選びながらイメージをし、空間を作り上げることはなかなか難しいのが現実。皆さんの中でも、思い通りにいかない空間づくりに苦戦している方が多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめするのがインテリアデザイナーへの依頼。お部屋の間取りや理想のイメージに合わせた家具選び、空間づくりを。それどころか、専門家の知識によって自分の感性以上の家具と空間を形にしてくださいます。

今回の記事では、シンガポールでご活躍されている「Sollys Design」への取材を通して、どんな方におすすめか、どのようなメリットがあるのかなどをご紹介します。



シンガポールでの家具選び

シンガポールは人口があまり多くないことから家具市場も大きいとは言えないのが現状、国外から家具を輸入していることが多いので割高傾向でもあります。お店としては日本でも人気なIKEA、ニトリ、無印良品などに加え、シンガポール発のThe Furniture Mall、Castleyなどがあります。


インテリアコーディネート・インテリアデザインとは?

インテリアコーディネートとインテリアデザインは重複していることもありますが、違う部分もあります。まずはそれぞれがどのような業務をするのかを解説します。

インテリアコーディネートというのは「既存の製品をチョイスして空間デザインをする」仕事になります。こちらは限られた空間の中でインテリアデザイナーが考案した家具と調和したインテリアや、家具の配置を考案します。

一方、インテリアデザインとは、住宅の家具だけでなく、オフィス、ホテル、旅館といったさまざまな店舗の室内装飾のデザインを行う職業です。カーテンや敷物などのインテリアをデザインすることもあります。

以上のことから、インテリアコーディネートは既存の製品を用いて空間をデザインし、インテリアデザインは無から空間のデザインをするという違いがあります。


インテリアデザイナーに頼むメリット/デメリット

インテリアデザイナーに自分が住む空間のデザインをしてもらうというのは空間についての専門的な知識を持っているプロの視点で家具をチョイスしてもらえるということです。また、自分が求める家具を求めて時間とお金とエネルギーを浪費してしまうという事態を防ぐことができます。

インテリアデザイナーはブランドの知識から最新のトレンドに関する知識、色彩や空間に関する理論などの専門的な知識を徹底して修めています。そのため、自分がその場に応じて選ぶ家具と違い、空間の調和を乱さずにトレンドから外れることもない家具をデザインしてもらえます

一方でインテリアデザイナーに家具のデザインをお願いするデメリットは、費用がかさんでしまうリスクがあるということです。また、インテリアデザイナーの感性が自分とマッチするかもわかりませんし、自分が求める家具をデザインしてもらうには、こまめなコミュニケーションが必要にもなります。


どんな人におすすめ?

自分の求めるサイズの家具や、自分がデザインしたい空間に合わせた家具が見つからない場合は、家具探しがとても難しいものとなってしまいます。また、空間や色彩、デザインについての知識がない自分ではイマジネーションに限りがあるという問題があります。

インテリアデザイナーに頼むことで、自分が求める空間や雰囲気どころか、自分の想像を超えた素晴らしい空間を作ってもらえる可能性が出てきます


暮らしやすい空間を叶えてくれるインテリアデザイナーSollys Design

Sollys Designについて

デンマーク語で”陽の光”という意味のSollysは、デンマークでの生活が原点となったデザイナーの原点から来ています。陽の光が届かない暗い場所でも柔らかな陽を大事にできるような、住んでいる人が少しでもポジティブになれるような空間を提供するのをモットーにしています。

Sollys Designにとって、出来上がるインテリア空間はデザイナーとしての自分の作品ではなく、クライアントの理想のライフスタイルを実現するためのステージです。

ヒアリングや会話の中からどのようなライフスタイルを理想とされているかを読み取り、その時間を過ごすための手段としてのインテリアをご提案できるよう心がけています。また、賃貸物件にお引越しのクライアントが多いため、スピード感や効率の良いフローも心掛けています。

Sollys Design
会社名:Sollys Interior Design PTE. LTD.
営業時間:月〜金 9:00-17:00
定休日:土日祝
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インテリアデザイナーのご紹介

インテリアデザイナー石井沙織さんのご経歴

大学卒業後デンマークの海運会社に就職、デンマーク駐在時にインテリアに感化されインテリアの道を志す。

退社後タイバンコクにてタイ人デザイナー家具店のボランティアなどを経てインテリアコーディネーターの資格を取得、帰国後東京にてインテリアコーディネーターとして就職する。

2018年にシンガポールへ引っ越し、家具店での勤務を経たのち、シンガポール在住の日本人の方へインテリアコーディネート・インテリアデザイン・リノベーションなどのサービスを開始、2023年に会社化する。

 


【取材体験】実際にインテリアデザインをする様子に密着

インテリアデザインのプロセス

1.お問い合わせ
コンタクトフォームか公式LINE経由でまずはお問合せをしましょう。平日1〜2日中に返信を受け取ることができます。
 
2.Zoomヒアリング(約30分)
事前に間取り図・ヒアリングシート・部屋・好みのインテリアスタイルの写真を送信し、Zoomを通して要望するインテリアの概要を説明してもらいます。
 
3.お見積り
Zoomヒアリングと受け取った要望から、サービスの見積りと業務委託契約書のドラフトが送られてきます。
 
4.ご契約
デザイン・サービスフィーの支払いをし、契約書にサインをすると契約成立です。
 
5.内見採寸ヒアリング
内見と採寸、そしてヒアリングのために、インテリアデザイナーが物件に伺います。可能な限り同行するようにすると、内見現場でヒアリングを進められるので、サービスもスムーズにできます。
 
6.ご提案/ご購入
お客様が希望するとショールームへの同行と実地での提案、造作家具デザインをしてもらえますこちらはオンラインでの提案も選ぶことが可能です。
 
7.納品設置
空間のデコレーションや造作家具の施工管理などといった納品の手伝いもしてもらえます。希望すると、自身で管理を仕切ることも可能です。

 

実際に体験したお客様の声

以下はSollys Designにてインテリアデザインを依頼したお客様の体験談をご紹介いたします。

今回取材したお客様のデザインでは、天井が高いため、照明デザインが鍵を握ることを前提にご提案をしたという石井さん。

色を見ていく中でお客様がターコイズグリーンがお好きということが分かったため、ラウンジチェアの張地で採用し、そのお色を造作家具のお色やラグやクッションなどでリピートしバランスよいカラースキームが成り立つよう工夫

フロアランプとサイドテーブルの色のリンクにもご注目。赤をアクセントカラーとして効かせているそうです。

<お客様の声>

2022年4月にシンガポールに来て、観光ビザも取れない状態でサービスアパートを利用していました。こちらを利用したきっかけは不動産からの紹介と偶然見つけたInstagramやHPを通してで、元から大塚家具などインテリアデザインの利用歴がありました。

昔は自分で家具を選んでインテリアを揃えようとしていたものですが、2人のわんぱくな子どもができてからというもの、インテリアは他の人に頼むようになりました。

2022年7月から物件を借りていたものの、家具が何もなく、ホテル住まいを継続しているという二重で家賃を払う生活をしてしまっていましたが、インテリアデザインを依頼したところ、わずか2週間で必要な家具を揃えてくれました

インテリアデザインについての要望は、ネット検索によって膨らませたイメージとInstagramのSollys Designアカウントで気に入った画像を伝えると、「まずはこの家具から購入すると手早く引っ越しができる」と優先順位をつけた上で家具注文を手伝ってくれました。エレベーターも含めたあらゆる物件のサイズを細かく図ってくれて、丁寧に手伝ってもらえました

また、やり取りもWhat’s Appで完結し、こちらのぼんやりとしたイメージをはっきりと形にしてくれたので、理想の部屋をスムーズに提示してくれました。インテリアデザインによる完成図も図面で見せてくれるので、こちらとしてもどのような部屋になるかイメージがしやすかったです。

構想がきちんとあることでビジュアルと素材のイメージができ、細かいところまでお手伝いしてくれるので一緒に家具を選んでくれているような気分になれました。一つでは抽象的なカラーでも組み合わせることで予想外の形を見せてもくれます。

優先順位をしっかり決め、時間をかけられる家具はオーダーにするなどの工夫もしてくれました。どうしても未来展望の絵に決まらない部分があった時も「日常的に見るものなので、無理に決めなくても良いよ」とアドバイスしてくれて、家でいつも使うことになる家具は素敵な暮らしができる満足感が大事なのだと教えてくれました。

また、英語が苦手ということを伝えると、こちらの意図をきちんと読み取った上で家具の購入においての通訳と、家具のデリバリーの手続きも代行してくれるので、国外で英語ができないという状況でも不安にならずにすみました。エレベーターが壊れてダイニングテーブルが届かないという場合も、すぐに使えるダイニングテーブルのレンタルを手続きしてもらえました。

日本語でやり取りができるので、英語力に不安のある方も安心できますし、プロが提示した家具を選択するだけですので、家具を探すのに時間をかけることもありません。自分だけでは決まりきらない部分を大きなことから小さなことまで形にし、家具、インテリアの一つひとつがぶつかり合うことなく調和したものにしてくれます。

施工管理においては、子供の部屋の壁紙から照明の取り付けまですべてまとめてセッティングをしてくれて、脚立などもすぐに撤去するといった費用面のカットも拘ってくれました。


インテリアデザイナーからメッセージ

インテリアデザイン・コーディネートは単に機能性やデザイン性にこだわって物を集めていくプロセスではなく、人がそのインテリア空間でどのような時間を過ごしたいかという視点で進めていきます

例えば、ソファでは仕事終わりにゆっくりビールを飲みながらテレビを見たいのか、日中の陽だまりの中うたた寝したいのか、友人とお酒を囲む場として使いたいのか、によって選ぶソファは変わってきます。

それに付随して、ご提案するテーブルや照明も変わってきます。そんな理想のライフスタイルや時間の過ごし方をシェアしていただき、ぜひ一緒に理想の空間を作っていきましょう。


Sollys Designにインテリアデザインを依頼して理想以上の空間を手に入れよう

インテリアデザイナー、インテリアコーディネートとは暮らしを営む空間をデザインする仕事です。自分だけではシンガポールから希望の家具を見つけるのが難しいという場合、インテリアデザイナーに依頼をし、プロの手で自分のイメージを形にしてもらいましょう。専門家の知見から、自分だけでは思い至らないイメージやセンスも加わり、より理想的で暮らしやすい空間を再現することできます。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。


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この記事を書いた人

SingaLife知りつくし隊

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、現地のトレンド情報やライフスタイル情報をお届けします。「知り尽くし隊にこんな情報を取り上げてほしい」各種SNSにてリクエストも随時募集中です!

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