国内鉄道網MRT 今年第1四半期は遅延増加も、高信頼性を維持
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今年第1四半期は鉄道網MRTの遅延発生頻度が増加したものの、総体的に高い信頼性を維持した。2023年3月期までの12ヵ月間に、MRTの電車が5分を超える遅延(故障)無しに走行した距離は平均165万kmで、2022年通年の209万kmを下回った。
陸上交通庁(LTA)は四半期毎に鉄道信頼性を発表するが、これは鉄道システム・機器の信頼性を表す指標である12ヵ月の平均故障間隔(MKBF)を用いて算出される。
最も成績が低下したのは南北線で遅延から次の遅延までの走行距離は今年第1四半期末時点で110万kmとなり、22年の165万kmから減少した。東西線とサークル線も成績が悪化した一方、北東線とLRTブキパンジャン線は昨年と同成績を上げた。
LRTセンカン‐プンゴル線は当該走行距離が48万3000 kmに改善。ダウンタウン線は1万2000 km増の400万km超まで伸び、今回も最高の成績を達成した。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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