世界の経済自由度、シンガポールが1位
香港2位に転落

最新の経済自由度指数によると、最も自由な経済体として半世紀に渡り世界に君臨し続けてきた香港の在位が終わりを迎え、本番付を手掛けるカナダのシンクタンク・フレーザー研究所は(中国が香港への干渉を強め)、“司法の独立性が損なわれたこと”を要因の1つに挙げた。

本指数の編纂が開始された1970年から首位を維持してきたアジアの金融ハブ・香港が2位に転落した。

9月19日に発表された報告書は2021年のデータに基づくもので、フレーザー研究所は香港の順位は今後数年以内にさらに下がることが予想されるとしている。同研究所のマシュー・ミッチェル上級研究員は報道資料の中で、「香港の最近の変化は経済自由度が市民および政治的自由といかに密接に結びついているかを示す事例だ」と述べた。

香港を破り1位に立ったのはシンガポール。トップ5の残りはスイス、ニュージーランドと米国という顔ぶれになった。


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SingaLife編集部

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