【シンガポールから香港・マカオ旅行】人気観光スポットや香港ディズニーランド、マカオをぐるっと効率よく回るモデルコースをご紹介！

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2024.02.22

シンガポールから約4時間程度で行くことができる香港マカオのおすすめ観光地から外せない定番スポットをこの記事ではご紹介します。日本にはまだないアナと雪の女王エリアがオープンした、話題の香港ディズニーランドからマカオの定番スポットであるカジノまで見どころを凝縮。到着日から出発日まで楽しみ尽くす3泊4日の観光モデルコースもご紹介。

香港・マカオの基本情報

香港とマカオは中国の特別行政区で、それぞれ独自の行政、立法、司法権などを有しています。香港とマカオは互いに直線距離で約70km離れており、2018年に開通した港珠澳大橋や高速フェリーで結ばれています。

気候と服装

香港とマカオは亜熱帯気候で、一年を通して温暖で湿度が高いです。

夏は涼しい服装で、日焼け止めや帽子などの日差し対策が必要です。冬は暖かいコートやセーターなどがあると安心です。また、冷房が効いている場所が多いので、羽織るものを持ち歩くと良いでしょう。

治安

香港とマカオは治安が良いとされていて2024年2月現在、香港への渡航を制限されるような事態は発生していません。危険レベルは香港全土で「レベル1」、マカオは危険情報は特にありません。近年は、政治的な動きやデモなどが発生することがあります。そのため、旅行前には外務省の海外安全ホームページで最新の情報を確認することが重要です。

また、現地では貴重品やパスポートなどはホテルの金庫に預けるなどの常識的な注意を払い防犯対策をとることが必要です。万が一、トラブルに巻き込まれたり、盗難や事故に遭ったりした場合は、すぐに警察や領事館に連絡することが必要です。

通貨

香港の通貨は香港ドル（HKD）、マカオの通貨はマカオパタカ（MOP）です。香港ドルとマカオパタカはそれぞれ1香港ドル=約19.18円、1マカオパタカ=約18.63円です（2024年2月現在）。両替は現地の空港やホテル、銀行、両替所などでできますが、手数料やレートは場所によって異なるので、比較することが必要です。

また、クレジットカードやデビットカードも一般的に使えますが、カード会社によっては海外利用手数料がかかることがありますので、旅行前に確認することをおすすめします。

入国のパスポート条件

香港・マカオに入国するには、それぞれ異なったパスポート残存期間が必要です。香港入国には、滞在予定期間から最低1ヵ月間以上有効なパスポート、マカオ入国には、滞在予定期間から最低90日以上有効なパスポートが必要です。旅行前にご自身のパスポートを確認しておきましょう。

シンガポール〜香港 フライト情報

シンガポールと香港の直行便は、シンガポール航空、キャセイパシフィック、スクート(LCC)が運航しています。

金額や所要時間は、2024年2月現在のものであり、目安となります。

シンガポールと香港は、時差がなく、時差ボケの心配はありません。

香港内の移動手段

香港では、MTRと呼ばれる地下鉄が、最も便利で安全な移動手段です。香港島、九龍、新界、空港など、ほとんどの主要な場所にアクセスできます。

MTRを利用するには、オクトパスカードという電子マネーカードがあると便利です。オクトパスカードは、空港やMTRの駅、コンビニなどで購入できます。MTRの他にも、バス、トラム、フェリー、コンビニなど、さまざまな場所で使えます。

オクトパスカードやマカオへの移動チケットなど、香港の観光に便利なチケットやサービスを、事前に予約できるKlookで旅行前に購入しておくのがおすすめです。

香港⇔マカオ間の移動手段

いずれの方法でも、入国審査と税関通貨が必要です。

フェリー

香港とマカオの間では、ターボジェット（噴射飛航）と、コタイウォータージェット（金光飛航）の２社の高速フェリーが運行されています。フェリーは以下の乗り場から発着します。

バス

バスは、2018年に開通した港珠澳大橋を通って、香港とマカオを移動することができます。バスは以下のようにいくつか種類があります。

バスは、九龍やElements (エレメンツ)ショッピングモールなどの主要な地域から出発し、マカオの澳門邊檢大樓に到着します。バスの所要時間は約40分で到着します。最近はマカオの各ホテルから香港へもシャトルバスが運行されています。

香港のおすすめ観光スポット

シンフォニー オブ ライツ

シンフォニー オブ ライツは、香港の夜景を彩る壮大なレーザーと音楽のショーです。毎晩20:00から約10分間、香港島と九龍半島のビルが色とりどりの光に包まれます。ショーは無料で観覧でき、尖沙咀のアベニュー オブ スターズや中環の香港文化中心などから眺めることができます。ショーの内容は定期的に変わり、特別な日にはテーマに合わせた演出が行われます。

◆イベント情報

ビクトリア ピーク

ビクトリア ピーク（Victoria Peak）は、香港島の最高峰で、香港の絶景スポットのひとつです。ピーク トラムというケーブルカーで登ることができます。ピークの頂上には展望台やショッピングモール、レストランなどがあり、昼も夜も楽しめます。特に夜の香港の夜景は息をのむ美しさで、多くの観光客やカメラマンが訪れます。

夜市など街歩き

香港は、夜市やショッピングモールなど、街歩きが楽しい場所です。夜市では、雑貨、衣類などが売られており、値切りも楽しめます。有名な夜市には、ネイザン ロード、女人街、ハリウッド ロードなどがあります。

香港ディズニーランド

香港ディズニーランドは、2005年に開園した香港唯一のディズニーテーマパークです。香港ディズニーランドの特徴は、中国の文化や伝統を取り入れたデザインやサービスで、香港らしさを感じることができます。

香港ディズニーランドは、日本のディズニーランドの約半分の広さしかありませんが、それでも7つのテーマエリアと約40種類のアトラクションがあります。待ち時間も日本より短く、一日でほとんどのアトラクションを体験できます。日本のディズニーリゾートにはまだない、アナと雪の女王のエリアが2023年に完成しました。是非、香港に来たら足を伸ばしておきたいスポットです。

ペニンシュラ香港

ペニンシュラ香港は、1928年に開業した香港最古の高級ホテルです。香港島と九龍半島を結ぶスターフェリーの九龍側のターミナルの近くにあり、香港のランドマークとして知られています。

ペニンシュラ香港の代名詞とも言えるのが、ロビーで提供されるアフタヌーンティーです。紅茶やコーヒーに添えられるサンドイッチやスコーン、ケーキなどのスイーツは、香港の雰囲気を味わえるとして人気です。

また、ブティックも充実しています。ホテル内には、シャネルなどの有名ブランドのショップもあります。ペニンシュラ香港は、香港の伝統とモダンさを兼ね備えたホテルです。ラグジュアリーな滞在を楽しみたい方におすすめです。

マカオのおすすめ観光スポット

世界遺産 マカオ歴史市街地区

マカオはポルトガルの植民地だった歴史があり、東洋と西洋の文化が混ざり合った独特の景観が楽しめます。マカオ歴史市街地区は、その中でも特に見どころが多いエリアで、2005年にユネスコの世界遺産に登録されました。

このエリアには、マカオのシンボルである聖ポール天主堂跡や、ポルトガル風のセナド広場、ポルトガル人が築いた旧城壁と、ナーチャ廟など、さまざまな建築物や寺院があります。歩いて回るとマカオの歴史や文化に触れることができます。

マカオ名物エッグタルト

マカオに来たらぜひ食べてほしいのが、エッグタルトです。エッグタルトは、ポルトガルの菓子パステルデナタが元になっており、カスタードクリームをパイ生地で包んだ焼き菓子です。マカオでは、表面を焦がしてカラメル風味にしたポルトガル風エッグタルトが有名です。

おすすめはロードストウズベーカリーです。大阪にもフランチャイズの店舗があり、マカオに行かずとも楽しむことができます。

マカオでホテル滞在を楽しむ

マカオは中国の特別行政区で、世界有数のカジノリゾート地です。マカオにはさまざまなコンセプトホテルがありますが、その中でも特に人気の高いホテルを紹介します。

イタリアのヴェネツィアを再現した豪華な施設です。室内には運河やゴンドラがあり、ヴェネツィアの雰囲気を味わうことができます。

ハリウッド映画やテレビの世界をテーマにしたエンターテイメントホテルです。各国料理の人気店やショッピングモール、映画がテーマのレジャースポットなど、カジノだけではなく大人から子どもまで楽しめます。

フランスのパリをモチーフにしたロマンチックなホテルです。エッフェル塔のレプリカやシャンゼリゼ通りなどのパリの名所があります。

ビックベンやウエストミンスターなど外観からイギリスのロンドンの雰囲気が漂っています。

これらのホテルはそれぞれ独自の魅力やサービスがあり、滞在するだけで楽しいです。もちろん、カジノやショッピング、グルメなどのマカオの魅力も満喫できます。

香港・マカオ3泊4日の観光モデルコース

1日目：到着してから香港の絶景を楽しむ

◆到着後：
香港国際空港からMTRに乗り油麻地駅へ移動します。ネイザンロードを散策し、飲茶やショッピングなどを楽しみましょう。

◆夕方：
ビクトリア ピークへ
山頂までのトラムに乗車するための列は、夕方になるにつれ混雑します。サンセット＆夜景を見たい方は早めに山頂を目指すのがおすすめです。

◆20時：
ビクトリアハーバーでシンフォニー オブ ライツ鑑賞
トラムで下山して、バスやMTRでシンフォニーオブライツ鑑賞に向かいましょう。九龍側で鑑賞する場合は尖沙咀駅からビクトリア湾まで向かいましょう。香港島側から鑑賞する場合は、中環駅から湾沿いに向かいましょう。

◆夜：
夜市散策
帰りに夜市でショッピングを楽しみましょう。

2日目：香港ディズニーランドを遊び尽くそう！

香港ディズニーランドは、香港のランタオ島にあり、MTRやバスで移動できます。午前中から行き一日滞在を楽しみましょう。日本のディズニーリゾートにはまだない、アナと雪の女王のエリアは是非行ってみてくださいね。

3日目：マカオでホテルとカジノを満喫しよう

◆午前：
香港のホテルからマカオのホテルへ移動します。フェリーやバスが便利です。


◆午後：
マカオ歴史市街地区、世界遺産エリアを観光しましょう。マカオのシンボルである聖ポール天主堂跡や、ポルトガル風のセナド広場、ナーチャ廟など、さまざまな建築物や寺院を楽しめます。

リゾートホテルが点在しているコタイ地区へ移動しショッピングとカジノを楽しみましょう。

4日目：出発時間まで街歩きを楽しもう

◆午前：
マカオから香港へ移動しましょう。

ハリウッドロードなど上環駅（香港フェリーの到着駅）の周辺を散策しましょう。

上環駅から4駅先の銅鑼湾（Causeway Bay）駅は、流行ファッション、グルメの中心地で街歩きにおすすめです。

◆午後：
香港国際空港へ移動しましょう。香港中心部からの移動だと電車かバスが便利です。
※出発3時間前に空港に到着していると安心です。

香港とマカオを楽しみ尽くそう！

香港とマカオは、近いですが遠い異国の魅力がそれぞれにあります。香港では、高層ビルと自然のコントラストを楽しみ、マカオでは、ポルトガルの影響を受けた歴史的な街並みと華やかなカジノを満喫することができます。両方ともフェリーやバスで簡単に行き来できるので、気分に合わせてプランを組んでみてはいかがでしょうか。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。

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