シンガポールのヴィーガン事情！おすすめのレストラン13選をご紹介！

• グルメ

2024.09.13

多文化国家であるシンガポールでは、ヴィーガンがどのように受け入れられ、広まっているのでしょうか。今回、ヴィーガンとベジタリアンの違いをはじめ、シンガポールにおけるヴィーガン事情についてまとめました。そしてシンガポールで訪れるべきおすすめのヴィーガンメニューがあるレストランもご紹介します。ヴィーガンに興味がある方は、ぜひ参考にしてください！

ヴィーガンとベジタリアンの違い

ヴィーガンとベジタリアンには大きな違いがあります。ベジタリアンは、肉や魚は食べませんが、乳製品や卵は食べる人もいて、さまざまなタイプの菜食主義者の総称とされています。一方、ヴィーガンは、肉や魚に加えて、乳製品や卵、蜂蜜など、すべての動物由来の食品を避けます。

さらに、ヴィーガンは食生活に限らず、動物を使用した衣類や日用品を避け、動物実験にも反対するといったライフスタイルを選ぶことが多いです。つまり、ベジタリアンは一部の動物性食品を摂ることもありますが、ヴィーガンは動物に関わるすべてのものを避けるといった点で異なります。

シンガポールのヴィーガン事情

シンガポールでは、ヴィーガンやベジタリアンといった食文化が、環境問題への意識の高まりとともに世界的に広がっていますが、実はシンガポールでは以前から根付いている文化でもあります。これはシンガポールの多様性が大きく影響しており、マレー系やインド系のコミュニティ、またヒンドゥー教を信仰する人々の間では、菜食主義が長く受け入れられてきたためです。

シンガポールでは、多くの飲食店がこうした宗教や文化的背景を考慮し、ハラールやヴィーガン、ベジタリアン向けのメニューを提供しています。ヴィーガンレストランの数は日本と比較しても多く、街中のスーパーにもヴィーガン商品があり、さまざまな国のヴィーガン料理のレストランがあるといった気軽にヴィーガン料理を楽しめる環境です。

シンガポールでおすすめのヴィーガンレストラン13選

Blu Kouzina

出典：Blu Kouzina

Blu Kouzina（ブルー クッチーナ）では他にはない本格的なギリシャ料理を楽しめます。シンガポールでも老舗のギリシャ料理レストランとして知られており、2010年のオープン以来、質の高い地中海料理を提供してきました。特に、すべての料理にギリシャ メッシニア産のエキストラバージンオリーブオイルを使用しているのがポイント。

また、ヴィーガン対応のメニューも豊富なので、ヴィーガンの方でも安心して楽しめます。ギリシャの風を感じたい方は、ぜひ一度足を運んでみてください。

Entre-nous Creperie

出典：Entre-nous Creperie

Entre-nous Creperie（アントレ ヌ クレープリー）は、2008年にフランス人カップルがオープンした、本格的なフレンチクレープが楽しめるお店です。ブルターニュ地方の伝統的なクレープを提供しており、ヴィーガンやグルテンフリー対応のメニューもあります。クレジットカードは利用できず、現金、PayNow、PayLahでの支払いとなりますのでご注意を。本場フランスのクレープを気軽に楽しみたい方は、ぜひ訪れてみてください。

nomVnom Bistro

出典：nomvnom bistro

nomVnom Bistro（ノムノム ビストロ）は、2015年2月に設立されたヴィーガンバーガー専門店です。100%プラントベースのハンバーガーやピザ、パスタ、うどん、ご飯料理など、ヴィーガンでも楽しめるモダンなファーストフードを提供しています。植物由来のファーストフードを広めることで、持続可能な未来に貢献し、地球や動物たちを守ることを目指しています。オーガニック食材を使用し、保存料や人工香料、着色料を使わない高品質な料理にこだわっています。

Genius Central

出典：Genius Central

Genius Central（ジーニアス セントラル）は、オーガニックな食材を使った植物由来のメニューが中心のカフェです。乳製品不使用、グルテンフリー、ナッツフリー、ヴィーガン、ベジタリアン対応のメニューも豊富で、すべてお店で手作りしています。

Genius Centralは単なるカフェじゃなく、アイデアが生まれやすい場所として、ビジネスやコラボをサポートする場としてもデザインされていて、作業スペースとしても気軽に利用することができます。また、Genius Groupは、国連のグローバルコンパクトの一員であり持続可能な未来を目指す活動に積極的に参加しています。

Whole Earth

出典：Whole Earth

Whole Earth（ホール アース）は、2003年に設立したシンガポールで初めてのプラナカン タイ ベジタリアンレストランです。タイ料理とプラナカン料理の特徴を融合させた料理を提供しています。植物由来の料理の水準を高め、ベジタリアンやヴィーガンではない人にもその魅力を広めることを目指しています。2016年から2023年までの7年連続でミシュラン ビブグルマンを受賞もしていて、シンガポール発の植物由来レストランとしてその名を広めています。

Herbivore Japanese Vegetarian Restaurant

出典：Herbivore Japanese Vegetarian Restaurant

Herbivore（ハービヴォア）は、日本料理と西洋料理を組み合わせた純粋なベジタリアン料理を提供するシンガポールで日本人初のベジタリアンレストランです。オーナーは30年以上のベジタリアン歴を持ち、ベジタリアンと非ベジタリアンの両方が楽しめるよう、一見ベジタリアン料理だと分からないメニューを生み出してきました。最高級、かつ新鮮なオーガニック食材を使い、幅広いメニューを提供しています。注文時にはヴィーガンであることを伝えると、マヨネーズなしといった乳製品を含まない料理を提供してもらえます。

Veganburg

出典：Veganburg

VEGANBURG（ヴィーガンバーグ）は、2010年にカリフォルニアで誕生した、世界初の100%植物由来のハンバーガー店です。ポール・マッカートニーやスティーブ・アオキといったセレブたちもVEGANBURGのハンバーガーを評価してコメントを残しています。また、米国のトップ100有力企業やシンガポールのイノベーティブビジネスアワード2024ほか、多くの賞を受賞。さらに、テイラー・スウィフトのシンガポール公演でも公式ケータリングパートナーとして選ばれました。シンガポールの店舗はハラール認証も取得しているので、より多くの方に安心して楽しんでいただけます。

出典：Veganburg

アワードを受賞したシンガポール限定メニュー「CHILI KRAB」

MTR Singapore

出典：MTR Singapore

MTR Singaporeは、1924年からインド バンガロールで愛されてきた本格的な南インドのベジタリアン料理をシンガポールで提供しています。

遺伝子組み換え食品や保存料を一切使わず、自然のままの食材にこだわった料理が特徴です。最高級の食材をインド国内や周辺国から仕入れ、伝統的な味を再現しています。その本格的な味わいは、インド系移民だけでなく、多文化のシンガポール人にも広く愛されています。シンガポールだけでなく、アジアでもトップクラスの南インドベジタリアンレストランとして評価されています。

出典：MTR Singapore 

Warung Ijo

出典：Warung Ijo

Warung Ijo（ワルン イジョ）は、シンガポールで人気のベジタリアンレストランで、おいしいインドネシア料理が楽しめるお店です。市内中心部にあり、居心地の良い雰囲気とフレンドリーなスタッフが自慢です。

ヴィーガン対応のメニューが豊富で、タフ テロール以外はすべてヴィーガン対応。卵なしオプションも選べるので、ヴィーガンの方も安心してお楽しみいただけます。ナシゴレンやサテアヤム、レンダンなどの伝統的なインドネシア料理を、リーズナブルな価格で楽しめます。

The Living Café

出典：The Living Café

The Living Café（ザ リビングカフェ）は、2011年のオープン以来、生の植物由来料理のパイオニアとして知られています。牛乳、赤身の肉、精製糖、保存料、植物油を使用せず、可能な限り高品質なオーガニック食材を厳選して使用。The Living Caféは、Balanced Living wellness centre（バランスド リビング ウェルネス センター）の一環として、マスター栄養士のDana Heatherによって設立され、最先端の栄養研究を取り入れた健康的な料理を提供しています。

出典：The Living Café

「LOVE LOCAL AWARDS 2023」でシンガポールのベストヘルシーカフェとして受賞。健康志向のカフェとして評価されています。

Original Sin

出典：Original Sin

出典：Original Sin

1997年からベジタリアン料理の革新に取り組んできたOriginal Sin（オリジナル シン）は、シンガポール初かつ唯一の地中海ベジタリアンレストランです。ロマンチックで静かな雰囲気の中で地中海のベジタリアン料理の真髄を楽しめます。受賞歴のあるワインリストで特別なひとときを過ごせるシンガポールでもトップクラスのベジタリアンレストランとして高く評価されています。

Cultivate Cafe

出典：Cultivate Cafe

出典：Cultivate Cafe

Cultivate Café（カルティベイト カフェ）は、植物由来でグルテンフリー、遺伝子組み換えなしのヴィーガン料理を提供するレストランです。Maxwell Reserve ホテルの中にあり、図書館のような温かく居心地の良い雰囲気で、搾りたてのオーガニックジュースやグルテンフリーのパン、乳製品不使用のアイスクリームなど多彩な料理をお楽しみいただけます。

Cafe Gui

温かい雰囲気の店内 サウスブリッジ店

Cafe Guiはサウスブリッジにあるブランチを提供する日韓カフェです。当店では韓国料理と日本料理の両方が楽しめるので、ホッとする空間で家庭的な料理を堪能できます。白を基調としたミニマルな落ち着きのある空間で、猫をテーマにしたカップや猫の絵も展示されています。

温かいサービスを心掛け、新鮮な食材を使用したお食事、店内で作るデザート、バリエーション豊かなドリンクをご用意しております。朝食、ブランチ、ランチ、夕方のスナックタイムなどいつお越しいただいてもお楽しみいただけます。

ヘルシーなVEGANオプションメニューもあります。バラエティ豊かなメニューから、お選びください。

▶Cafe Gui メニューはこちらから！
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Cafe Gui（カフェ グイ） South Bridge店 住所：278 South Bridge Rd #01-01 S058827 最寄り駅：Maxwell駅 (徒歩1分)、Chinatown駅 (徒歩8分) 電話番号：6333 1516 営業時間：月火 10:30-18:30、水～土 10:30-21:30、日 10:30-17:00 WEBサイト Instagram ▶ご予約はこちらから！

シンガポールで多様なヴィーガン料理を食べてみよう

今回、シンガポールのヴィーガン料理があるおすすめのレストラン12選をご紹介しました。シンガポールでは多様な文化と宗教的な背景のおかげで、動物に関わるすべてを避けるライフスタイルのヴィーガンが受け入れやすい環境が整っています。

そんなシンガポールでは、アメリカのハンバーガーや南インド、日本食、地中海料理といった、日本より多様なヴィーガン料理を発見できるはず。ヴィーガン以外の料理も楽しめるレストランが多いので、初めてヴィーガン料理を食べる方は一品だけ試して、そのおいしさや新しい感覚を体験してみるのも良いかもしれません。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。

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