シンガポール企業、2025年第1四半期の景況感
プラス5.45で3年ぶりの高水準も、依然としてプラス・マイナス入り交じる

シンガポール商業信用調査局(SCCB)が12月16日に発表したシンガポール企業の2025年第1四半期の景況感指数(BOI)は緩やかに上昇し、“慎重な楽観姿勢”が継続した。

今年第1四半期のBOIはプラス5.45で3年ぶりの高水準となったと共に、6四半期連続で上昇。BOIの指標6項目中4つ‐売上高、純利益、販売価格と新規受注‐に四半期ベースで改善が見られた一方、売上高、純資産、在庫水準の3つも年ベースで増加した。

産業別では、建設、輸送と金融の景況感が最も楽観的となり、6指標中4つ以上がプラス領域に入った。製造業は6指標のうちプラスとなった数が、前四半期のわずか2つから5つに増え、総体的な景況感が、“目に見えて改善”した。

これとは対照的に、卸売業は今年第1四半期の景況感がやや鈍化。プラス領域に入った指標は2つで、前四半期の4つから減少した。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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