【ジャパングリーンクリニック ドクターズルームから】皆さんに届けたい!つぶやきコラム -Vol.30- PR

お子さんの学校検尿で血尿や蛋白尿を指摘された際、「本人は元気そうだけれど、受診は必要なのだろうか」と疑問に思われる保護者の方も多いのではないでしょうか。

実は、検尿で発見されることの多い「糸球体腎炎」などの小児腎疾患は、自覚症状がほとんどないまま進行するケースがあるため、早期の発見と適切な確認が非常に重要です。

本コラムでは、日本が世界に誇る学校検尿制度の意義と、異常を指摘された際に知っておきたい医療機関への相談の目安について、客観的な視点からわかりやすく解説します。

 

「学校検尿にひっかかったら気を付けて」

お子さんの尿検査で血尿や蛋白尿を指摘されたことはありませんか?

本人は元気だけど大丈夫?どんな病気が隠れていることがあるの?と不安になる方も多いと思います。

検尿で見つかる代表的な病気が糸球体腎炎です。腎臓は糸球体と呼ばれる装置によって、血液をろ過して尿を作る“フィルター”の役割をしています。このフィルターに炎症が起こると、本来体に必要な赤血球や蛋白が尿中に漏れ出します。これを放置すると腎機能が悪化するのですが、厄介なのは腎機能がかなり低下するまで自覚症状がほとんどない点です。

実は学校検尿自体、世界に先駆けて日本で導入された制度で、糸球体腎炎の早期発見に大きく貢献してきました。学校検尿の普及によって、糸球体腎炎の末期腎不全に占める割合は50%から2%に激減したと報告されています。

欧米では学校検尿は費用対効果の点から普及が進んでおらず、痛みを伴わずに簡単にできる学校検尿は、日本が世界に誇るべき制度なのです。

私は日本で数多くの糸球体腎炎の患者さんを診療してまいりました。子どもの腎臓を守るために、検尿で異常を指摘された際には症状がなくても必ずご相談ください。

横田 俊介(よこた しゅんすけ)医師プロフィール

ジャパングリーンクリニック医師

東京慈恵会医科大学医学部卒
日本小児科学会専門医・指導医
日本腎臓学会専門医・指導医

 

 

施設情報

Japan Green Clinic(ジャパン グリーン クリニック)

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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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