シンガポールの穴場観光5選!ディープなローカルスポット

マリーナ ベイ サンズやマーライオン、セントーサ島といった定番の観光スポットを一通り巡り、「次はもっとディープなシンガポールを知りたい」「ガイドブックには載っていないローカルな雰囲気を味わえる穴場スポットに行ってみたい」と感じていませんか?

今回はSingaLife編集部が現地を取材し、リピーターや在住者にもおすすめしたい知る人ぞ知る穴場観光スポットを厳選しました!

シュールな中華系テーマパークからプラナカン文化が息づく美しい街並み、レトロな公営住宅街のカフェ、野生動物に出会える大自然、癒やしの離島まで網羅。ローカル気分をたっぷり味わえるディープな魅力と、実用的な周遊ノウハウを詳しくお届けします。


 

シンガポールのディープな魅力とは?

近代的な高層ビルや最先端のアトラクションが注目されがちなシンガポールですが、実はさまざまな民族文化や歴史、手つかずの大自然がコンパクトな国土の中に凝縮されています。

定番ルートから一歩足を踏み出すと、中華系の道徳観が詰まった個性的なパークや、多国籍な歴史が織りなすパステルカラーのショップハウス、レトロな公営住宅(HDB)をリノベーションしたおしゃれなカフェ街など、表情豊かなローカルエリアが広がっています。

本島からフェリーで30分も行けば、静かなホワイトサンドビーチが広がる離島へアクセスできるのも魅力です。

「ただ見るだけ」の観光から一歩進んで、地元の人々に混ざってローカルグルメを味わったり、緑豊かな木道を歩いたりする体験は、シンガポール滞在を何倍も味わい深いものにしてくれますよ!

シュールな彫像が立ち並ぶ地獄テーマパーク「Haw Par Villa(ハウパーヴィラ)」

スポット概要

Haw Par Villa(ハウパーヴィラ)は、有名な万能軟膏「タイガーバーム」の創業者である胡文虎(Aw Boon Haw)と胡文豹(Aw Boon Par)の兄弟によって1937年に建設されたテーマパークです。

かつては「タイガーバームガーデン」として親しまれ、広大な敷地内には中国神話や民話、仏教や道教の教えをモチーフにした1,000体以上のユニークでシュールな彫像やジオラマがずらりと並んでいます。

アクセスも非常に良好で、MRT Circleライン Haw Par Villa駅から徒歩1分という抜群の立地です。

見どころ&体験レポ

敷地内に足を踏み入れると、鮮やかな色彩の龍や神々、そして独特な表情を浮かべた人間や動物の彫像が出迎えてくれます。単なる「B級スポット」として巡るのも楽しいですが、中華系移民に向けた道徳教育や価値観を伝えるという深い背景があるのも見どころです。

特におすすめなのが、園内にある室内展示施設「Hell’s Museum(地獄博物館)」です。

Hell’s Museum(地獄博物館)

出典:Hell’s Museum – Haw Par Villa

価格:S$22(大人チケット価格。園内への入場自体は無料)

エアコンの効いた室内で、地獄の十殿(10の裁判所)を描いたジオラマを見学できます。

悪行に対する因果応報の教えが生々しく表現されており、その強烈なインパクトに圧倒されるはず。死生観や道徳について考えさせられる、大人のための本格的な文化体験スポットです。

■ Haw Par Villa(ハウパーヴィラ)
🏡住所:262 Pasir Panjang Rd S118628
🚉最寄り駅:Haw Par Villa駅
🕚営業時間:月〜日 9:00-19:30(Hell’s Museum 10:00-18:00、L.O. 17:00)
📅定休日:無(Hell’s Museumは月)
📞電話番号:6773 0103
🌐WEBサイト


プラナカン文化とパステルカラーの街並みを巡る「カトン地区(Katong)」

スポット概要

シンガポール東部に位置するカトン地区(Katong / Joo Chiat)は、マレー文化と中国文化が融合した「プラナカン文化」が色濃く残るレトロで華やかなエリアです。

MRT Thomson-East Coastライン Marine Parade駅やTanjong Katong駅から徒歩圏内で、通り沿いには伝統的な装飾が施されたショップハウスが立ち並び、街を歩くだけでノスタルジックな気分を味わえます。

見どころ&体験レポ

カトン地区散策のハイライトは、クーン・セン・ロード(Koon Seng Road)沿いに並ぶパステルカラーのショップハウス群です。パステルピンクやブルーの花柄タイルが施された可愛らしい建築は、写真映え抜群!ただし現在も住民が暮らす住宅街ですので、敷地内に無断で入らないようマナーを守って撮影を楽しみましょう。

散策の途中でお腹がすいたら、地元民や観光客に愛され続けるローカルフード「カトンラクサ」は外せません。

328 Katong Laksaのラクサ

価格:S$8.30(Sサイズ)

ココナッツミルクのまろやかさとスパイスの辛みが絶妙にマッチしたスープに、短くカットされた米麺が入った一品です。レンゲ一つでサクッと食べられるのが特徴で、エビや貝の出汁が効いた濃厚な味わいがクセになります。

午前中にショップハウスを散策し、ランチにラクサを堪能したあとは、クバヤ(伝統衣装)やビーズ雑貨を扱うショップを覗いたり、おしゃれなサードウェーブカフェで一休みしたりする半日散歩ルートがおすすめです。

■ 328 Katong Laksa(サンニーハチ カトンラクサ)
🏡住所:51 East Coast Rd S428770
🚉最寄り駅:Marine Parade駅
🕚営業時間:月〜日 10:00-21:00
📅定休日:無
📞電話番号:9732 8163
🏢他店舗:無
🌐WEBサイト


最古の公営住宅街でカフェ&ホーカー巡り「Tiong Bahru(チョンバル)」

出典:Tiong Bahru Plaza

スポット概要

Tiong Bahru(チョンバル)は、1930年代に建設されたシンガポール最古の公営住宅(HDB)が立ち並ぶ歴史あるエリアです。流線型の美しいアール デコ調建築が残るノスタルジックな街並みの中に、個性的でおしゃれなカフェや雑貨店、書籍店が集まっており、新旧の魅力が心地よく融合しています。

MRT East Westライン Tiong Bahru駅や、MRT Thomson-East Coastライン Havelock駅から徒歩数分とアクセスも大変便利です。

見どころ&体験レポ

チョンバルを訪れたら、地元の活気あふれるホーカーマーケットと、洗練されたベーカリーカフェの双方をハシゴするのが通の楽しみ方です。

Tiong Bahru Bakery(チョンバル ベーカリー)本店のクロワッサン

価格:S$5.10

シンガポール全土に店舗を構える大人気フレンチベーカリーの本店がこちら。看板商品のプレーンクロワッサンは、外側がパリッと香ばしく、中はバターの風味が豊かでしっとりフワフワ!緑豊かな路地裏のテラス席でいただくモーニングコーヒーとクロワッサンは格別です。

カフェでのひとときの前に、ぜひ「チョンバル マーケット(Tiong Bahru Market)」の2階ホーカーセンターへも足を運んでみてください。

米粉を蒸した生地に甘辛いダイコンの漬物をのせたローカル朝食「水粿(Chwee Kueh)」など、地元の人々に長年愛されてきた伝統の味を手軽に体験できますよ。

■ Tiong Bahru Bakery 本店(チョンバル ベーカリー)
🏡住所:56 Eng Hoon St, #01-70 S160056
🚉最寄り駅:Havelock駅
🕚営業時間:月〜日 7:30-20:00
📅定休日:無
📞電話番号:6223 0009
🏢他店舗:有(ION, Raffles City, VivoCity その他10店舗)
🌐WEBサイト


野生のクロコダイルに出会えるマングローブ「Sungei Buloh Wetland Reserve(スンガイ ブロー湿地保護区)」

出典:Sungei Buloh Wetland Reserve

スポット概要

シンガポールの北西部に位置するSungei Buloh Wetland Reserve(スンガイ ブロー湿地保護区)は、ASEAN自然遺産公園にも指定されている広大な自然保護区です。都会の喧騒からは想像もつかない豊かなマングローブ林が広がり、渡り鳥の中継地としても世界的に知られています。

都心部からはMRT North Southライン Kranji駅まで行き、そこから925番の路線バスやタクシー・Grabで約15分ほどの場所に位置しています。

見どころ&体験レポ

園内には平坦で歩きやすい木道(ボードウォーク)が整備されており、子どもから大人まで安心してハイキングを楽しめます。歩いていると、干潟を素早く動くムツゴロウや巨大なミズオオトカゲに次々と遭遇!運が良ければ、川辺で日向ぼっこをする野生のイリエワニ(クロコダイル)を間近で観察することもできます。

観察タワーからは対岸のマレーシア・ジョホールバールを臨む雄大な景色が一望でき、リフレッシュに最適です。

散策時の実用ワンポイント

価格:無料(入園料)

園内は自然そのままの環境が保たれているため、売店や自動販売機の数が限られています。訪問前にはしっかりと飲み物を準備し、日焼け止めや虫よけスプレー、帽子を忘れずに持参しましょう。

また、夕方は配車アプリ(Grab)が捕まりにくくなることがあるため、帰りの交通手段は早めに確認しておくと安心です。

■ Sungei Buloh Wetland Reserve(スンガイ ブロー湿地保護区)
🏡住所:301 Neo Tiew Cres S718925
🚉最寄り駅:Kranji駅
🕚営業時間:月〜日 7:00-19:00(L.O. 18:30)
📅定休日:無
📞電話番号:6794 1401
🏢他店舗:無
🌐WEBサイト


猫と緑に癒やされる離島アイランドトリップ「St. John’s Island(セント ジョン島)」

出典:St John’s Island

スポット概要

シンガポール本島の南に浮かぶSt. John’s Island(セント ジョン島)は、かつて検疫所などとして使われていた歴史を持ち、現在は緑豊かな自然と静かなビーチが残る癒やしの離島リゾートです。

MRT North Southライン Marina South Pier駅直結のマリーナ サウス ピアから、定期フェリーに乗って約30分で気軽にアクセスできます。

見どころ&体験レポ

フェリーを降りると、都会のビル群とは一転、のんびりとした離島の時間が流れています。島内には緑豊かな散策路が整備されており、あちこちで人懐っこい猫たちが毛づくろいをしている可愛らしい姿に出会えます。

さらに、セント ジョン島は隣接する「ラザルス島(Lazarus Island)」と人道橋で繋がっており、歩いて渡ることができます。

ラザルス ビーチでのピクニック&海水浴

価格:S$15

ラザルス島側に渡ると、シンガポール屈指の美しさを誇る半月型のホワイトサンドビーチが広がっています。澄んだ海と青い空を眺めながらピクニックシートを広げて過ごす時間は、最高の贅沢です!

なお、島内にはレストランや売店がほとんどありません。本島を出発する前に、サンドイッチやお弁当、十分な水分やレジャーシートを買い込んで持ち込むのが快適に楽しむための秘訣です。

■ St. John’s Island(セント ジョン島)
🏡住所:St John’s Island S098632
🚉最寄り駅:Marina South Pier駅
🕚営業時間:月〜日 24時間
📅定休日:無
📞電話番号:1800 471 7300(NParks Helpline)
🏢他店舗:無
🌐WEBサイト


シーン別まとめ:あなたにぴったりの穴場スポットはここ!

今回ご紹介した5つの穴場スポットを、目的や利用シーン別に分類しました。一緒に行くメンバーや気分に合わせて選んでみてくださいね。

🔷カルチャー&写真映えを楽しみたいなら:
カトン地区(パステル調ショップハウス散策)、チョンバル(アール デコ建築とカフェ巡り)

🔷シュールで深い体験をしたいなら:
ハウパーヴィラ(地獄博物館と中国神話の世界)

🔷大自然の中でアクティブに動きたいなら:
スンガイ ブロー湿地保護区(マングローブ林ハイキング&野生動物観察)

🔷都会を離れてのんびりリゾート気分を味わうなら:
セント ジョン島(離島ピクニック&ラザルスビーチ)


穴場ディープ体験を楽しむための3つの心得

ローカルでディープなスポットを安全・快適に100%楽しむために、在住者目線での注意点を3つまとめました。

🔷暑さ・スコール対策と動きやすい服装を
屋外の散策が多い穴場スポットでは、通気性の良い服装と歩き慣れたスニーカーが必須です。突然のスコールに備えて折りたたみ傘を常備し、日焼け止めや虫よけスプレーも忘れずに持参しましょう。

🔷交通手段(配車アプリ)をスマートに活用する
郊外のスンガイ ブロー湿地保護区やフェリー乗り場周辺では、公共バスに加えて配車アプリ(Grab, Gojek, Tadaなど)をうまく活用すると移動時間を大幅に短縮できます。

🔷営業日時と事前準備をしっかり確認
個人経営のカフェやローカルショップは月・火曜が定休日になっているケースが多くあります。また、離島へ行く際はあらかじめ食料や飲み物を本島で調達しておくなど、事前準備を万全にして出かけましょう。


次の休日はシンガポールの穴場スポットへ出かけてみよう!

マーライオンやマリーナ ベイ サンズだけではない、シンガポールの奥深いローカルな魅力をご実感いただけたでしょうか?歴史あふれる街並み、少しシュールでユニークなテーマパーク、そして豊かな自然が残る離島まで、一歩踏み出すだけでまだ見ぬ刺激的な体験があなたを待っています。

次の週末や旅行の計画に、ぜひSingaLifeおすすめの穴場スポットを取り入れて、通なシンガポールを満喫してくださいね!

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。

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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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