シンガポール初の車のない街「フォレストタウン」のBTO住宅販売開始、西部テンガ

住宅開発庁(HDB)は、シンガポールの西部テンガに最新型のHDBタウン「フォレストタウン」を開発中です。完成すると42,000戸になる大型プロジェクトで、持続可能性を追求するグリーン計画とスマートシティが一体型となるのが特徴です。

さらに、車が町の地下を通り、地上は歩行者と自転車に優しい街になります。地上には小売店やレストラン、スポーツセンターが設置され、2026年にはMRTジュロン地域線(JRL)が開通して駅にも繋がります。

8月、全5区間のうちの3つ目の地区、パルクレジデンシズ@テンガ プロジェクトの受注生産型(BTO)1,040戸が発売されることになりました。

この地区は、緑の多いセントラルパークに隣接していて、1.5kmにわたる熱帯雨林の遊歩道など、多くのウォーキングコースにアクセスできます。

テンガのHDBタウン開発は2016年に発表されたもので、その広さはシンガポール中部のビシャンに相当するとか。

パルクレジデンシズ@テンガは、グリーンビューを最大化する設計だそうで、一部のブロック間には、スカイガレリアと呼ばれる美しい連絡通路が8階に設置されます。そして各住宅には、データポイントと電源、スマートソケット、スマート配電盤が設置され、スマートホームデバイスを取り入れやすくなります。

モールやポリクリニックなどがある近隣センターは2025年に完成する予定で、立体駐車場の屋上には庭園、そして目立つところに階段を配置して住民のウェルネス向上のため階段を使用するよう奨励するそうです。

シンガポールの未来型都市開発、緑に囲まれた街が楽しみです。

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SingaLife編集部

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