日本人対応可!耳鼻咽喉のLYNNE LIM EAR NOSE THROAT&HEARING CENTREで診察をレポート
日系医療機関も多いシンガポールですが、専門的に診てほしい、セカンドオピニオンのドクターを探したいといった声も聞かれます。そこでオススメなのが、耳鼻咽喉、聴覚のローカル専門医療機関。
子どもが持つ軽度の病気は色々あります。軽度だと考えられるため、すぐに医者にはかかりたくないけれど、インターネット上ではなかなか正しい答えを見つけられない、という場合があります。
そんな時、ローカル病院ではどのような診察が行われるか、実際に子どもの鼻の症状で診察をしてもらったライターがレポートします。ぜひ参考にしてみてください!
シンガポールの医療事情
シンガポールには、他の国と比べて、日本人医師が勤務する日系医療機関が多くあり、日本人にとって医療体制が充実している国だと言えると思います。
ただ、内科や総合診療以外で専門的な診察を希望する場合やセカンドオピニオンを求める場合に、日系病院の件数がグッと少なくなります
また、はっきりした理由もなく子どもが体調を崩すというケースも少なくありません。日常生活にはそれほど支障がなくとも頻繁に発生し、それが実は健康上の大きな問題に直面している場合があります。インターネット上で正解を探そうとしても、なかなか答えを見つけることができません。
そんな時に、病院側が日本人の診療に慣れているローカル医療機関を受診してみてはいかがでしょうか?
今回は、日本人をはじめ海外駐在員が多く通う、耳鼻咽喉、聴覚の専門医として名高いリン・リム医師を紹介します。
LYNNE LIM EAR NOSE THROAT & HEARING CENTREの紹介
25年以上の経験を持つ耳鼻咽喉科の頭頸部外科専門のリン・リム医師は、耳、鼻、喉に関連するあらゆる疾患を診断し治療をします。場所はオーチャード駅からも近いMOUNT ELIZABETH MEDICAL CENTRE)に診療所があります。また、FARRER PARK MEDICAL CENTRE にもブランチがあり、どちらも市街地でアクセスしやすい場所にあります。
駐在員の方はもちろん、小さなお子様や10代の子ども達への治療にも力を入れていて、さまざまな病状に対して適切な診断、治療を行っています。小児科医や学校、言語療法士、教師とも密接に連携しています。
また、学校や職場から依頼を受け、聴力検査や語音弁別能力検査を行い、中枢性聴覚障害の診断もしています。補聴器は多様なブランドから選べる上、骨固定補聴器のインプラント手術も行なっています。新生児の耳の奇形に対しては、手術を回避できるEarWell矯正システムを提供することもできます。
また、リン・リム医師は、多くの子どもたちが実際に大きなアデノイドの問題を抱えており、それが鼻づまりやいびきにつながると指摘しています。大抵の症状は、薬や点鼻薬で改善されます。重症な場合、薬では改善されず聴覚障害や反応の遅さを引き起こすこともあります。
実際にあったケースとして、親や先生が子どもにアデノイドの症状があることに気付かず、子どもに聴覚障害または自閉症を疑ったことも。LYNNE LIM EAR NOSE THROAT & HEARING CENTREでは、こういった一見わかりにくい病状をきちんと診断してくれます。
診療科目のラインアップ
耳鼻咽喉科/頭頸部外科
新生児から10代の子供、大人までの鼻、喉、喉頭をあらゆる角度から視覚化する内視鏡検査システムで鼻アレルギーの症状などについての原因を探ります。
多くの子どもが頻繁に起こる鼻水や鼻づまり、くしゃみ、睡眠中のいびき、喘息といった症状を抱え、10人に1人の子どもがこれらの問題に直面していると言われています。リン・リム医師によると、これらの問題はほぼアレルギーが原因であり、治療できるとのこと。
また、耳の症状には、聴覚学技術専門医、看護師、熟練のスタッフが、防音および音響処理された聴覚検査室にて検査します。
アレルギー、鼻炎、いびき、咽頭扁桃腺、鼻づまり、胃酸の逆流、耳の各症状の診断はもちろん、同日アレルギーテストや家庭での睡眠検査もできます。耳の感染症、難聴、耳鳴り、めまい、耳介奇形の治療においても国際的な評価を得ています。
なお、一回の来院で専門医の診察と検査が受けられるため、信頼できる医療レポートや診断が可能になる上、診察料を抑えることができます。
鼻アレルギー検査について
いびき、副鼻腔炎、アレルギーなどの問題を慢性的に抱えている患者さんに対して、内視鏡検査システムを使って検査を実施します。医師はその結果をもとに、症状を改善する方法を提案します。
[STEP1 検査]
1.本人に症状の確認をします。息子は朝方、必ずくしゃみを連発することを説明。
2.検査をする前に、麻酔液を鼻から入れます。
3.ファイバースコープを鼻から入れ、骨の形などをチェックします。
鼻腔からその奥の骨の形に特に問題はなく、アレルギー性鼻炎のため、鼻腔がむくみ、狭くなっているとの診断。
[STEP2 皮膚アレルギーテスト]
1.ファイバースコープの検査でアレルギーの疑いが出た場合、皮膚アレルギーチェックをします。
2.食べ物、植物、空気中の埃、虫など、何に対してアレルギーを発症するか確認できます。
※息子はアレルギーテストを実施前の「コントロールチェック」でその日食べたものがアレルギーテストの診断を正確に出せないとのことで、皮膚アレルギーテストは断念。ただし内視鏡検査の結果と問診からアドバイスをいただきました。
3.皮膚アレルギーテストで結果が分かれば、原因となったアレルギーを避けるためどのようにしたらよいかをアドバイスします。
寝室がシャワールームと隣接していることから、おそらくカビかダニが原因ではないかとのこと。もしベッドのダニを退治する場合は、60度のお湯で衣類とシーツを洗うと良い、とアドバイスをいただきました。天日干しは30度程度なのでダニには効果がないとのこと。また、ダニスプレーを使う方法もあると教えていただきました。
4.皮膚アレルギーテストで反応がなかった場合、血液検査も可能です。
5.食事や免疫療法、室内環境対策など、アレルギー症状改善に向けたアドバイス、治療をします。
※ダニ問題は、シンガポールでは一般的なもので、家の中が清潔に保たれていても発生する可能性があること、さらに、コロナウイルスの発生によりステイホームが一般化し、ダニの問題が悪化傾向にあるそうです。
[診察を受けた感想]
毎朝息子がくしゃみをするので、何かのアレルギーかなと思い、受診しました。皮膚アレルギーテストは反応がありませんでしたが、内視鏡検査で、鼻の中の様子がわかり、骨には異常がないこと、アレルギーは遺伝性である可能性が高いことがわかりました。
家の中の状況を説明し、解決のためのアドバイスをいくつかいただきました。、実践したら症状が緩和されたので、診察を受けてよかったと思いました。
オンライン診療
リン・リム医師はオンライン診察も行っています。同意書にサイン後、診療が可能です。海外の患者も診ており、服用中の薬の処方やアドバイスを行なっています。条件が揃えば、対面での診察をすることなく処方箋を出すこともできます。
また、補聴器の種類や機種、補聴器やインプラントのトラブルシューティングなど、遠隔地での遠隔診療や調整も可能です。
オンライン予約
英語での電話予約は少し苦手という方でも安心。病院ウェブサイトからオンライン予約が可能です。
<クリニック・医院情報>
LYNNE LIM EAR NOSE THROAT & HEARING CENTRE (ドクター リン・リム 耳鼻咽喉科・聴覚センター) MOUNT ELIZABETH MEDICAL CENTRE 住所:3 Mount Elizabeth, #17-07 Mount Elizabeth Medical Centre, S228510 最寄り駅:Orchard駅 営業時間:月〜金 : 9時-17時、土曜 : 9時-13時 定休日:日曜 電話番号:6737 7787 Email:enquiry@drlynnelim.com FARRER PARK MEDICAL CENTRE 住所:1 Farrer Park Station Road, #15-02, Farrer Park Medical Centre, S217562 最寄り駅:Farrer Park駅 営業時間:月〜金 : 9時-17時、土曜 : 9時-13時 定休日:日曜 電話番号:6702 0990 Email:lynne@drlynnelim.com WEBサイト |
丁寧で安心できる医療機関を探している方に
家族や本人の懸念点、心配事についてもじっくりヒアリングし、耳鼻咽喉、聴覚に関するさまざまな症状、課題への解決方法についてアドバイスをしてくれるリン・リム医師。小児科医や言語療法士、作業療法士とも連携し、効果的な治療を行う安心できるクリニックです。気になる症状がある場合は、問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!