目標にしたい女性有名人で、シンガポール人を選んだのは10人中2人の割合。シンガポール人へのアンケート調査結果
グローバル広告代理店のBartle Bogle Hegarty Singapore(バートル・ボーグル・ヘガーティ・シンガポール=BBH)が、シンガポール人女性600人を対象にしたオンライン調査によりますと、目標にしたい人物「ロールモデル」として国内以外の女性有名人の名をあげた回答者が、10人中8人の割合になることが明らかとなりました。シンガポール人を挙げたのは10人中2人の割合にとどまっています。
ロールモデルとして最も名前があがった外国の女性有名人は、ミシェル・オバマ元米大統領夫人や役者のガル・ガドット、韓国の人気ガールズグループBLACKPINK(ブラックピンク)のメンバーであるリサなどが選ばれました。
国内の女性有名人は、俳優のゾーイ・テイやファン・ウォン、シャロン・オーなどがあがりました。
さらに調査では、ロールモデルに求められる主な3つの要素が「モラルが高い(24%)」「恵まれない人々を助ける(14%)」「女性の固定観念を打ち破る(12%)」であることがわかりました。
BBHのストラテジストであるアマンダ・リムさんは「固定観念を打ち破るという項目は、とくに興味深い」と述べています。「欧米と比較すると、シンガポールはジェンダーに対する姿勢が保守的で、女性がジェンダー観をどう打ち破るのかへの関心や期待が結果にあらわれている」と語っています。
また、リムさんは「認められるべき多くのシンガポール人女性が選ばれないのは残念だ」と述べています。
これを受け、活躍するシンガポール人女性たちの認識を高めるために、BBHとジェンダー擁護団体Awareは手を組み、SNS上で#ShesAnlconキャンペーンを実施しています。
キャンペーンでは、3月8日から、さまざまな分野で成果を残すシンガポール人女性の姿が描かれたステッカーをTelegramやWhatsAppでリリースしています。
ジェンダー擁護団体Awareのケリー・レオさんは「これらのステッカーが、歩み続ける国内の女性たちを応援することや、女性たちの物語を語り継ぐきっかけとなってほしい」と述べています。
選ばれるロールモデルが、社会的影響と関係しているのは大変興味深いですね。ぜひステッカーをダウンロードして使用してみてくださいね。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!