シンガポールに2030年に開通予定の横断線、乗換駅のホウガン駅建設を2021年下半期に開始
※写真はイメージです
シンガポール陸上交通庁(LTA)は3月26日、横断線(クロス・アイランド線=CRL)ホウガン駅の建設を2021年下半期に開始すると発表しました。
クロス・アイランド線はシンガポールで8番目となるMRT路線。西部ジュロン湖地区、北東部プンゴル・デジタル地区、東部チャンギ地区といった主要駅を結ぶ予定です。クロス・アイランド線の開通により、およそ10万世帯の利便性が向上すると見られています。
クロス・アイランド線の開発は全3期に分けて行われます。第1期は、乗換駅のボウガン駅を含む12駅、29キロメートルの区間。
LTAはフェイスブックアカウントに、クロス・アイランド線ホウガン駅のエントランス写真と乗り換え用通路のイメージ写真を投稿しています。
また、移動時間も短縮されます。現在、ホウガン駅からシンミン駅とローヤン駅の間にはバスが運行していますが、クロス・アイランド線が開通することで所要時間は約40〜55分から20分程度に短縮します。
クロス・アイランド線の開通は2030年を予定。
横断線ホウガン駅の建設の委託先は、Samsung C&T Corporation(サムスン物産)です。同社はこれまでもコヴァン駅の建設などを含むMRTに関連する建設工事に携わってきました。
クロス・アイランド線が開通することで、より便利に移動できるようになるのは嬉しいですね。利用できる日が待ち遠しいです。
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SingaLife編集部
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