パンからビール?シンガポールで「食のアップサイクル」進む
シンガポールではイノベーションや技術とごみゼロ生産の結合を図る食品会社の増加に伴い、廃棄される食品や副産物を活用し高価値商品を作る「食のアップサイクル」が進んでいる。
コンフェッティ・スナックスはそんな企業の1つ。農園などから“ブサイクな生産品”を調達して野菜/果物チップスを製造している。
2018年の事業開始以来、同社野菜/きのこスナックの売上は前年比成長率で平均312%を達成している。
ビールメーカーのクラスト・グループはレストラン/ホテルの残りもののパンや余剰食材からクラフトビールを製造。
2019年の設立ながら、昨年日本に進出し、アマン東京を含む高級ホテルのミニバー用にビールを提供中だ。
シンガポール企業庁は増加するフードテック企業の支援に積極的だ。食品製造部門の幹部は「気候変動や事業コスト増を受け、企業や消費者は持続可能性の取り組みを重視しており、フードテクノロジーは成長が期待できる」としている。
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SingaLife編集部
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