アートサイエンスミュージアムの最新エキシビジョン、スニーカートピア シンガポールで開催!

「SNEAKERTOPIA(スニーカートピア)Step Into Street Culture」は、マリーナベイ サンズのアートサイエンスミュージアムの最新エキシビジョンです。

出典:Marina Bay Sands

スニーカートピアとは、エミー賞受賞プロデューサーのスティーブ・ハリスとシリコンバレーのテック企業家スティーブ・ブラウンが2019年に設立した展示です。

作品ではスニーカーがバスケットボール、ヒップホップ、スケートボード、ハイファッションなどのストリートカルチャーにどう反映されたかをフィーチャーしています。

Steve Harris氏

そんなスニーカートピア、なんと今回がアジアで初の開催となります。そのエキサイティングなエキシビジョンをご紹介します!




記者会見

2月23日に開かれた記者会見には、ArtScience Museum and AttractionsのエグゼクティブディレクターであるHonor Harger氏、SNEAKERTOPIAのCEO兼共同設立者であるSteve Harris氏、SL Experiencesの共同設立者およびエグゼクティブディレクターのRoss Leo氏、そして20名以上のクリエイターが出席しました。

この日の記者会見は満員御礼。スニーカーがどれだけ愛されているか、目の当たりにした気分です。

参加できなかったJJはビデオで熱いコメントを。


「Sneakertopia:Step Into Street Culture」

10個のテーマゾーンに、スニーカーに関連する壁画、インスタレーション、デザイン、エンターテインメント、スポーツ、映画、アートなどを一挙展示。アートに、ファッションに与えた影響の大きさに改めて驚かされます。スニーカーはただの履物でなく、すでに独立したカルチャーなんだと実感。

もちろん、多くのスニーカー(貴重なものも!)もディスプレイされていますので、コレクターの方も必見です。

そして今回の展示には、McFlyy、Michael Murphy、Mimi Yoonといった米国のトップクリエイター13名の作品を展示するほか、シンガポール人とシンガポールを拠点とするクリエイターの作品も初展示されています。Sam Lo、soph O、Kristal Melson、Pek Shun Ping、Josiah Chua、PHUNKなど今注目のクリエイターたちの作品が一度に見られます。


入り口の守り神 ストーンライオン

The Entranceには、Tobyatoの作品であるネオンカラーのtobyato Sneaker stone lions(ストーンライオン)がスニーカーの箱に鎮座。伝統を現代風にアレンジしています。

こちらが制作したtobyatoくん。若い、才気あふれるアーティストです。


マイケル・マーフィーAIR(2019)

NIKEのあまりにも有名なエア ジョーダン。角度を変えると…

あっと驚く作品です!


コレクターの秘蔵の品も

Limited Edtの創設者兼CEOであるMandeep Chopra氏のコレクション、シンガポールのトップスターJJ Lin個人のスニーカーコレクションや貸し出し作品も展示されています。



自身のファッションブランドを持つJJとJohan Loデザインのヘルメットも必見。

 

全ての作品が斬新!

 

その他にもすばらしい作品がたくさん!


スニーカーはなぜそんなに人を引きつけるのか

毎年多くの新作スニーカーが発表され、多くの人が開店前に並んだり(時には徹夜)、人気商品はプレミアがついて値段が高騰したり、履くためだけでなく投資目的で買う人もいるとか。展示用と使用するものと2足買う人も少なくないとも聞きます。

人々を熱狂させるスニーカーは、アートやストリートカルチャー、果ては映画や音楽の中でも重要なアクセントになっています。そんなアートの一端を見ることができるSNEAKERTOPIA:Step Into Street Culture。思い出に残るエキシビジョンになりそうです。

≪イベント情報≫

SNEAKERTOPIA:Step Into Street Culture
期間:2023年2月25日〜7月31日まで
場所:ArtScience Museum (Marina Bay Sands)
住所:6 Bayfront Avenue, S018974
最寄り駅:Bayfront駅
展示時間:10:00〜19:00(最終入場 18:00)
定休日:無
チケットはこちらでお求めください。




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この記事を書いた人

林じゅん子

長崎県出身。バブル期の東京で浮かれて過ごし、そのままシンガポールへ。気がつけば20数年!香港映画がきっかけでアジア芸能にはまり、シンガポール初日本人芸能記者(自称)に。ラジオ、雑誌ともに芸能一筋、出会った芸能人は数知れず。 現在はエンタメ以外の3大好物、イケメン、おいしいもの、アニマルネタ目を光らせる。期間限定&新製品にも目がない、ローカルどっぷりジャパニーズ

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