選択的卵子凍結、7月導入年齢上限が35歳から37歳へ引き上げ

シンガポールでは7月1日の選択的卵子凍結導入に伴い、妊孕性(妊娠するために必要な能力)の維持を目的とした卵子凍結の年齢上限が35歳から37歳に引き上げられる。

卵子凍結の成功率および37歳までは凍結保存した卵子を使用する有効性が比較的安定していることを示す国内外の研究結果を検討した上での年齢制限変更だ。さらに、(不妊に悩む夫婦やカップルに自身の健康な卵子を提供する)卵子ドナーの年齢上限も7月1日に同じく37歳に引き上がる。

独身女性も選択的卵子凍結を行えるようになるが、自身の凍結卵子を人工授精に使えるのは法的な婚姻関係を結んだ夫婦に限定されるという。尚、選択的卵子凍結は任意の医療行為なため、政府補助金は給付されない。

シンガポールは現在、生殖機能に障害をもたらす可能性のある化学療法などの医学的理由がある場合のみ、卵子凍結を認めている。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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