電気自転車、利用者拡大で事故も増加

電動アシスト自転車(電気自転車)の登録台数は過去数年で2倍超の伸びを示し、2023年7月末時点の登録数は2020年の約1万6千台から3万7320台に激増した。

運輸省と陸上交通庁が公表した統計値によると、登録電気自転車は2021年が3万3453台、2022年は3万7千台に増加。交通専門家はその理由として、コロナ禍に電気自転車を利用する配達員が大幅に増えたこと、電気自転車の値ごろ感と自転車道のコネクティビティ向上を挙げた。

一方、台数増加に伴い、電気自転車が絡む事故も増えている。交通警察はストレーツ・タイムズ紙に対し、2022年は電気自転車が関係した事故の件数が157件で、2021年の150件からは微増に留まったが、2020年の78件を約2倍上回ったと話した。僅少ながら、死亡事故も発生しており、その件数は2020年と2021年が各3件。2022年は2件だった。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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