配車サービス大手グラブ
誤ったERP料金適用で乗車料を過剰請求
乗客4万人超に影響
配車サービス大手グラブ(Grab)のアプリで乗車料金の過剰請求が発生した。陸上交通庁(LTA)と公共交通審議会(PTC)は12月22日に共同声明を出し、「11月20日~12月4日の15日間に渡り、グラブ社専用アプリが期限切れの誤ったERP(電子道路課金システム)料金を適用して旅客輸送6万787回分の乗車料を計算し、利用客は実際より高い金額を請求された」と伝えた。
本不具合により乗客4万431人が影響を受け、その大半がERP料金をS$1~最高S$3余計に課金されたという。
LTA は11月15日、12月の学校休暇に合わせ、11月20~12月31日の間は国内10ヵ所のERPゲートにて通行料をS$1引き下げると発表していた。両政府機関はグラブ利用者から過剰請求に関する報告を受けたとしている。
グラブは同社システムにおいて、ERP料金の更新を完了しており、乗客への返金も開始したとのことだ。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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