新型コロナ感染拡大、ここ1週間の入院患者数280人超に
高齢者はワクチン追加接種を

オン・イェクン保健相は新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の入院患者数が1週間で280人超に増加したと明らかにし、重症化する恐れのある高齢者などにワクチンの追加接種を再度呼びかけた。高齢者がより手軽に追加接種を受けられるように、6月28日まで、島内主要エリアの指定場所に新型コロナワクチンの巡回チームが派遣されるという。

シンガポールは新たな変異株KP.1と KP.2による新型コロナの感染波が拡大中で、これら変異株が国内感染例の3分の2以上を占める。

保健省(MOH)の5月18日の発表によると、5月5日から11日の週は感染者数が推定2万5900人に達し、前週の1万3700人からほぼ倍増した。今回の感染波は6月末までにピークを迎える見込みだ。また、MOHは国内外において、KP.1 / KP.2 株が従来のウイルスよりも伝播力が強く、重篤な疾患を引き起こすという兆候は見られていないとしている。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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