今年のデング熱感染件数が1万件突破
2023年通年の感染数上回る
今年これまでのデング熱感染件数が1万件の大台を突破し、2023年通年の記録件数を上回っている。さらに、国家環境庁(NEA)が7月24日に公表したデング熱調査・四半期報告書によると、今年上半期はデング熱の国内感染による死亡例も13件報告されているという。これは、デング熱死者数が6名だった2023年の2倍以上だ。
NEAは公式サイトを通じ、7月14日~22日の1週間におけるデング熱感染件数は314件となり、今年の国内感染数が累計1万188件に達したと伝えた。
5~10月のデング熱流行期に先行し、感染数が急増したことを受け、NEAは3月の時点でデング熱感染拡大への警告を発していた。7月23日現在、シンガポール国内には活発なデング熱クラスター(集団発生エリア)が70か所ある。このうち10か所は感染件数10件以上のハイリスク地域として、「赤色警告」が出されている状況だ。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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