【2022年版】無料で遊び放題!シンガポールの屋外プレグラまとめ

シンガポールには公園が少なく、どこで子どもを遊ばせたらいいんだろう?と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?たしかに日本のような公園は少なく感じますが、シンガポールには日本のものより規模が大きい滑り台やアスレチックなどの遊具が集まった「プレイグラウンド(通称プレグラ)」がたくさんあります。

室内の有料プレグラは涼しくて快適ですが、毎回だと費用がかさみますよね。そんなときは無料で楽しめる屋外プレグラへGO!今回はSingaLifeおすすめの、おもいっきり体を動かせる無料の屋外プレグラをご紹介します。



シンガポールでおすすめの屋外無料プレグラ

1.Marine Cove

イーストコーストパーク内にあるプレイグラウンド「マリン コーブ」。海に面した巨大な敷地に、遊具がた〜くさん!

大きなすべり台に、アスレチックやジャングルジムのような遊具、そしてブランコなど子どもたちが大好きな遊具がたくさんあります。高いアスレチックやすべり台は小学生向けに感じられますが、未就学児のお子さんもブランコやちょっとした丘のような遊具、低めのジャングルジムなどで十分楽しむことができそうです

またマリンコーブは、付き添う大人に嬉しいポイントとして、飲食店が充実していることが挙げられます。マクドナルドやThe Coffee Beansといった有名チェーン店のほか、おしゃれなカフェ「East Coast Commune」インド料理の「My Briyani House」など多種多様なラインアップです。

マクドナルドはいつも並んでいますが、席数も多いため回転は早い印象です。ランチのみならずソフトクリームやジュースはテイクアウトでさっと買えるので、屋外の暑い中で遊んでも休憩することができ、ありがたい存在です。

熱帯シンガポールで屋外にいると、大人はどうしても疲れてしまいますが(私だけ…?ではきっとないはず!)、涼める避難所があれば子どもとの遊びにも全力で挑めるような気がします。

また、今回私たちは利用しませんでしたが、広いパーク内(マリンコーブはイーストコーストパーク内のほんの一部です)をサイクリングするための自転車の貸し出しサービスもあります。自転車好きなお子さんがいらっしゃれば、ぜひ一緒に楽しまれてみてはいかがでしょうか。ビーチ沿いを自転車で走れるなんて、とっても気持ちよさそう!

小さいお子様連れの方向けに、子どもを乗せる荷台付きの自転車もあります。

さらにビーチで遊ぶこともできるのは、海に面するイーストコーストパークならではですね。実際に水着で泳ぐこともできますが、海岸で貝殻を拾ったり砂遊びをしても十分楽しめます。シャワーが完備された公衆トイレもあるので、いっぱい汗をかいたり砂だらけになっても安心です。

たくさんの遊具に広大なビーチ、飲食店も多岐にわたるマリンコーブ。まだ訪れたことのない方にはぜひ一度、足を運んでいただきたいプレグラです。

Marine Cove(マリン コーブ)
住所:1000 ECP, S449876
電話:1800 471 7300
WEBサイト



2. Pasir Ris Park Playground

シンガポール北東部、パシリスエリアの国立公園内にある「パシ リス パーク プレイグラウンド」。写真で伝わりますでしょうか?このハワイ感!

おすすめは平日夕方。広大な敷地に対して人が少なく、のびのびと遊ぶことができます。

ただ夜に近づくにつれ、公園内をランニング&サイクリングする大人が増えてくるので、小さなお子さんを歩かせるときはこの時間帯は少し注意が必要かもしれません。

大きなすべり台にブランコ、アスレチックなど小学生が楽しめそうなエリアです。大きな木がたくさんあるため、実際の気温より体感温度が低く感じられるのも付き添う大人にうれしいポイントです。

すぐ隣には未就学児のお子さんが楽しめそうな小さめの遊具が集まったエリアも。迷路のような遊具やトンネルのような遊具など、お子さんの想像力を使えば無限に楽しめそうです。

このブランコは、なんと車椅子に乗りながら利用できるというユニバーサルデザインです。さすが、多様な背景を持つ人たちがいるシンガポールだからこそですね。

プレグラ近くのエリアにレストランもあります。海に面したバー&レストラン「Georges」は、ビアガーデンのような開放感あふれる雰囲気。そこから5分ほど歩いたローカルレストラン「Rasa Istimewa Restaurant」は、サテやトムヤムチャーハン、フライドポテトなどがリーズナブルなお値段でいただけます。

セントラルからは離れたエリアではありますが、その分リゾート感を思いっきり満喫できるパシ リス パーク。ちょっとしたお出かけ先としてイチオシしたい公園です。

Pasir Ris Park Playground(パシ リス パーク プレイグラウンド)
住所:110 Pasir Ris Rd, S519113
WEBサイト



3. COMO Adventure Grove

2021年3月にできた新しいプレグラ「コモ アドベンチャー グローブ」。ボタニックガーデンそばの「Gallop Extension」エリア内にあります。

セントラルに在住する方にとっても行きやすい立地の新しいプレイグラウンドですが、アクセスには要注意!「COMO Adventure Grove」で検索して出た住所を直接Grabの目的地にすると、近くの高級住宅街に着いてしまう場合があります。目的地を「Gallop Extension」にし、そこから5分ほど歩くのが最短ルートのようです。

ゲートに着けば、あとは「COMO Adventure Grove」の案内表示に従って道を進みます。

自然をテーマにした滑り台やブランコ、アスレチックなど子ども心をくすぐる遊具がいっぱい!地面は基本的に砂場になっており、裸足で遊んでいる子どももたくさんいます

砂場エリアには、共用で使える砂場セットも!遊びを通して、自然と貸し借りについても学べそうです。

プレグラから階段を登ったところに、ランチを取れるカフェ「Bee’s Knees Petite」もあります。ちょっとしたおもちゃ付きのキッズミールや、アイスクリームもありお子様も満足できるのではないでしょうか。ただし、席数が少ないのでお昼時は少し並びます。

注意点としては、プレグラエリアに自動販売機がなかったことです。上記のカフェか、徒歩5分ほどかかる「Gallop Extension」のゲートまで戻らないと飲み物が買えないため、多めに準備しておくことをおすすめします。

COMO Adventure Grove(コモ アドベンチャー グローブ)
住所:5 Gallop Rd, S258960
※タクシーの目的地には「Gallop Extension」を設定するのがおすすめです
WEBサイト

 

4. Admiralty Park Playground

「アドミラルティ パーク プレイグラウンド」は、シンガポール北部ウッドランズにある大きな公園アドミラルティ パーク内にあります。園内にはなんと大小合わせて26個のすべり台が!またシンガポールで最も長いローラーすべり台もあるなど、数・長さともにシンガポールNo.1を誇るすべり台を有するプレグラです。

アクセスはMRTウッドランズ駅から徒歩約15分、バス停はプレグラエリアからは少し距離があるため、お子様連れの方はタクシーが便利です。

園内のプレグラは、年齢別に

Family Play Area(5~12歳向け)
Junior Play Area(2〜5歳向け)

の2つに分かれており、年の離れたきょうだいでもそれぞれが楽しめるようになっています。

すべり台以外にも、小学生向けのFamily Play Areaにはネット状のアスレチック遊具が、幼児向けのJunior Play Areaにはブランコや丘のようになった遊び場があるなど、さまざまな遊具が充実しており、飽きずに遊ぶことができます。

また、プレグラ以外にも林の中を歩ける遊歩道があり(シェアサイクルも利用可能)、マレーシアに面した「ウォーターフロントパーク」にも隣接しているなど、大人も楽しめる要素が盛りだくさん!園内には100種を超える動植物が生息しているので、動物や昆虫を探したり観察するのもおすすめです。

注意点としては、虫や野生の猿が多く生息していることから虫除けスプレーやシールは必須。また猿に食べ物を取られるのを防ぐため、見えないようにしまっておくのがベストです。いつもと気分を変えたレジャーを家族で楽しみたいときに、ぜひおすすめのプレイグラウンドです。

Admiralty Park Playground(アドミラルティ パーク プレイグラウンド)
住所:31 Riverside Rd, S730000
最寄り駅:Woodlands駅
WEBサイト

 

5.  Toa Payoh Dragon Playground

シンガポールのアイコン的存在でグッズなどのイラストなどにもなっているため、このドラゴンに見覚えのある方も多いのではないでしょうか?その名も「トア パヨ ドラゴン プレイグラウンド」は、トアパヨ駅から徒歩5分ほどのHDB下にあります。

このドラゴンはすべり台になっており、背骨を模したループ状のブリッジにも登ることができます!ドラゴンが好きなお子様はもちろん、フォトスポットとして大人も一度訪れたい場所です。

ただし、遊具はこのドラゴンと隣にある小さい馬の乗り物だけなので、長く滞在するというよりはトアパヨ散策のついでに立ち寄るのがいいかもしれません。また写真のとおり日陰がないので、朝か夕方に行くのがおすすめです。

ちなみにこのプレグラから徒歩5分ほど歩いた、別のHDB下にはリアルで巨大な恐竜のいるプレイグラウンド「Toa Payoh Dinosaur Playground」があるので、ドラゴンや恐竜が好きなお子様は合わせて行ってみるのも楽しいかも?

Toa Payoh Dragon Playground (トア パヨ ドラゴン プレイグラウンド)
住所:28 Lor 6 Toa Payoh, S310028
最寄り駅:Toa Payoh 駅
WEBサイト



6. Bishan-Ang Mo Kio Park

ビシャン地区とアンモキオ地区の住宅地の間を流れる川沿いにある、緑豊かな大きな公園が「ビシャン アンモキオ パーク」です。プレグラの他に芝生や池、スケートリンクやウォーキングコースなどもあり、子どもから大人まで楽しめます。

アクセスはMRTブライト ヒルから徒歩5分、またはアンモキオ駅から徒歩15分ほど。さらに、アンモキオ駅からバス(169番)に乗ると10分ほどでプレイグラウンドのすぐ近くに到着します。

プレグラにはブランコ、3種類のすべり台、ジャングルジム、シーソーと子どもが大好きな遊具がすべてそろっており、お子様が喜ぶことまちがいなし!またシンガポールのプレグラとしては珍しく砂場があるので、砂場セットを持っていくとより楽しめそうです。

小さな遊具も充実しているので、はいはい時期からの赤ちゃんも楽しめますよ。

また公園内にはおしゃれなカフェ「Canopy Bishan」マクドナルドなど、飲食店が充実しているのも嬉しいポイント!緑に囲まれた自然豊かな広い空間で、大人も子どももリフレッシュできる公園です。

Bishan-Ang Mo Kio Park(ビシャン アンモキオ パーク)
住所:1384 Ang Mo Kio Ave 1, S569932
最寄り駅:Bright Hill 駅
WEBサイト



7. West Coast Park

日本人在住者も多いエリアであるシンガポール西部クレメンティにある「ウェストコースト パーク」。その名のとおりウェストコーストの海岸沿いにある公園で、サイクリングコースプレイグラウンドがあり、小さい子どもから大人までさまざまな用途で使える公園です。飲食店は、プレグラエリアの近くにマクドナルドがあります。

プレグラの遊具はどちらかというと幼児向けのものが多く、小学生には少し物足りないかもしれません。大きい子どもは、サイクリングコースでインラインスケートをするなどして楽しむのもおすすめです。

港湾地区がすぐそばにあるため、たくさんの船やタンカーが見えるシーサイドデッキもあります。イーストコーストパークのように水遊びができるビーチはありませんが、海風を浴びながら見るタンカービューは圧巻です。

緑の多さなどはイーストコーストパークと同様ですが、イーストコーストではあまり見かけないハイビスカスなどの美しい花や、リスやトカゲといった動物もたくさんいます。動植物の観察を目的に訪れてみるのも、シンガポール生活ならではの新しい発見になるのではないでしょうか。

West Coast Park(ウェスト コースト パーク)
住所:W Coast Ferry Rd, S126978
WEBサイト



屋外でおもいっきり遊び尽くそう!

シンガポールの屋外プレグラ、いかがでしたか?すべて無料で遊び放題なのがうれしいですよね!休日のファミリーでのお出かけはもちろんのこと、平日は人が少なめでさらにおすすめです。青空のもと、外でおもいっきり遊んで心も体もリフレッシュしましょう。暑いので帽子や水分補給をお忘れなく。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。




この記事を書いた人

risako taira

2020年8月に来星したWebライター歴4年の一児の母です。初めての海外生活。シンガポールの好きなところは、夜景と辛いものが充実していること。

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