シンガポール・Tan Tock Seng病院が5月18日から入院受け入れを再開
5月4日から新規入院患者の受け入れを停止していたTan Tock Seng病院(TTSH)が、5月18日から入院患者の受け入れを再開しました。
TTSHでは4月に新型コロナウイルスの感染例が確認されて以降、クラスターが拡大。5月17日時点で、TTSHのクラスターに関連した感染者数は、46人に上っています。
シンガポール保健省(MOH)は5月17日の発表で、TTSHに入院するすべての患者と約1万2,000人のスタッフを対象に、綿棒による新型コロナウイルス検査を実施した結果、全員の陰性を確認したと明らかにしました。病院内で新たな感染者が確認されなかったため、新規入院患者の受け入れを再開する方針を発表しました。
5月18日から入院に関連して、TTSHへの救急サービス体制や、医療従事者のノビナキャンパスへの出入りの許可を徐々に再開していきます。
ただし、TTSHは、緊急性のない検査・治療に関しては延期を考慮することを推奨しています。
訪問者の入館も引き続き制限を継続する予定で、18日から2週間は、患者1名に対し、事前予約を行った1名の訪問に限定しており、1日の滞在時間も最大30分までとなっています。訪問者はマスクの着用が必須で、病棟での飲食は控える必要があります。
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SingaLife編集部
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