新規入国者の方必見!シンガポール移住前に日本ですべき13のこと<渡航準備編>
東南アジア各国に近く、その立地的利便性や英語圏であること、さらにインフラ整備率の高さ等から、世界中の企業がアジアのハブとして進出するメリットが多くあるシンガポール。今はコロナ禍で従来のような人の出入りには至りませんが、それでも駐在や現地採用、留学などで移り住む人が多い国です。
シンガポールに転勤が決まった、移住を決断したという人達が日本で必ずするべきこと、しておいた方が良さそうなこと、コロナ禍だからこそしておきたいことをまとめました。会社がほぼ手配してくれるという人も自分で全部しないといけない人も、ぜひ参考にしてみてください。
※コロナの状況により諸々の手続きに変更の可能性があります。
2. 引越しの手配
3. 銀行口座の開設準備
4. 歯科検診・健康診断・予防接種
5. ペットがいる場合の渡航準備
6. 住居探し
7. 一時滞在先の確保
8. 学校探し
9. 海外旅行保険(長期滞在用)
10. 運転免許証の更新、国際免許証の取得
11. 携帯電話
12. アプリダウンロード
13. コロナ禍において
14. まとめ
1. ビザの申請・取得
シンガポールで働くにしろ、留学するにしろ、長期滞在をする場合には、ビザが必要です。ビザにはいろいろな種類がありますが、詳細は別の記事で紹介します。一般的な就労ビザ(EP・DP・SPass)は日本にいる間に代理店などを通して申請が可能です。パスポートの期限についても確認しましょう!
必要書類:パスポートコピー、写真、出身学校の卒業証明・修了証明、戸籍謄本(婚姻証明のため)
2. 引越しについて
海外への渡航の際に、まず考えなければならないのが、引っ越しですよね。事前に引越しにかかる日数や送ることができないもの・注意が必要なもの、必要書類などをチェックをしておきましょう!
3. 銀行口座の開設準備
ビザを申請したら、シンガポールについてすぐ銀行口座を開設できるよう、準備をしておきます。基本的には住所が確定してから銀行開設が可能。ただし、仮住まいホテルやサービスアパートからでも以下書類で銀行開設可能となるケースも多いです。
・パスポート
・ビザのApproval Letter
・会社からのProof of Residential(住所証明)
・デポジット
4. 歯科検診・健康診断・予防接種
駐在員として赴任する場合は、会社側で渡航前に終了するよう指示される場合もあります。現地採用の場合は、会社側が指示するケースは多くないので、検診や予防接種は済ませましょう。
東南アジアであるシンガポールでは、A型・B型肝炎の予防接種は渡航前に終えておくことが推奨され、日本脳炎、麻しん風疹、水疱瘡、破傷風など自身のワクチン歴を見直すことをオススメします。数ヶ月の間隔を開けないといけないワクチンもあるので、あらかじめ接種のためのスケジュールを立てましょう。
【厚生労働省検閲所】海外渡航のためのワクチン
【厚生労働省検閲所】シンガポール・マレーシアの情報
また、歯科は特に海外保険が適応でない場合も多く、日本で歯科検診、治療を終えておくといいでしょう。
5. ペットがいる場合の渡航準備
こちらから犬猫入国の条件、手順をチェック。半年以上時間がかかると見ておいた方がいいでしょう。
6. 住居探し
会社側が現地のエージェントを通して家探しをサポートしてくれることが多いですが、渡航前に自身が住みたいエリア、予算、広さの希望などを事前に検討しておくとスムーズです。自分で移住を決断した場合は特に事前のリサーチを念入りにしましょう。
シンガポールでは、駐在員の場合はコンドミニアムに住むこと多いです。現地採用の場合は、費用を抑えるために HDBフラット(公団住宅)やコンドミニアムでルームシェアするのも一般的です。
・東京不動産
・お部屋探し CAFE ヘヤギメ!
・フォーランド
・政府管轄の住居探しサイトプロパティグールー
7. 一時滞在先の確保
会社指定の場合もありますが、そうでないなら居住希望エリアに近いかアクセスしやすいと、新居や学校探しがスムーズです。
一時滞在先に利用しやすいPan Pacific:新居を決めるまでの一時滞在は、立地もサービスも抜群なPan Pacificのサービスアパートメントで♪
8. 学校探し
子どもがいる場合、インター校、日本人学校、ローカル校のどの学校に通わせるのかを渡航前に検討しあらかじめ決定しておいた方がいいでしょう。
スクールバスのピックアップポイントによって、先に述べた住居探しにも関わってくるので同時進行で検討する必要があります。
・SingaLife春2021 教育ガイドブック(在外子女・帰国子女向け)
・プライベートコンサルタントAlpha-K
9. 海外旅行保険(長期滞在用)
シンガポールで病院にかかると、海外医療となり全額負担となるため、海外保険に加入しましょう。会社で加入してもらう、または自身で加入を。
・東京海上日動の海外旅行保険
10. 運転免許証の更新、国際免許証の取得
海外渡航などの事情があれば、特例として更新期間前でも免許の更新手続きが可能です。
また、シンガポールで運転する必要がある場合、国際免許証の申請・取得を。日本で国際免許証を発給されていれば、シンガポール入国後1年間は、シンガポールで運転できます。
更新期限前の手続き
在シンガポール日本国大使館・運転免許に関して
11. 携帯電話
SIMフリー携帯を日本で入手しておけば、シンガポールに着いた後でSIMだけ入れれば通信可能です。シンガポール到着後すぐにネットも繋がるためネット検索もできます。
【代表的な携帯電話会社】
12. アプリダウンロード
シンガポールの地に着いたらすぐ必要となるアプリを事前にインストールしておくと安心でしょう。
・タクシーアプリ:グラブ
・コロナ対策における接触追跡アプリ:トレーストュギャザー
・他、フードパンダなど役立つフードアプリはこちら:【保存版】シンガポールで役立つアプリ。フード&食材デリバリー編
更新期限前の手続き
在シンガポール日本国大使館・運転免許に関して
13. コロナ禍において
現在(2021年7月)シンガポールでは入国後15日間の隔離措置が取られています。隔離ホテルで滞在する間に必要になりそうな食材や運動器具、洗濯紐などを日本にいる間に準備しましょう。
※規制状況が多少変わっている場合があります。最新情報は各自で政府のWebサイトで確認ください。
14. 最後に
今回はシンガポールに移住する前に準備すべき手続きや知識などについて紹介しました。
投稿前にはさまざまな準備があり、混乱してしまいがちですが、はやめはやめにひとつずつ確認していけば、焦ることなくスムーズな準備ができます。ぜひこちらの記事を読んで、シンガポールの入国前に行う準備の参考にして頂ければ幸いです。皆様がシンガポールに無事渡航されるのを願っています。
この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!