シンガポール航空 コロナ感染拡大でマイル・会員ステータスの有効期限を再延長

シンガポール航空(SIA)は1月13日、新型コロナウイルスの感染が拡大し、渡航規制が続くなか、2022年に失効する同社のフリークエント・フライヤー・プログラム“クリスフライヤー”のマイル“クリスフライヤーマイル”および会員ステータスの有効期限を、2020年度および2021年度と同様に、再延長すると発表しました。

延長期間は、失効時から6カ月となります。

たとえば、2022年1月に失効する“クリスフライヤーマイル”の有効期限は、同7月まで自動的に延長され、7月末までにマイルを利用しなかった場合は、さらに2023年1月まで延長されます。

2022年3月~2023年2月に失効する“クリスフライヤー”の上級会員資格“PPSクラブ”および“クリスフライヤー・エリート”の有効期限も、自動的に1年間再延長されるとのことです。

また、傘下の格安航空会社スクート利用時のボーナスマイルや優先搭乗など、上級会員向けの新たな特典も追加されます。

さらに、SIAは、“クリスフライヤー”の上級会員資格獲得に必要な“エリートマイル”についても、スクートに搭乗時の加算率を、従来の“1クリスフライヤーマイル”につき“1エリートマイル”から同“2.5エリートマイル”に引き上げることを明らかにしました。

今回の措置の発表に際し、SIAのシニア・バイスプレジデント(マーケティング・プランニング担当)、ジョアン・タン氏は、「“クリスフライヤー”の上級会員資格の延長とプログラムの改善継続は、会員にさらに感謝の気持ちを示し、より多くの特典を提供するものだ。マイルを獲得・利用する機会も、SIA、スクート両方で増えることになる」と語っています。

コロナ下で飛行機を利用する機会が激減しているなか、マイルと会員資格の再延長は、“クリスフライヤー”会員にとって、朗報となりそうです。



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SingaLife編集部

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