シンガポールの旅費はどれくらい?物価や滞在費用の目安・安い時期までまとめて解説

シンガポールの旅費は高い?それとも意外と安い?東南アジアの中でも物価が高めと言われるシンガポールですが、実際の旅費や滞在費はどうなのでしょうか。この記事では、シンガポール旅行にかかる費用の目安や節約のコツ、安い時期までをシンガポール最大級のメディアであるSingalifeがご紹介します!
シンガポールはどんな国?基本情報

🔵治安:とても良好で安心して過ごせる
シンガポールはアジアでもトップクラスの治安の良さを誇り、女性の一人旅でも安心して訪れることができます。街中には監視カメラが多く、ポイ捨てや落書きなどの違法行為には厳しい罰則があるため、公共の場は清潔で、治安が悪いと感じることもほとんどありません。
夜間の外出も比較的安全ですが、観光客が集まるエリアではスリや置き引きには注意しましょう。
🔵街の雰囲気:近未来的×多文化が共存
シンガポールの街は、未来的な高層ビル群と緑豊かな公園、歴史ある建物が共存するユニークな景観が魅力です。中華系、マレー系、インド系など多民族が共生しており、リトルインディアやチャイナタウン、アラブストリートなど文化色豊かなエリアを散策するのも楽しい体験。また、「ガーデンズ バイ ザ ベイ」や「マリーナベイ サンズ」などインスタ映えする観光スポットも充実しています。
🔵日本からのアクセス:飛行機で約7時間
日本(東京・大阪など)からシンガポールまでは、直行便で約7時間。シンガポール・チャンギ国際空港は世界でも有名な快適な空港で、入国もスムーズです。時差は日本より1時間遅れなので、時差ボケの心配もほとんどありません。
🔵気候:常夏で一年中暑い
シンガポールは赤道近くに位置する熱帯気候の国で、一年を通して高温多湿。平均気温は28〜32℃程度で、突然のスコール(短時間の強い雨)が発生するのも特徴です。冷房が効いた室内との温度差があるため、羽織り物があると便利です。
シンガポール旅行にかかる費用
シンガポール旅行にかかる費用は、一般的に3泊4日で10万〜20万円が目安です。航空券やホテルのグレード、旅行時期によって変動するため、事前の予算計画が大切です。
シンガポール行きの航空券代

シンガポール旅行の予算を考えるうえで、まずチェックしておきたいのが航空券代です。時期や航空会社によって料金に大きな差があります。
JALやANA、シンガポール航空などを利用する場合、往復でおおよそ10万〜19万円程度が相場です。LCCよりは割高に感じますが、機内食や飲み物、預け荷物などが運賃に含まれており、快適な移動を求める方におすすめです。
旅費を抑えたい方にとって定番の選択肢となっているのが、LCCと呼ばれる格安航空会社。中でもZIPAIR(ジップエア)は日本発着のLCCの中でもとくに人気が高く、時期や条件によっては往復5万円台〜の航空券を購入できることもあります。
機内サービスは有料になりますが、必要なものだけを選べる自由度の高さが魅力です。タイミングによってはセール価格も登場するため、旅費を抑えたい方はこまめにチェックしておくのがおすすめです。
こちらの記事では、ZIPAIRについて紹介していますので、これからシンガポール旅行を計画している方はぜひ参考にしてください。
シンガポールのホテル代
次に宿泊費について紹介します!宿泊費はランク別で以下になります。
▪エコノミーホテル S$200~280程度(約22,400円~31,360円) ▪スタンダードホテル S$300~500程度(約36,000円~56,000円) ▪高級ホテル S$500〜(約56,000円) ※レートは2025年6月現在の情報をもとに換算しています |
シンガポールを訪れたら、一度は泊まってみたいのが五つ星ホテルのマリーナベイ サンズです。屋上の絶景インフィニティプールが人気で、1泊おおよそ10万円〜で泊まることができます。
旅行の予算に合わせてホテルを選びたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
シンガポールで使うSIMカードやWi-Fi
シンガポールでインターネットにアクセスする方法は2通り、SIMカードとポケットWi-Fiを使う方法です。どちらもシンガポール旅行ではよくつかわれる手段ですが、詳細を調べたうえで自身の使い方にあった方法を選択しましょう。
SIMカード |
シンガポールのプリペイドSIMカードを購入すると、通話やメッセージ送信が可能になります。日本での生活と同じように、身軽に、快適に高速のインターネット通信が楽しめるのが特徴です。現地調達もできますが、英語があまり得意ではない場合、事前に日本でオンライン予約をしておくと安心です。
SIMカードは現地キャリアのM1、Singtel、Starhubがさまざまなパッケージを提供しています。例えば大手Singtelの旅行者向けSIMカード「hi! Tourist SIM」では、以下のプランが用意されています。
データ容量 | 有効期間 | 料金 |
100GB | 14日間 | 約1,400円 |
100GB 5G | 28日間 | 約3,500円 |
120GB 5G | 28日間 | 約5,800円 |
格安のSIMカードを入れておけば、シンガポール各地にある無料Wi-Fiスポットを使ってオンラインにアクセスすることもでき、結果的にインターネット費用を安く抑えられます。
利用期間とデータ容量など、プランによって事前に支払う金額を決められ、使いすぎによる高額な請求が来ることもないので安心して利用することができます。なお、シンガポールの無料Wi-Fiスポットを利用する際には、Wireless@SGのアカウントが必要なので事前にアプリを取得しておきましょう。
ポケットWi-Fiのレンタル |
入国前または入国後にポケットWi-Fiをレンタルするという手もあります。複数のデバイスを同時接続したり、万全なセキュリティで手軽にインターネットを利用したい方にはこちらがおすすめです。無料Wi-Fiスポットは混雑すると互いに干渉してしまい、SSIDを拾いにくいのが難点ですが、ポケットWi-Fiならいつでもどこでも高速で快適にインターネットを利用できます。
Wi-Fiレンタルサービス会社では以下のようなプランが用意されています。
グローバルWi-Fi
データ容量/日 | 通信速度 | 料金 |
300MB | 4G(高速) | 1,170円 |
600MB | 4G(高速) | 1,370円 |
1.1GB | 4G(高速) | 1,570円 |
イモトのWi-Fi
データ容量/日 | 通信速度 | 料金 |
500MB | 4G(高速) | 1,150円 |
1GB | 4G(高速) | 1,350円 |
レンタルしたポケットWi-Fiは、出国・帰国時に空港/国内カウンターで受取と返却ができるので、手続きに慌てる心配もありません。
シンガポールの交通費
シンガポールの移動手段として最も利用されているのがMRT。MRTとは「Mass Rapid Transit(大量高速輸送機関)」の略称で、シンガポールの地下鉄のことです。
乗車にはEZ-Linkカードという交通系ICカードを使います。MRT各駅のチケットオフィスやコンビニエンスストアで購入でき、現金をチャージしてワンタッチで改札を通れます。これを使えば公共交通機関に1乗車あたりS$0.95〜S$2.21ほどの価格で乗ることができます。
シンガポール現地での観光費用

シンガポールには数多くの観光・アクティビティスポットがあります。ただし人気スポットに入る場合、1つのスポットで4,000円以上は必要となりそうです。
主な観光、アクティビティスポットは以下の通りです。
シンガポール動物園 大人:S$36.60〜(約4,100円) 子ども:S$25.90〜(約2,900円) |
マリーナベイ サンズ展望台 約S$30(約3,400円) |
ユニバーサル スタジオ シンガポール 大人:S$85.70(約9,600円) 子ども:S$64.30(約7,200円) |
ナイトサファリ 大人:S$43.00〜(約4,800円) 子ども:S$30.40〜(約3,400円) |
上記のような人気観光スポットもおすすめですが、後ほど紹介する無料で楽しめるスポットもあります。旅の予算に応じて、上手に組み合わせてみましょう。
シンガポールでの食事代
シンガポールでは、食事にかかる費用は食べる場所によって大きく異なります。旅行のスタイルや予算に応じて、どこで食べるかを選ぶのがポイントです。
■ ローカル店やホーカーズ(屋台街)の場合 |

シンガポールで食費を抑えたいなら、まずおすすめなのがホーカーズやフードコート。地元の人も日常的に利用しており、安くておいしいローカルフードがそろっています。
◆チキンライス、ラクサ、ナシレマなど:S$4〜8(約450〜900円) ◆ドリンクやデザート類:S$1〜3(約110〜340円) |
ローカルの屋台は料理のクオリティも高く、衛生管理も比較的しっかりしているため、観光客にも人気です。衛生面に関して心配な方もいらっしゃるかもしれないですが、1番ローカルな雰囲気を味わえるのは圧倒的にホーカーなので、ぜひ訪れてみてください。
■ 一般〜観光客向けレストランの場合 |
観光エリア(例:マリーナベイ、オーチャード、クラークキー)にあるレストランやカフェでは、料理の価格が一気に上がります。特に西洋料理や高級店、日本食レストランなどは日本より高く感じることも。
◆一般的なメイン料理:S$15〜30(約1,700〜3,400円) ◆アルコール(ビール1杯):S$12〜18(約1,400〜2,000円) ◆ディナーコースや高級店:S$50〜(5,600円〜) |
特にお酒は高めで、レストランやバーでの飲酒は想定以上に費用がかさむことがあるので要注意です。旅行の満足度を下げずに節約したいなら、「昼はローカル店、夜はレストラン」などメリハリをつけるのがおすすめです。シンガポールは多様な食文化をリーズナブルに楽しめるグルメ天国です。
シンガポールのお土産代

シンガポール旅行では、お土産選びも楽しみのひとつ。お土産は購入するものや人数にもよりますが、高価なブランド品などを除けば、5,000円〜10,000円ほどが目安になるでしょう。シンガポールでしか手に入らない食べ物や限定品などが空港や各市内の専門店やデパートで販売されています。以下はシンガポールのお土産の中でも定番と呼ばれるものです。
◆マーライオンクッキー 1箱S$9前後(約1,000円) |
シンガポールの象徴ともいえるマーライオン。マーライオンパッケージのお菓子はお土産の中でも人気の品です。空港や現地のスーパー、観光地の専門店でも販売されているので手に入りやすいのも嬉しい点です。
◆TWG Teaの紅茶、マカロン S$9〜27(約1,000円〜3,000円) |
高級ティーブランドのTWG Teaの紅茶やマカロンもよくお土産に選ばれます。多種多様な味と香りが楽しめる人気ブランドであり、マカロンの中にTWG Teaの高級紅茶の風味が織り交ぜられています。
◆Bacha Coffee S$27前後(約3,000円) |
美しいパッケージと香り高いアラビカ豆が魅力の高級コーヒーブランドです。世界各国の豆を使った豊富なフレーバーが揃い、コーヒー好きにはたまらないお土産です。特にゴールド缶入りのギフトセットは見た目も華やかで、特別感のある贈り物として喜ばれること間違いなしです。
◆パイナップルタルト S$9〜27(約1,000円〜3,000円) |
東南アジアの中華圏で大人気!旧正月の定番スイーツであるパイナップルタルトは今やシンガポール土産として定番となっています。
◆カヤジャム S$3〜15(約300円〜1,700円) |
シンガポール定番のお土産といえば、ココナッツと卵、パンダンの葉、砂糖をベースにしたカヤジャム。甘くて濃厚な風味が特徴で、トーストに塗るだけで本場の味を再現できます。中でもYa Kun Kaya ToastやTOAST BOXのカヤジャムは人気が高く、手頃な価格で買えるのも魅力です。現地の朝食文化を感じられる一品です。
◆香水瓶 S$13〜40(約1,400円〜4,500円) |
女性向けのお土産としておすすめのジャマル カズラ アロマティックスの「香水瓶」。高級感あふれる見た目ですが、日本円で約1,000円から購入できるものもあり、意外とリーズナブルな価格で購入できます。
上記のように、安価なものならば、1,000円前後から買える物も多いので、それほど物価高を気にすることもないでしょう。
【日数別】シンガポール旅行費用の目安はいくら?
シンガポール旅行の費用は、日数や過ごし方によって大きく変わります。ここでは、2泊3日と3泊4日の旅行を想定し、それぞれの目安を紹介します。
2泊3日のシンガポール旅行費用
🔶目安:1人あたり 約12万〜15万円
2泊3日の旅行なら、主要な観光地を効率よく回ることができ、週末や短期の休暇にも最適です。航空券はLCCを利用すれば約8万円〜。エコノミーホテルに2泊すると約2〜4万円。食費や移動費、入場料などを合わせて約2〜3万円程度。節約すれば10万円以下に抑えることも可能です。
3泊4日のシンガポール旅行費用
🔶目安:1人あたり 約15万〜17万円
シンガポール旅行の日数は3泊4日が人気です。3泊4日なら観光だけでなく、ショッピングやグルメもゆっくり楽しめる余裕のあるスケジュールになります。航空券は2泊3日と同様に約8万円〜、エコノミーホテルの宿泊費は3泊で約4〜5万円。食事や観光、交通費などは3〜4万円程度見ておくと安心です。少しリッチな体験も取り入れたい方におすすめです。
シンガポール旅行の旅費を安くするには?
シンガポール旅行では工夫次第で旅行費用を抑えることができます。食事や移動、観光のコツを押さえて、賢く楽しみましょう。
旅費が安くなる時期を狙う

10月から3月までの雨季は観光客も少なく、航空機のチケット代やホテル代が安くなる傾向にあります。雨季といっても洪水が発生するようなレベルではなく、それほど心配はいりません。1年中暑いシンガポールでも涼しく感じられます。
旧正月や夏休みを避ければ比較的安い航空券が見つかることもあるので、イベントの混雑を避けたい方にもおすすめの時期です。
ホーカーで食事をする

費用を抑えるなら、外食はホーカーを活用するのがおすすめです。地元の人にも人気の屋台街で、チキンライスやラクサなどのローカルグルメが1食数百円程度で楽しめます。清潔で種類も豊富なので、安くて美味しい食事を求める旅行者にはぴったり。節約しながらもローカルの味を楽しむことができますよ。
移動は地下鉄やバスを使う
移動費用を安く済ませるために、MRTや公共バスを利用しましょう。また、旅行者向けの交通系ICカードとしてツーリストパス(Tourist Pass)があります。このカードが1枚あれば電車やバスに乗り放題で、ある程度まとまった期間滞在するシンガポール旅行者にはこちらも人気です。
シンガポールの公共交通機関乗り放題パスは全部で3種類。3泊4日であれば、以下の金額(3日分)にいくらかEZ-Linkカード分を追加する形で移動ができるでしょう。3泊4日でS$29のSGツーリストパスを購入した場合など、4,000円以内で各地を回ることができます。
シンガポールツーリストパス | シンガポールツーリストパス+セントーサエキスプレスバンドル | シンガポールツーリストパス+チャンギレコメンズバンドル | |
価格 | S$17/S$24/S$29/S$37/S$45 | S$31 | S$48 |
期間 | 1日/2日/3日/4日/5日 | 3日 | 3日 |
デポジット | なし | なし | なし |
その他 | 一部の飲食店、スパ、観光施設などの割引あり | セントーサエキスプレスチケット1枚 | 1時間無料ツアー、ポストカードセット、チャンギトラベルコンシェルジュサービスS$5引き |
無料の観光地に行く
シンガポールでは無料の観光地を巡るだけでも文化や歴史を垣間見ることができ、満足感が満たされるのでおすすめです。
🔶Merlion Park
Merlion Park(マーライオン公園)は、シンガポールのシンボル「マーライオン像」がある定番観光地。マリーナベイ サンズを背景に記念写真も楽しめます。
🔶マリーナ ベイ周辺
マリーナベイ サンズ、ヘリックスブリッジ、アートサイエンスミュージアムなどが並ぶエリア。夜のライトアップは圧巻で、絶景を楽しめます。
🔶Gardens by the Bay
シンガポールの近未来的な植物園、Gardens by the Bay(ガーデンズ バイ ザ ベイ)は、有料のドームやOCBCスカイウェイ以外にも、スーパーツリー グローブの周辺や広大な庭園部分は無料で見ることができます。夜のライトショー「ガーデン ラプソディ」も無料で鑑賞できます。
🔶Singapore Botanic Gardens
Singapore Botanic Gardens(シンガポール植物園)は、世界遺産にも登録されている広大な植物園です。美しい植物たちを無料で見ることができるので、王道の観光地には行ってしまったという方におすすめのスポットです。
🔶チャイナタウンやカトン地区の街歩き
チャイナタウンは、。歴史的な建物と新しいお店が入り混じった、ちょっと不思議で魅力的な風景が広がっていて、歩いているだけでもワクワクするエリアです。
カトン地区はプラナカン文化が息づく場所として知られています。パステルカラーのかわいらしい建物や、細やかな模様が美しいプラナカンタイルが並ぶ街並みは、写真映えも抜群。西洋とアジアの文化がほどよくミックスされた建築スタイルで、どこを切り取っても絵になります。
のんびりと街歩きしながらシンガポールならではの文化や歴史を感じることができますよ。
シンガポール旅行で費用以外に気をつけたいポイント
シンガポール旅行では費用面だけでなく、現地の物価や通貨の違い、治安状況や厳格なルールへの理解も大切です。具体的に気を付けたいポイントを見ていきましょう。
シンガポールの通貨と物価
シンガポールの通貨はシンガポールドル(S$)で、通貨コードはSGDが用いられます。紙幣、硬貨ともシンガポール金融管理局(Monetary Authority of Singapore-MAS)によって発行および管理がされており、国内の全ての取引や支払いに使用することができます。為替レートは、2025年6月時点でS$1=約112円となっています。
一般的によく流通している通貨は以下の通りです。
◆紙幣:S$2、S$5、S$10、S$50、S$100 ◆硬貨:S¢5、S¢10、S¢20、S¢50、S$1 |
シンガポールの物価に関してですが、一般的に「食費」「住居費」「教育費」「医療費」「保険料」が日本よりも高いといわれています。ただし、食費などは安価なホーカーやショッピングモール内のフードコートで済ませることができますし、交通費は日本よりも安いので、短期旅行の場合だと使い方によって大きく出費を抑えることができます。
シンガポール旅行で注意したい治安とルール
シンガポールは日本よりも厳格な規制が多く、街中いたる所に防犯カメラが設置されていることから、治安も日本より良いと感じます。ただそれでも、女性が被害に遭う性犯罪、スリや置き引き等に遭う日本人旅行者がいます。派手な格好や多額の現金を持ち歩かないなど、常に防犯を意識しながら過ごしましょう。
2024年時点で一般的な刑事犯罪件数は約2万件ほどですが、詐欺やサイバー犯罪の件数は5万5千件以上に上っており、日常生活よりも主にオンライン上で気を付ける必要がありそうです。インターネット利用の際には不審なサイトを開かない、公共のWi-Fiを使用する際には第3者に情報を見られないようセキュリティを万全に整えるなど、自衛で対処する必要があるでしょう。
旅行者が特に注意しなければならないのが「22:30以降は公共の場所での飲酒禁止」ということです。22:30以降は、許可を得た飲食店以外では酒類の販売が禁止されており、違反した場合は、S$1,000(約112,000円)の罰金になります。
もし万が一トラブルに巻き込まれてしまったという場合、緊急連絡先として以下を覚えておくと良いでしょう。
◆警察への緊急通報:999 ◆消防・救急車:995 ◆在シンガポール日本国大使館:6235 8855 |
海外旅行保険は必要?費用はいくら?
シンガポールは治安も良好で、戦争やテロの脅威もない国ですが、万が一に備えて病気や事故の際に役立つ海外旅行保険に入っておくと安心です。海外旅行保険の保険料は旅行日数や年齢、補償内容にもよりますが、シンガポールの場合は5日間の場合2,000円ほどが一般的です。加入しておくと、予期せぬ治療・生活用品の損傷・個人賠償責任などが発生した際に一定の金額を補填してもらえます。
保険会社は三井住友海上、損保ジャパン、東京海上日動などが挙げられます。補償プランは各社でさまざまなので、加入前にご自分に合ったプランを選択しておきましょう。現在はオンライン上のクレジットカード払いで簡単に購入そして契約ができます。
もう一つの手段として、いまお使いのクレジットカードに海外旅行保険が付帯されていることがあります。こちらはクレジットカードの安心補償サービスなので、料金はかかりません。代表的なものでは、三井住友カードやアメリカンエキスプレス、JCBなどが挙げられます。
現在使っているクレジットカードの窓口に問い合わせて、海外旅行保険がどの程度適用されるか確認してみましょう。多くの場合、海外での事故や病気、ケガなどで2,000万円~3,000万円まで補償してくれます。
シンガポール旅行の費用を知ってコスパ良く楽しもう
シンガポールは治安が良く清潔で、近未来的な魅力にあふれる人気の旅行先。多彩な観光や絶品グルメが楽しめ、ホーカーズやMRTを活用すれば10万円前後でも充実した旅が可能です。無料スポットや快適な街歩きも魅力。計画的に準備して、安心でコスパの良い旅を楽しみましょう!
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
●本文中の通貨の記載は、2025年6月上旬のレートを参照しています。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!