シンガポールでワーキングホリデー!事前準備や手続き、現地での生活まで詳しくお届け!

シンガポールのワークホリデー制度をご存じですか?18歳以上25歳未満であり、各種条件を満たせば、勉強や仕事をしながらシンガポールに最長6カ月間滞在できます。今回は手続きやビザの申請方法、現地での暮らしや仕事についてご紹介します。

※ビザの申請や渡航情報については随時、最新のものをご確認ください。




ワーホリに行く前の準備

シンガポールでは、一般的なワーキングホリデー制度(相互協定)とは異なる姉妹協定の「ワークホリデープログラム」が実施されており、シンガポールが協定を結んでいる9カ国と1地域に限定されて適用されています。

そのため、シンガポールのワークホリデー制度には、年齢制限をはじめとする独自の制限が設けられています。また、さまざまな手続きも必要です。

シンガポールのワーホリについての情報をまとめました。

年齢・学歴・滞在制限


年齢
シンガポールのワークホリデービザの取得対象年齢は18歳以上25歳未満と定められています。他の国同様、シンガポールも以前は30歳まで申請可能でしたが、2012年12月に変更されました。


学歴
日本政府によって認められた大学を卒業、または3カ月以上大学の学部に在籍するフルタイムの学生であることが条件となります。
以前はシンガポールのワークホリデービザを取得するには、世界大学ランキングで200位以内の大学の学部に3カ月以上在学、もしくは卒業をしている方を対象としていましたが、2015年より変更されました。


滞在期間
シンガポールのワーホリで認められている滞在期間は、最長で6カ月です。期間終了後の延長は不可ですが、正規就職先企業のスポンサーを得て人材開発省の一般就労パスを取得することで「長期正規就労」への切り替えが認められます。



保険加入

シンガポールのワーホリでは最長で6カ月間滞在できます。長期間の滞在中の病気やケガ、不慮の事故に備えて、必ず留学・ワーキングホリデー向けの保険に加入しましょう。保険を選ぶ際には、

・治療や救援費用など、補償内容
・保険会社が現地のキャッシュレス対応病院と提携しているか
・契約期間(出発日から帰国日までの通算が必要)
・解約手続きの方法

などを考慮して決めるとよいでしょう。


ビザ申請手続き

ワークホリデーを希望する際には、シンガポールへの渡航前に、ビザの申請手続きを行う必要があります。

シンガポールのワークホリデービザの申請はオンラインからのみ可能です。シンガポール人材開発省(MOM)から申請書をダウンロードして記入し、以下の必要書類を添付します。

・ワークホリデープログラム申請書
・パスポートのコピー
・学位証明書または成績証明書のコピー(卒業生)
・大学の在学証明書のコピー(在学生)(氏名、国籍、性別、生年月日が記載されたもの)
・大学の学生証のコピー(在学生)
・学生ビザのコピー(学生ビザを所有している留学生のみ)

大学発行の書類は英文のものが必要です。ない場合は、大学が認定した正式な英訳を添付します。書類はPDFかJPEGで用意し、オンライン申請の際に添付して送信します。

申請処理(審査)には約3週間かかります。申請が承認されると、就労ビザのIPA(In-Principle Approval)が電子メールで届きます。IPAレターの日付から3カ月以内にワークホリデーパスを取得する必要があります。

2022年2月以降、ワークホリデービザの申請条件にワクチン接種完了が加わりました。



IPA取得後から渡航前までの手続き

IPAの取得後、必ず3カ月以内にシンガポールへ渡航しなければなりません。渡航の2週間前には、MOMオフィスでワークホリデー用就労許可書を発行してもらうためのオンライン予約を行う必要があります。

渡航後の手続き

シンガポールに到着後、予約日にIPAと必要書類を持ってMOMオフィスに行き、就労許可証発行の申請をします。以下の書類が必要です。

・ワークホリデーパス申込書一式(IPAとメールに添付されていた書類一式)
・パスポート・オンライン予約時の予約票
・シンガポール入国時に記入した出入国カード(Arrival Card)
・入国から6カ月後の出国を証明する交通機関のチケット(飛行機、船、鉄道など)
・ワークホリデービザ発行費用S$175(VISAまたはMasterCardで支払い)

MOMサービスセンターでは書類提出の際に写真撮影と指紋採取も行われ、すべての手続き終了後、約4日で許可証が発行となり、再度、MOMセンターで許可証の受け取りが必要です。


どんな仕事がある?

ワークホリデーで働くことができる職種は、日本食レストランスタッフ(日本人経営のレストラン、またはローカルレストラン)入力作業などの事務職コールセンター旅行ガイドライター日本語教師などがあります。

シンガポールのワークホリデーに職種の制限はありません。しかし、期間が6カ月と短めである上、近年、シンガポール政府は自国民の雇用を守ろうとしているため、職種が限られてしまうのが現状です。希望の職種が見つかるまで探してみましょう。

シンガポールでの日本人向けの求人は、さまざまな求人サイトに掲載されています。ワークホリデービザ向けの求人の検索ができるサイトもあるので、随時、希望する条件に合った最新の求人をチェックするとよいでしょう。

現地での給料はどのくらい?

ワークホリデーでシンガポールに滞在し、働く場合の時給は日本と変わらないか、それより低額であると認識しておくとよいでしょう。

英語力は仕事選びにおいて重要!

仕事選びの際には、英語力の有無は大きく関係します。渡航前に英語力をアップさせる、またはワークホリデービザで入国後、現地の語学学校に通って英語に自信をつけてから仕事を探すという方法もあります。

シンガポールには多くの語学学校があり、短期コースを含む多彩な選択肢があります。多民族国家であることから、中国語をはじめとする英語以外の言語を学べる学校が多いことが特徴的です。日系の語学学校もあるので安心です。


どんな滞在先が選べる?

渡航後、ネットカフェやユースホステルに滞在しながら、住居や仕事を探すのも便利です。ユースホステルで出会った同じような境遇の仲間から情報収集をしたり、滞在中に現地の土地勘を養ったりするのもいいでしょう。

ワークホリデー中の滞在先として、どんな選択肢があるかご紹介します。

学生寮

教育水準の高いシンガポールでは多くの留学生が学んでいるため、学生寮がたくさんあります。大学や語学学校付属の学生寮ではなく、民間経営の学生寮です。

さまざまなタイプがあり、価格は部屋をシェアする人数によって異なります。キッチンとバストイレなどは共同で、設備は寮によって異なります。価格は以下のようになります。

1人部屋:S$1,000~S$1,500/月
2人部屋:S$700~S$1,000/月
4人部屋:S$500~S$700/月



コンドミニアム

コスト面の負担が大きくなりますが、セキュリティ面がしっかりしている、清潔である、敷地内にプールやジム、テニスコートがついているところが多い、など好条件であることが多く、快適な生活を重視する人向けです。広い間取りを数名でシェアしているケースもあります。

スタジオ:S$1,500~S$3,000/月
2ベッドルーム:S$4,000~S$4,500/月



HDB

シンガポール政府が建設した公営住宅で、シンガポール国民の8割が暮らしています。築年数が経過し老朽化しているものから、新築のものまで、設備や状態が異なるため、事前のチェックや内覧をしっかり行ってから決めることをおすすめします。

2LDK~3LDK:S$700~S$1,500/月





シンガポールのワーホリはこんな人におすすめ!

シンガポールのワーホリに参加すると現地にいろいろなコネクションができ、ワーホリ期間終了後にシンガポールに就職したい場合には有利になります。

また、シンガポールのチャンギ国際空港はアジアのハブ空港であり、シンガポールを拠点として近隣の国への旅行を楽しみたい人にもワーホリはおすすめです。特に東南アジアへの旅行はフライト時間が短く、LCCを利用すればコストも抑えて楽しむことができます。モルディブやオーストラリアへのアクセスも良好です。



シンガポールのワーホリは6カ月間です。明確な目標を持って有意義な時間を過ごしましょう。

シンガポールには多くの日本人が住んでいますが、英語力をつけたいなら日本人社会から一歩踏み出して、ローカルの友人を作る、地域社会のイベントに参加するなど、積極的に行動してみましょう。

また、ワーホリ期間終了後の現地での就職や起業を目指すなら、知見を広げ、人脈が広がるように自主的にさまざまなことにチャレンジしてみてはいかかでしょうか。




長期滞在で貴重な体験ができるシンガポールでのワーホリ。ぜひチャレンジを!

シンガポールでワーホリに参加するにはさまざまな手続きが必要ですが、最長で6カ月間滞在でき、現地で就労したり、学校に通ったり、貴重な経験ができます。参加条件を満たす方は、ぜひチャレンジしてみてはいかかですか?きっと、日本では得られない経験やつながりを得て、世界がぐっと広がることでしょう。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。



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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!