シンガポールでの1ヶ月の生活費を大公開!〜駐在家族・現地採用家族・現地採用独身の方に実際に取材しました〜

多民族国家で多様な文化、年中常夏の気候で移住先として人気のシンガポール。治安の良さや、インフラの充実、負担の少ない税制度など外国人には魅力が沢山ありますが、気になるのは高いと噂される生活費ではないでしょうか?

今回は、実際に駐在家族、現地採用の家族、現地採用の独身の方にそれぞれ生活にかかる費用を聞きました。日本と比べてどの部分が高いのか等検証、紹介していきます。


各項目の費用と何にお金がかかるのか一覧

シンガポールの平均賃金


・2020年のシンガポール人、永住権保持者の平均年収は4534SGD(約36万円)×12=54,408SGD(約435万円)

・2019年の日本の平均年収は461万円(2020年国税庁調べ)

シンガポールと日本ではほぼ同水準なことが分かります。
参考:MOM

ビザの説明はこちらの記事で詳しく説明しています。

食費

外食

ファミレスやホーカーなら1人当たり最低価格5SGD〜20SGDで飲食可能。日系レストランやチェーン店ではないレストランでは、最低1人当たり30SGD++(税7%・サ-ビス料10%別)〜。高級店であればあるほど高額になります。

(例)大戸屋(日本)・・・鶏と野菜の黒酢あん定食890円(税込)
大戸屋(シンガポール)・・・鶏と野菜の黒酢あん定食12.5SGD(1000円税・サ別)

自炊

ローカルスーパーやマーケットの利用が多いのか、日系デパート、スーパーの利用が多いのかで食材費が変わります。ローカルスーパーメインなら低コストで、日系店の利用が多いと反対にコストが高くなります。

飲酒

シンガポール産のタイガービールは国産のため、よく店頭で見かけ値段も日本のビールとほぼ同様ですが、輸入のお酒に関してはアルコール度数により酒税が高くなるため、日本よりウイルキーや日本酒、ワインは2、3倍の高さとなっています。

(例)ビール350ml 6本 20SGD(1600円)、ワイン720ml 1本30SDG(2400円)、ウイスキー700ml 1本 70SGD(5600円)、日本酒720ml 1本 40〜90SGD(3500円〜7000円)
参考:フェアプライスオンラインストア

家賃相場

東京23区ほどの限られた土地に600万人弱の人々が暮らすシンガポール。その分家賃も日本に比べて高めに設定されいます。

コンドミニアム

ジムやプールなど共用施設が入るセキュリティ付き高層マンション。

(例)3ベッドルーム
<郊外>3000SGD〜(約24万円)/月
<中心地>5000SGD〜(約40万円)/月

HDBフラット(Housing & Development Board)

シンガポール人の85%以上が住む政府建設の公共団地。

(例)3ベッドルーム
<郊外>2500SGD〜(約20万円)/月

【東京都の例 3LDK】

<港区・千代田区>31.9万円
<目黒区・文京区>21.8万円
<江戸川区・足立区>12万円
参考:スーモ

光熱費

光熱費は主にSP(Singapore Power)が一括で管理。電力市場の自由化により、電力小売り事業社も選択可になりました。

エアコン使用料、在宅勤務か出勤が多いか、料理をよくするか等生活の仕方で変動が大きいのが光熱費です。居住形態や一年を通しての価格変動はほぼありません。

電気代ガス代水道代灯油などその他光熱費
シンガポール(総世帯平均・月)200SGD(1万6000円)20SGD(1600円)40SGD(3200円)参考:SPgroup2021年上半期
日本(総世帯平均・月)9100円4235円4058円1092円参考:総務省統計局 家計調査家計収支編 2019年


交通費

日本と比べてもかなり安いシンガポールの公共交通費用。タクシーはタクシーアプリで呼ぶのが一般的ですが、流しのタクシーでメーター料金で利用しても初乗りから格安なため、安心です。ただし、深夜早朝に加え、ピーク時にも割り増しになる点は注意。

MRTバスタクシー
シンガポール大人0.42〜1.67SGD(35円〜130円)(Ezlinkカード使用時)大人0.92〜2.17SGD (75円〜170円)(Ezlinkカード使用時)初乗り3.2〜3.9SGD(250円〜310円)、加算0.22SGD(17円)※ピーク時間割増

平日6時~9時30分、全18時~0時はメーター割増+25%

深夜早朝 0時~6時はメーター割増+50%

参考:SBSTransit
地下鉄(東京メトロ)バス(都営)タクシー
日本大人168円〜314円(ICカード使用時)大人210円(ICカード・一般同様)初乗(1.052kmまで)420円、加算(233m毎)80円



子育てに関する費用

・ローカル系幼稚園 生後18ヶ月〜 1000SDG〜2000SGD(8万円〜16万円)
・日系幼稚園2歳〜1300~1500SGD(10〜12万円)
※入園料別

【日本私立幼稚園(都内・年少以降)の場合】

年間の費用総額は35万4000円(教育費 31万9000円+給食費 3万5000円)
月々約3万円
参考:文部科学省子どもの学習費調査平成28年度

通信費

ケーブルテレビ/インターネット/携帯

Singtel、Starhub、M1の他、My Republic、ViewQwestといったインターネットプロバイダー会社があります。

携帯とケーブルテレビ、インターネット契約のパッケージで申し込むことも可。

(例)Starhubのプラン、ケーブルテレビ(NHK+3カテゴリー選択)とインターネット契約、固定電話番号付与で85SGD(6800円)/月

携帯電話

日本と同様、SIMフリー携帯に、SIMを入れて携帯電話を使用することが可能。上記で紹介したSingtelやStarhub、M1が大手で様々なプリペイド携帯用プランや、月定額プランを用意しています。

(例)GOMO(Singtel傘下)データ通信容量20GB・音声通話200分・SMS200件
月額料金20SGD(1600円)

【日本】

(例)UQモバイルデータ通信容量25GB 月額料金3828円(音声通話60分別途550円)

その他の出費

日用品

サランラップシャンプー洗剤トイレットペーパー
シンガポールDiamond cling wrap 60m 3.8SGD(300円)Pantene Shampoo Daily Moisture 680g  6.5SGD(600円)Attack liquid detergent refill floral 1.4kg  4.85SGD(380円)Kleenex Ultra Soft Toilet Tissue 10per 6.95SGD(550円)参考:フェアプライスオンラインストア
日本newクレラップ22cm×50m(292円)LUXサンシャインストレート 詰め替え600g(558円)アタック抗菌EX詰め替え1350g(376円)エリエールコンパクト45m(2枚)×8ロール(429円)参考:楽天SEIYU


美容代

カットカラーリタッチ
シンガポール(日系美容院)70〜100SDG90〜120SDG
日本(都心部)5000〜8000円5000〜7000円参考:ヤフービューティ




実際の月の生活費を三人の観点から紹介
独身シェアハウス、駐在子供あり、現地採用子供あり

現地採用子供あり

年齢30代前半
家族構成3人家族(夫婦+1歳の子供)
食費約1000ドル(レストランでの外食は月に2回ほど・土日の昼はホーカーをよく利用します)
家賃2300ドル
交通費夫婦合わせて200ドル(月に5回ほどタクシー利用) 
光熱費約170ドル
携帯代2人で約100ドル
交際費50ドル(夫婦ともにあまり出かけない)
子育てに関する費用保育園:1800ドル
その他健康保険:100ドル、積立保険:1000ドル
合計約6,720ドル/月


現地採用独身(シェアハウス)

年齢20代前半
家族構成独身
食費500ドル
家賃光熱費込みで700ドル(4人でシェアハウス)
交通費100ドル
携帯代0(会社払い)
交際費300(外食規制がない月)
その他服・日用品200ドル
合計約1800ドル/月


駐在員(夫婦+幼稚園児2人)

年齢30代後半
家族構成4人家族(夫婦+幼稚園児2人)
食費外食、自炊、飲酒:1500ドル(変動あり)

*自宅ではお酒はあまり飲まないが、週末と平日は友人と外食ランチが多い
家賃0(法人契約「会社負担」のため)、光熱費:150ドル
交通費30〜40(電車・Grab、タクシーの費用込み)
*会社から自動車貸与あり
通信費ケーブルテレビ・インターネット・携帯電話:50〜60ドル
子育てに関する費用ベビーシッター/保育園料など3500ドル(習い事込み2人分)

*実際は後日会社から一部負担(精算)あり
その他日用品・保険料・美容代・衣料品:300ドル(変動あり)、エアコン清掃年間:749ドル

保険:風邪などでは保険適用
歯医者は適用除外。虫歯治療で一回500ドルなど
*後日一部会社負担(精算)あり
合計約5500ドル/月


費用に対しての雑感

ずっと夏なので、衣服は日本に比べてあまりかからなくなりました。同じような駐在員の友人とのランチに行ったり、ディナーやご飯(食費、交際費)は増えました。

また、日本では働いていたため、時間がありませんでしたが、こちらでは時間があるため、習い事(大人)の費用も発生するようになりました。



シンガポールと日本の生活費を比較し、さらに実際住んでいる方の項目別費用も調査しました。全体的に物価の高いと言われるシンガポールですが、項目別に見ると日本とほぼ変わらなかったり、逆にシンガポールの方が安い項目もありました。単身かどうか、家族の人数や生活の仕方で左右される項目も多そうです。ぜひ今後の生活費の参考にしてみてください。

シンガポール、日本比較まとめ

シンガポールの平均賃金ほぼ同等
食費外食、飲酒はシンガポールの方が高い
自炊は同等
家賃シンガポールの方が高い
光熱費ほぼ同等
交通費日本の方が高い
子育てに関する費用シンガポールの方が高い
通信費ほぼ同等
その他の出費ほぼ同等


こちらの動画でも生活費について詳しく説明していますので、ぜひご参考にしてくださいね!




 

この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポールライフをもっと楽しく豊かに、をコンセプトに、在留邦人や短期滞在者、またシンガポールに興味がある方に、実用的で生活に役立つ情報を提供しています。