シンガポールから行くカンボジア!おすすめの観光スポットや楽しみ方をまとめてお届け!

シンガポールから、近隣の国々へ旅してみませんか?今回は、カンボジアをご紹介します。遺跡群から神秘的なエネルギーを感じる、緑豊かなホテルでリラックスするなど、さまざまな楽しみ方ができるカンボジアについてお伝えします。




シンガポールから身近な国、カンボジアってどんな国?

カンボジアはインドシナ半島に位置し、タイ、ラオス、ベトナムと隣接する国です。正式国名はカンボジア王国(Kingdom of Cambodia)で、国土面積は18万1035km平方メートル(日本の約半分)、人口は約1,530万人(2019年カンボジア国勢調査)です。首都はプノンペンで、公用語はクメール語です。

カンボジアの気候は熱帯モンスーン気候で、乾季と雨季があります。1年を通じて30℃を越えるような暑さで、日本の夏のような気候です。


シンガポールからカンボジアへのアクセス方法は?

シンガポールからカンボジアまでの渡航時間、料金は、

シンガポール→プノンペン 約2時間・S$693
シンガポール→シェムリアップ 約2時間15分・S$1022
シンガポール→シアヌークビル シェムリアップ経由で計約3時間30分・S$1022(シンガポール→プノンペン)+US$127(シェムリアップ→シアヌークビル)
※シンガポール航空、カンボジア・アンコール航空利用、大人1名、エコノミークラス利用、2022年10月編集部調べ

となっています。フライト時間も短く、シンガポールからの身近な海外旅行先としておすすめです。


カンボジアのおすすめ観光地

アンコールワット

カンボジアと聞くと、最初にこの観光スポットを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。アンコールワットは、12世紀前半に建てられたヒンドゥー教の寺院群です。

この寺院遺跡群は世界遺産に登録されており、ヒンドゥー教と仏教の融合文化と言われるクメール美術のレリーフが施された建造物の美しさは圧巻です。カンボジア観光をするならぜひ訪れたいスポットです。


アンコールトム

アンコールトムは、アンコールワットに隣接するカンボジア王朝の跡地です。この遺跡もアンコールワットとともに世界遺産に登録されています。

二重の回廊に囲まれたバイヨン寺院のほか、王宮や多くの寺院、神々の像を見ることができます。「クメールの微笑み」と呼ばれるバイヨン寺院の四面仏は、世界中から訪れる人々を温かく迎えます。周囲12キロメートルの環濠都城、高さ8メートルの城壁や、5つの城門など、スケールの大きさに圧倒されることでしょう。


シェムリアップ

首都プノンペンから北西に約300㎞に位置し、アンコールワットやアンコールトムといった世界遺産に近いことから、観光都市として栄えている都市です。オールドマーケットでは、クメール雑貨やお土産などのショッピングが楽しめます。

また、郊外に広がるトンレサップ湖クルーズに参加すれば、湖の風景や水上生活者の暮らしを見ることができます。


国立博物館

首都プノンペンにあり、隣には現国王の住居である王宮があります。カンボジア全土から出土した彫刻、遺跡のレリーフなどの歴史的価値の高い収蔵品があり、クメール芸術に触れることができます。また、建物の外観の赤も印象的で、一見の価値があります。

National museum of Cambodia(カンボジア国立博物館)
住所:Street 13, Sangkat Chey Chumneas, Khan Daun Penh, Phnom Penh, Kingdom of Cambodia
営業時間:8:00-11:30、13:30-17:00(最終入場は 16:30まで)
定休日:なし
電話番号:+855 0(23) 211 753
WEBサイト
 
入場料
10歳~17歳(外国人) US$5
18歳以上(外国人)  US$10
子どもおよび学校団体は無料

 

カンボジア観光でおすすめのホテル

カンボジアには魅力的なホテルがたくさん!ここでは、ぜひおすすめしたいホテルを3つご紹介します。

※料金は各ホテルの公式サイトの記載を基にした1泊あたり(大人1名)の価格で、税およびサービス料金は別。2022年10月時点の編集部調べとなります。詳しくは公式サイトをご確認ください。

Jaya House River Park

(左)出典:Jaya House River Park(右)出典:Jaya House River Park

シェムリアップ川沿いの静かな場所にあり、アンコールワットまでトゥクトゥクで約6分ほどで観光のアクセスも◎。広々とした庭園や、クメール調の美しいデザインでまとめられたラグジュアリーな館内でゆったりと過ごせば、世界遺産をめぐる旅がより特別なものになるでしょう。

Jaya House River Park(ジャヤ ハウス リバー パーク)
料金:US$165~(10/28 大人一名で検索した場合)
住所:River road, Treang Village, Slor Kram Commune, Siem Reap, Cambodia
電話番号:+855 639 62 555
メール:INFO@JAYAHOUSERIVERPARK.COM
WEBサイト



Rose Wood Phnom Penh

(左)出典:Rose Wood Phnom Penh(右)出典:Rose Wood Phnom Penh

プノンペン中心部にある39階建てのバタナックキャピタルタワーの上層階14フロアに位置するホテルです。プノンペンで一番高いこの建物からは市内を一望でき、眼下に広がるパノラマビューや、メコン川やプノンペン市街地の眺めを楽しめます観光の要であるプノンペン駅から徒歩6分ほどの便利な場所にあり、交通アクセスも良好です。

Rose Wood Phnom Penh(ローズ ウッド プノンペン)
料金:US$420~(10/28 大人一名で検索した場合)
住所:Vattanac Capital Tower, 66 Monivong Boulevard, Sangkat Wat Phnom, Khan Daun Penh, 120211, Phnom Penh, Kingdom of Cambodia
電話番号:+855 23 936 888
メール:phnompenh@rosewoodhotels.com
WEBサイト



The Cockatoo Nature Resort & Spa

(左)出典:The Cockatoo Nature Resort & Spa(右)出典:The Cockatoo Nature Resort & Spa

シェムリアップのオールドマーケットから徒歩10分の場所にありながら、朝は鳥の鳴き声が聞こえる静かな環境にあります。日本人経営であり、日本語を話せるスタッフが常駐しており初めての観光でも安心して滞在できます。ホームページは日本語対応、問い合わせも日本語でできます。

プールやレストラン、緑豊かなトロピカルガーデンもありリラックスできます。

The Cockatoo Nature Resort & Spa(ザ コッカトゥ ネイチャー リゾート&スパ)
料金:US$100~(宿泊サイトExpedia 11/9 大人一名で検索した場合)
住所:#104 Wat Damnak Village, Siem Reap Cambodia
電話番号:+855 63 969 069
問い合わせフォーム(日本語)
WEBサイト



絶対に試したい!カンボジア料理

カンボジアでは、主食の米に魚料理とスープがつくのが基本のスタイルです。肉料理よりも魚料理が親しまれており、食べられている魚の種類も豊富です。ご飯に合う甘辛い味付けは日本人の好みにもぴったり。タイ料理ほど辛味が強くないため、辛い物が苦手な方もぜひお試しください。

カンボジア料理は別名クメール料理とも呼ばれています。カンボジア観光でぜひ食べたい、おすすめの3品をご紹介します。

アモック

カンボジアの伝統料理です。淡水魚、野菜、ココナッツミルク、魚醤などを合わせて、バナナの葉で包むか、ココナッツの殻に入れて蒸した料理です。卵を加えて茶碗蒸しのような食感に仕上げたものと、香辛料を加えてスープカレーのように食べるものがあります。どちらも甘くマイルドで、白いご飯に合います。

クイティウ

カンボジアの代表的な麺料理で、朝食や軽食の定番です。塩味、または牛骨の温かいスープに、米でできた麺を入れ、牛肉や豚肉、魚介類などの具材をのせます。米でできた麺と言えばベトナムのフォーが有名ですが、フォーが平麺であるのに対し、クイティウでは細麵が使われています。

プラホック・クティ

伝統調味料のプラホックを使った、カンボジアを代表するディップソースです。豚ひき肉を炒めてプラホックとココナッツミルクで味付けし、生野菜につけて食べます。

プラホックは魚を塩漬けにして発酵させたものです。カンボジアでは、日本の味噌や塩辛のような存在と言われています。カンボジア料理には欠かせない調味料で、スープや炒め物の味付けに使われます。独特の香りと風味がありますが、慣れてくるとやみつきになるおいしさです。


世界遺産だけでない魅力がたくさん!ぜひカンボジア観光を!

いかがでしたか?カンボジアでは、有名な世界遺産・アンコールワットで歴史に触れたり、プノンペン中心部での観光やカンボジア料理を楽しめたりと、さまざまな魅力があることがおわかりいただけたと思います。シンガポールからも短時間のフライトで行けるカンボジアをぜひ訪れてみてください。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。






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この記事を書いた人

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